あの日のオルガンのレビュー・感想・評価
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あの戦争の最中の市井の人々の息遣いを感じました
第二次大戦末期、都心の保育園の集団疎開での、保母・園児たち、そして疎開先の人々との交流を描いた作品。戦火が迫り、否が応でも身近に死を意識しなければならない緊張感の中、保母さんたちの健気な奮闘は本当に感動もの。特に保母さんたちの取纏め役に扮する戸田恵梨香さんは好演でした。実話が下敷きであったとのこと。日本中がこうやってあの辛い日々を乗り越え、命を繋いで来たのかと思うと、スクリーンがどうしても曇って見えて仕方が無かったです。
W主演女優の魅力満載
152席シアターを独占鑑賞。戦闘シーン等は無いがこれも一つの戦争映画。戦争により苦難を強いられた保母たちの実話でW主演女優2人の魅力が満載。戸田恵梨香は納得の演技だがそれ以上に大原櫻子の天真爛漫な演技が素晴らしかった。彼女は今後も要注目。
2019-83
そういうことがあったことを知らなかった。
幼児には疎開はなかった。
初めて知りました。
時間がなくて、監督のご挨拶まで聞くことができずに退室しました。
本当に悲しんでいる人は、悲しみを表に出さない。
主人公はそんな人でした。
戦争に最後まで生き残った人たちがいて、今の日本がある。
私たちがやっていることに、どんな意味があるのだろうかと、疲れくたびれて、希望を持てない保母さんたちでしたが、エンディングのあの写真を見てビリビリきました。
やってきてよかったね、すごいことをやったのですねと労いの言葉を送ってあげたいです。
高評価なのに今週で上映終了。これは観ておかねば。仕事早退、劇場直行...
高評価なのに今週で上映終了。これは観ておかねば。仕事早退、劇場直行(笑)
戦時中の保母たちの奮闘記。疎開保育園なんてあったんですね。
私の本作でのクライマックスは、はっちゃん先生がみっちゃん先生を優しく諭すシーン。号泣。
若き保母たちの演技は皆良かった。特に佐久間由衣と堀田真由。
他のメインキャストは私には疑問。
主演の戸田恵梨香。これでは単にヒステリック姉ちゃんだ。怒る中での愛情がその演技には見受けられない。田中直樹はちょっと軽すぎ。林家正蔵は問答無用(笑)
エンディングの謎の全員登場も?なんとなく2時間ドラマっぽくなってしまった。
主演には土屋太鳳ちゃんを抜擢し、田中の代わりにオダギリジョーを。って、これ、単にドラマ「チア☆ダン」好きがバレバレじゃん(笑)
G-5席にて靴下脱いで鑑賞。いい季節が近づいてきましたね。
なかなかよかったぞ
実話物って自分の中のハードルを越えきれないことがよくあるんだけど、俳優陣の熱演が胸を熱くさせました。めちゃ泣いた。萩原利久と山中崇はどの作品にもいるな。あと林家正蔵!!泣かされた〜〜
子供の未来を
親が子供を疎開保育に託す場面
涙が出ます
可愛くて手放したく無いのはわかるけど、親なら、子供に未来を導くか奪うか…
戦場での闘いは男にしか出来ないと思うし
子供を守る闘いは女性にしか出来ないと思います
彼女たちは悲しみを乗り越えて生きて来た
平松監督は、単なるお涙頂戴ものにはしたくなかったらしい。あからさまに泣かしに来なかった、確かに。子供を悪用する事なく、保母さん達が、命を守るために奔走し、喘ぎ、成長して行く物語。
皆んな、悲しみを乗り越えて生きて行く、いや、これまで生きて来た、って言う佳作。
ただ一つだけクレーム。「戦争はどこまでも追いかけて来る」は違います。「戦争は振り払えば良いもの」。政治で、かかる火の粉を振り払わなければならないのが、今の日本なので、ここだけは少しイラッとしました。
べっぴんさんべっぴんさん一人も飛ばさず…
早起きして観て来ました。
この世界の片隅の実話の物語。
最後の方は泣けてきた。
実際、素晴らしい方々ですよね。
英雄ですよね。
観て良かったです。いずれテレビ放送して欲しいですね。
(個人的に)大原櫻子 この子大注目やわ!
保育疎開は知らなかった
学童疎開は知っていたが、保育疎開があったことは全く知らなかった。映画の始めはぎこちなく見えた戸田恵梨香、大原櫻子ともに、ストーリーの進展に応じてはまってきた。ただ、橋爪功以外、役者陣の少し軽い感じが否めない。
空襲下の知られざる逸話にスポットを当てた貴重な作品。若い世代の感想を聞きたい。
深く考えさせられる映画
戦時中の手記を読むとよく「誰もが生きるのに精いっぱいだった」と言う表現が出てきます。そんな時代に自分や肉親を二の次にして子供たちの命を救うために必死に働いた保母たち。彼女らもまだ二十代中ごろ、自身の不安を押し殺し必死になって疎開先で奮闘した事実は未来永劫語り継がれるでしょう。
この手の映画は苦手ですが、これはオススメ
直接反戦の映画ではないが、悲惨な被災シーンは押さえぎみ、平和ボケしている我々に、避難の保母さん、子供たちの疲弊がひしひし訴えて来ます。実写版にして火垂るの丘級と思いました。忘れた頃にまた見たいです。
評価通り良い作品だった。 戦時中が舞台の作品だと、空襲の場面が描か...
評価通り良い作品だった。
戦時中が舞台の作品だと、空襲の場面が描かれる作品が多い中、疎開先が舞台なので、そういった場面がほぼないのが新鮮。
戦時中でも保育園があったのもヘェ〜と思った。(東京はすでに共働きの時代だったのかな?)
集団疎開の疎開先での様子ってあまり詳しく観ることがないから「消費班」って言われてるのを聞いてやっぱり疎開先の人たちに善意で養ってもらっていたんだとわかった。
キャストがちょっと不満で、戸田恵梨香や田中直樹がどうしても本人のイメージや他作品での役のイメージがちらついて感情移入できなかった。
あと単純にみっちゃん先生とか同僚にいたらめちゃくちゃイラつくと思った(笑)…のと、みっちゃん先生の雑巾掛けの仕方に違和感。
久しぶりの戦時中の映画…凄く良い❗
星🌟🌟🌟🌟日本の戦時中を描いた作品を観るのは久しぶりでした❗若手の大原櫻子が天真爛漫な新米保母さん役で凄くいい演技してました‼戦争ものは暗くなりがちですが彼女の明るさが作品を温かく涙を誘う佳作にしていると思います🎵どちらかといえば彼女が主役で戸田恵梨香はサポート役みたいでした❗空襲で幼い命が沢山亡くなったのは凄く悲しいですが疎開保育園のおかげで少しでも子供達が助かったことは救いだと思います❗
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