来るのレビュー・感想・評価
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来る
2018年102本目の劇場鑑賞。
澤村伊智による第22回日本ホラー小説大賞受賞作「ぼぎわんが、来る」を中島哲也監督が豪華キャストの共演で映画化した戦慄のホラー・エンタテインメント。
謎の怪異に取り憑かれた一組の家族と、
その正体を突き止めるべく調査に乗り出したオカルトライターが、
民俗学者や霊媒師らの力を借りて想像を絶する最恐の敵に立ち向かっていくさまを鮮烈に描き出す。
原作は未読。
小松菜奈目当てで鑑賞。
タイトルの“来る”というのは、
原作小説のタイトルあるもので既に名前だけネタバレしてる。
劇中では三重県に伝わる妖怪だとちらっと言っただけ。
以降は“あれ”呼ばわり。
主人公が入れ替わる三章からなる構成。
気になる小松菜奈は、
ピンクの髪のギャバ嬢霊媒師を演じてたけどやっぱり可愛かった。
田原秀樹演じる妻夫木聡のクソっぷりも良かった。
“あれ”の正体は明確には明かされないものの、
物凄い力を持っているというのは伝わってきます。
沖縄から来たおばちゃん霊媒師たちは完全にコメディだった。
松たか子演じる比嘉琴子は最強な霊媒師で、
“あれ”の事も全てお見通しなわけで、
クライマック行われる大規模な除霊の儀式は、
ホラー映画とは思えないほどお金がかけられている感じで、
エンターテインメント性があって見応えあり。
小説を読んだ人には向かない
小説を読んでいたので、映像化に興味があり前売りまで購入して楽しみにしていました。
しかし全く別の物語だったので、ガッカリです。
それでも面白ければ物語にのめりこめたのですが、登場人物には共感も出来ず、自分が常に傍観してる立場なので、怖く感じられない為ハラハラドキドキなどせず。
また、映像化での一番の興味が、ぼぎわんをどう表現するがだったので、その失望もあります。
小説を読んだ人は、期待して観にいってはダメです。
うーーーーーんうんうーーーーん
やっと出会えた最高の一本 絶対みて欲しい
面白すぎて公開3日目ですが既に二回観にいきました。凄すぎるほんとうに凄かった。オープニングからラストまでカッコいいカット、音楽、表現が多くてまず引き込まれる。さすが中島監督って感じ。前半で妻夫木家やそれを取り巻く人々の闇を描きつつ段々と本性が明らかになるところがゾクゾクさせられた。アレの恐怖もありますがやはり怖いのは人というのがすごく良かった。妻夫木君と黒木華の演技力の高さにグイグイ引き込まれて、もう怖い怖い。家庭と人が崩壊していく様子が辛かった、と同時に興奮した。後半はお祭り騒ぎでカッコいいしもう色々訳のわからない感情が湧き上がってきて『この映画凄い』と思わざるを得なかった。そしてあのオチには痺れさせられた。
カッコよさとか怖さだけじゃなくておそらく中島監督がテーマにしているであろう 命 についても考えさせられる作品だ。ただ、ジャパニーズホラーを求めてこれを観るのはカメラを止めるなをゾンビ映画と思って観るぐらい違う。この映画に対する批判をしてる人のほとんどがいわゆるお化け的な恐怖を求めていた人だ。この映画のテーマは人の怖さでありお化け的な何かではない(もちろん ぼぎわん も相当怖いが)
告白や渇き的な面白さなのでその二つを面白いと思った人にオススメ
割とグロくて重めなのでデートで行こうと思ってる人はやめたほうがいいです。
原作未読。だからかな?良かったです!
ホラーと思って観に行くと肩透かし
リング系のジャパニーズホラーだと思って観に行った私は肩透かし喰らい、怖さは全くなし。「エンターテイメント」って宣伝されてたので看板に偽りなし。
話の展開は意外だったりするし、いろんな宗教・霊媒師がごちゃ混ぜで出てきたりで面白い要素は入ってますが、何も残らない感は他の方が書いてられるとおりかと。でも「エンタメ」ってそういうモンですよね。
批判の多いラストも、女の子が普通のかわいい子なんだと思わせてくれることと、バタバタ人が死んでく中で最後に明るさ出してくれることで、私は好きです。
ホラーエンターテイメント
エンタメ期待する人は大人しく他の映画見ましょう。
なぜホラーというジャンルだったのか・・・
ここでチケット予約する際、レビュー評価がエライ低くて『大丈夫かな?』って思ったんですが、観終わった後『あぁ、なるほどw』と思いました。
中島哲也監督作品にありがちな物語の構成の仕方や伝えたい(?)テーマを描くにあたって《ホラー》というジャンルを選んだこと、色々と裏目に捉えられてしまったのもあるかなー。
ターゲットは恐らく《いいパパ、いいママであろうとする幼児虐待予備軍》だと思うんですが、その辺りに無自覚に恐怖心を植え付けようとするならホラーというジャンルは選ばない方がよかったのかも・・・ 。
人は民間伝承だとか《いい伝え》を無意識に避けたりしますが、そういう意味合いで民間伝承とホラーを結びつけたのかもしれないですが、ホラーの時点で観る気がしなくなってしまうような気がします。
だからCMはザキヤマさん起用でホラー感を抑えたのかな??
