トラさん　僕が猫になったワケのレビュー・感想・評価

事故シーンに体がビクッと震えました。泣かない家族とコミカルなトラさんとのやりとりは、生前のそれと変わらずクスリと笑えるものでした。残り少ない時間を意識して初めて見ようとする家族の心。そして見えた本音。原作も映画後に読ませて頂きましたがラストは違いは多少あれど、伝えようとする物は同じでポロポロポロポロ涙が勝手に出てきます。そしてラストの笑顔。当たり前はない、どんなことも当然ではない、忘れてしまう「気持ちを伝える」ということをしっかりとストレートに思い出させてもらいました。今、自分に出来ることと向き合います。

娘と一緒に観て来ました。観る前は全く興味の無かった娘も途中からグイグイ引き込まれ、最後には涙を拭っていました。
家族の絆を再確認できる映画です♡

ポスターを見てコメディかギャグかなと思ってましたが、見て良かったなと思いました。前半は会場が笑いに包まれたりとほっこりするシーンが多かったのですが、物語が進むに連れてじわじわと涙が。

猫の着ぐるみも非常に面白い。ポスターからは違和感しか感じなかったなのに、物語の最後の方では全く気にならなくなってる。この手の猫映画なら本物の猫に声を当ててやっても良かったはずだが、そこをあえて人間に猫役をやらせたのは家族ものの映画として正解だと思う。

エンドロールの曲も映画の内容にあっていて良かった。見終わった後にはスズオのことが頭から離れず、しばらく席に座ってボーッとしていた。観た人の心に必ず何かを残してくれる作品だと思う。ご家族や恋人と行くことをオススメしたい。

高校生と小学生の娘2人と観に行きました。
2人共感動し泣いていました。
子供達と私の目線がそれぞれ違う所に向いていて、一人一人違う所で感動してるように思えました。

いつも当たり前の生活を当たり前だけにせず、ひとつひとつ大事にしていかなきゃなって思わせてくれました。

次は旦那と観に行きたいです。

トラさん、ダメ夫が事故で亡くなって猫の姿で戻ってくる、という話よりまず先にあの北山宏光さんの猫の姿のインパクトの強さ。どうなるのか…下手したら…なんてことも思いましたが、全部吹っ飛びました。いつのまにか人間の変わり果てた姿ということも受け入れてたし、人間からは猫にしか見えてないんだなと。その上でスズオの気持ちが伝わらないもどかしさは切なかったです。スズオ自身もこの姿にならなければ愛してくれる家族の大切さに気づかなかっただろうなあ。スズオが「ダメ夫」なのに誰にも嫌われてない天才肌（？）なところも愛嬌があって好感が持てます。クライマックスから漫画を描くシーンはリアリティがあったし現実とファンタジーの配分も良かったです。上演時間の長さもちょうどいい！

主演の北山くんをきっかけに知った作品。原作を読んでから映画を見ました。原作とは少し違うところもあったけれど、終わり方が良かった。私は北山くんのファンであるからスクリーンに彼が映った瞬間から泣いてしまったのだけれど、この話凄く感動します。ずっと泣きっぱなしでした。北山くんと多部未華子さんと子役の宏ヶ路ちゃんの演技に圧倒され話にのめり込んでしまいます。
死を題材にされてるのにあまり深刻すぎないのが良いです。笑いもありますし猫として戻ってくる。しかもその猫のスーツが可愛いので癒されます。本物の猫も登場するので猫好きの方にもオススメしたいです。
私のお気に入りのシーンは、北山くん演じる寿々男と多部未華子さん演じるナツコが二人で何にも言わず笑い合うシーン。私は理想の夫婦を発見したかもしれません。
身近にいる人を大切に。言葉で思いを伝えるのは本当に大切なんだと改めて思いました。
見て損はない作品だと思います。たくさんの人に愛される作品となりますように。

ポスターの主人公は猫着ぐるみを着ているし、泣ける映画だとの謳い文句にひねくれ者の自分は、絶対泣くものか！と思いながら見た映画でしたが…不覚にも泣かされてしまいました。
負けた…

登場人物も少ないしストーリーとしてはとてもシンプルな映画ではあるけれど、誰にでも共通する家族への愛を再確認できる、暖かい映画でした。
主人公とその妻、そして子役それぞれの暖かい雰囲気と最後のお互いを思いやる気持ちがセリフ回し、表情、演技からストレートに伝わってきて泣かざるを得ないのです。
最後、主人公が漫画を描くシーンはセリフは一切ないけれど手先の動きや道具の使い方、音などでグッと惹き込まれます。
シンプルに良作。
そんな映画でした。

猫の着ぐるみを着てちょっとおふざけの映画かと思ったけど家族愛が描かれていて素敵でした。みゆちゃんが真っ直ぐな子で良かった

原作が好きでコレどーやってやんの？って興味ありで見ましたが大変失礼な事に北山さんがスズオの完全な三次元形態でびっくり（笑）あんなお調子者のダメダメ感を自然に演じてる？もはや演技じゃない？てくらい。原作のベースはそのままで短い時間に上手く内容変化させたなって感心。逆にスズオの死の場面は映像だからこそ突然の呆気なさがより伝わり衝撃的。猫着ぐるみ？のシュールさと細かい部分のリアリティが混在してるの面白い。言動の節々に駄目旦那と思いきや一途な愛のある男だと言うのに気付かされたり結構深く観れるもんだと思ったので貶してやろう的なキモチは捨てて観てみたらきっとスタンダードなよくあるいかにも良さそな雰囲気のお涙頂戴モノより全然いい映画。主題歌も歌詞がいつも真面目な話も最後はおちゃらけるよなスズオの気持ちみたいで実はエンドクレジットでいちばん泣いてしまった。あと原作でもそうだったが どんどん猫のトラさんの姿が可愛く見えてくる謎（笑）

