「異色のMARVEL」ヴェノム aMacleanさんの映画レビュー(感想・評価)
異色のMARVEL
マッドマックスのトム・ハーディが、自信過剰のTVジャーナリストとして、お気楽な主人公エディを演じる。
弁護士の彼女役には、ミシェル・ウィリアムズ。大好きな「マンチェスター・バイ・ザ・シー」や「ゲティ家の身代金」では魅力的だったが、こちらではキュートさを出そうとしていたのか、ちょっと無理があったかな。少し影のさした雰囲気が良かったのに。
ストーリーは、大富豪の財団が、彗星で生命体を発見し地球に持ち帰るが、事故で4匹のうち1匹が脱走してしまう。その生き物は地上では生物に寄生しないと生きられない。その富豪は生命体を人間に寄生させて、宇宙でも生きられる体を手に入れようとようと目論む。富豪の悪事を暴こうとしたエディは、報復を受けて仕事も彼女失ってしまうが…といった展開だ。
VFXは凄い。ドロドロな生命体が寄生するところなど、なかなか自然で良かった。アクションシーンも凄いのだが、目が追いつかなくて、なんだかわからないところも多いのが少し残念。
善悪はっきりしたものが多いMARVELの中で、人間を食べてしまうヒーロー(?)は彼だけだろう。異色のヒーローは一見の価値ありです。
コメントする