劇場公開日 2018年12月7日

「嫌ぁな映画」来る 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)

2.0嫌ぁな映画

2019年10月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

僕の好みではなかった。
怖いというより、ただただ嫌な映画だった。

子どもがいる幸せを描かず、
しんどい部分だけを描く伏線が辛かった。
まるで子どもが悪かのような家族描写は
子育て中の僕には見るに耐えなかった。

登場人物が次々死んで行く中盤こそ、おっ!と
思ったけど、後半は間延びしてる気がして
しんどかった。
中島哲也は狂ってる。そして毒っ気がある。
その毒を好むかどうかの問題だと思う。
ただ、己を通してやりたい事やるんじゃ!
分からん奴は知らん!
という物作りは凄いと思ったりもする。
僕にとっては、「告白」以降毒っ気が増して増して、
ちょっと厳しくなってきた。

出産、育児がテーマにあると思うのだけど、
岡田くんのキャラ描写が突然のように思えて
感情移入も出来なかったし、
肝心の除霊?のシーンも派手ではあったけど、
何をやってるのかよくわからなくて、
全体的にガッカリしてしまった。

ラストも毒が強すぎてポカーンだった。

奥嶋ひろまさ