「泣ける」と謳う宣伝は苦手です。ですが、おもしろかったです。主人公が猫の着ぐるみ姿である突飛さ意外は、ごく普通の家庭の物語で、大きな事件もどんでん返しの衝撃もない。しかし、だからこそ身近にある死、日常の大切さを思い知る作品でした。
死をテーマにしながら、明るい笑顔が多く、猫たちのシーンも笑えます。子役の女の子の少し生意気なところすごくリアルでかわいかった！北山さんもコミカルな猫の表現と、父親らしい表情の切り替えが良かった。
猫になり、家族と言葉が通じないもどかしさが切ない。日めくりカレンダーや、家族の絵など小物使いで印象的なシーンを作っている。
予告ではわかりにくいけど「漫画」も大きなキーワードになっていて、漫画とアニメーションを使った見せ方がとてもおもしろかったです。
「泣きに」行かなくても、あたたかい気持ちを持ち帰ることのできる作品だと思います。

こんなに泣いた映画は初めてです!!ハンドタオルで拭いても拭いても流れ出てくる涙…でも、笑いもあり、ホッコリもあり、本当に素敵な映画でした。家族愛素敵ですね。

ダメ夫を演じる北山さんが、なぜか憎めません。猫の姿になってからもダメっぷりは相変わらず、でも憎めない。会場のあちこちから前半にはクスクス笑い声と後半すすり泣きが聞こえていました。何気ない日常にある幸せ、そして気持ちを言葉にして伝える事が大切だと教えてくれる映画です。出逢った白猫とのやりとり、夫婦のやりとり、母娘のやりとり、父娘のやりとり、何回も何回も泣いてしまいました。でも、悲しいだけでなく最後にはほっこりした気持ちにさせてくれました。役者の皆さん、どなたも演技が素晴らしかったです。

人生の終わりに満面の笑みのワケ
原作は敢えて読まずに初日を迎え、2日後にまた足を運んでしまいました。
丁寧に作ってあるこの映画は一度では細かい所まで見切れませんでした。
主人公の寿々男は本当にダメ男でしたが、家族への想いはきちんと伝えていた。
猫になってしまってもダメ猫で言葉も行動でも意思を伝えられない…もどかしさ
そして気づき！
何処にでも居そうな家族に起こるファンタジー、自然に涙が溢れます、心が洗われます。老若男女問わず心に響く映画です。

友人に連れられて見に行きました。
アイドルファン向けの映画なのかと思いきやそんな事はなく老若男女誰でも楽しめそうな内容で感動して何度も泣いてしまいました。
感動的とは言っても押し付けがましくなく見終わった後に胸がほんのり温かくなるような映画です。
役者さん達の演技も素晴らしくまたこの人達の演技を見てみたいと思いました。
家族を連れてもう一回見に行きたいです。

原作もこっそり読んで泣いてたのに映画館で自分が泣くとは思いませんでした。とにかく家族大好きな寿々男が北山くんと重なる所も多くて泣いたり笑ったり出来る映画でした。出来るならナツコとのお話がもっと欲しかったかな...ジャニーズだからと見ない方も多いかも知れませんが、1度見ていただきたい作品です！家族を連れてまた観に行きます。

今まで映画やドラマで一度も涙を流したことがなかった私が、初めて泣かされた映画です！まさにトラ泣きでした…。

こんなに感動するとは思っていませんでした。予告だけ見たらコメディーかな？って思うし猫スーツだし笑。
だけど、今生きていることや、家族や友達と話せること、当たり前に暮らせていることそれがどんなに幸せか教えてくれました。

寿々男は本当にだめだめだけど、どこか憎めない愛らしさを持っていてすごく好きになりました。
また、寿々男を支える奈津子も実優も強くてかっこいい女性だと思います。

90分位で映画にしては短いので子供がいても飽きずに観れると思いますし、小学生でも充分理解できる内容だと思います。
ぜひ、大切な人と観て欲しい映画です。
迷っている方は観てみてください。
心が暖かくなって周りに優しくなれると思います。

始まりはポップな物語かと思いきや、途中からずっと涙が止まりませんでした。初主演の北山さんですが演技力はピカイチだと思います。3人が本当の家族のようで微笑ましくなる場面や胸が熱くなる場面など印象に残っている場面が沢山あります。猫スーツとだけあってふざけた映画なのか？と思う方もおられるかと思いますが、騙されたと思って1度見てもらいたいです。大好きな人に大好きときちんと伝えることの大切さを学ぶことが出来ました。

正直、ここまで泣かされると思いませんでした。死がテーマな事もあり、後半は泣かされる場面ばかりなのに、見終わった後はなぜか温かい気持ちになる。家族や幸せな日常を、大事にしなきゃなと感じました。高畑家の3人が本当の家族に見え、愛する人が側にいるって素晴らしい事なんだなーとしんみりしました。

なんのために？と突っ込み満載となる映画。
ファン以外は楽しめない内容なのでは。
まあ..日本芸能のレベルということで。