「松たか子と柴田理恵に救われた」来る 黒黒さんの映画レビュー(感想・評価)
松たか子と柴田理恵に救われた
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澤村伊智先生の原作は傑作です。原作ラストのお祓いのシーンで、除霊している比嘉真琴(映画では、松たか子)の素性を知った魍魎達がおののく様など吹き出してしまいました。とにかくこの映画は、松たか子さんと柴田理恵さんの存在に救われました。カメラワークもなかなかで、松たか子さんが暗い清流で身を清めている導入部から引き込まれましたが、妻夫木君と黒木華さんのくだりはどーでも良かったです。あそこはあまりにもクダラナイので七割カットで良いと思います。岡田君が松さんにぶん殴られるシーンは最高でしたね(≧▽≦)それから沖縄のオバちゃん達にはもっともっと活躍してほしかった。それから団地の前の公園に有象無象の宗教者みたいな人達が集まって皆殺しになっちゃいましたが、あれもいりませんでした。チマチョゴリは特に意味不明・・・。澤村伊智先生の著作には、他にもこの比嘉姉妹が活躍する「ずうのめ」や「ししりば」などの傑作があるので、また映画化してほしいですね。
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