呉監督の《きみはいい子》だとか是枝監督の《誰も知らない》とかの方があからさまに嫌悪感は感じるけど、その分ずっしりと心に残りましたが、あぁいうジャンルでも中島監督ならうまく描けたんじゃないかなーと思いました。
ただ中島監督作品好きな僕的にはそれなりに面白く観れました。
真琴と野崎のコンビは子供を失ったからこそ、二度と戻らない《それ》から逃げてはいけないということを知っている。だから優しくなれる。
香奈は気づくのが遅かった・・・ ということかな?
ラストのオチのシニカルな描写は『中島監督らしいなーw』と思いました。
ひとつとても気になった点は物語に決着をつけるためとはいえ、野崎が琴子登場以降、頼りない情けない感じに急激にキャラ変したところ。
除霊中にトイレに行くくだりとか、かつてない異常事態に戸惑うというレベルではないキャラ変具合が違和感ハンパでなかったです。
とにかく上手い。作りが上手い。
まあこの位の作品だと思ってたが?
怖くて面白くて怖い
来ないで
ほんとうに怖いのは、人間のエゴ
豪華キャスティングのホラー映画ということで公開前から話題。原作は"第22回日本ホラー大賞"に輝いた澤村伊智の小説「ぼぎわんが、来る」。
岡田准一が主演かというと、そうでもない。中島哲也監督のもとに、揃いも揃った黒木華、小松菜奈、松たか子、妻夫木聡それぞれが、きっちりとエピソードを持った役柄を演じているので、見どころたっぷりのオールスター映画である。
ホラー馴れしていないと怖いかもしれないが、ホラー好きには見慣れたシーンを組み合わせただけの、"あるあるホラー"。むしろ笑える。多くの名作ホラーの要素を踏襲し、"悪魔祓い"は、宗教こそ違えど「エクソシスト」(1973)だし、各種スプラッター系のグロテスクさや、滝のように流れる大量の鮮血など、オーソドックスなホラー博物館である。
"B級ホラー"という言葉がある。それは低予算セットやVFXだけではなく、出演者の演技に起因していることもままある。アイドルの初出演するホラーは、"キャーキャー"と悲鳴を上げてれば、ヘタな演技をさせるよりツブシが効く、という理由だったりする。
もちろん本作はB級ではなく、実にソツのない優等生である。そういう"B級"とは一線を画する演技力。一流がホラーをやると、こうなるのね。妻夫木聡は何をやっても上手いね。
顔にキズ跡のある、松たか子のナンバーワン霊媒師。その妹の霊媒師を演じる小松菜奈は、髪をバッサリとショートにしてオレンジ色に染め上げた。
一方で、本作は厳密にはホラー映画ではなく、メッセージ性あるヒューマンドラマだ。この作品でほんとうに怖がらせたいのは、"人間のエゴ"。
自分を守るためにつく嘘。自分を正当化するために否定する、相手の行動。誰もがやっている"本音とタテマエ"。世間体のために取り繕うことを"ぼぎわん"は、襲ってくる。観終わってからじわじわとくる、"怖いのは、人間”。
(2018/12/7/ユナイテッドシネマ豊洲/シネスコ)
ホラー映画なん?
ホラー映画苦手なのですが
予告で気になっていたので観て来た。
そんなに怖くなかった。
いや、黒木華さん怖かったかな。
松たか子さん、柴田理恵さん
なんか いい味出してたと思う。
(笑ってしまった)
オムライスの国のシーン要る?
最後…解決したん?
続編あったら観ないです。
不思議な微妙な映画かな?
楽しめたような気がする。かも?
やっぱ「リング」が怖かったなー
て、改めて思った次第です。
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