トラさん 僕が猫になったワケのレビュー・感想・評価
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観て良かったと思える作品
エンドロールで涙が止まらなくなった。
観終わった後暫く胸がぎゅっとなり、心に残るものがある。
この感覚を言葉で表すのは難しいけれど、観た人には伝わると思います。
また、思い返してみると、出演者からは本人を感じさせられることが無く完全に1人のキャラクターだったなと気付きました。
寿々男、奈津子、実優の笑顔が頭から離れません。
素敵な作品を有難うございます。
映像が新しい。意外な佳作にびっくり
キスマイファン以外には、あまり注目されていないけれど、意外な佳作。
ほんとはネコが嫌いなのに、たまたま売れてしまった『ネコマン』ひとつの一発屋の漫画家・高畑寿々男(北山宏光)。いまは妻の稼ぎに頼りきり、毎日ギャンブルに明け暮れている。そんなある日、寿々男は交通事故で亡くなってしまい、猫の姿で家族のもとに戻される。
コメディタッチだが、家族愛を描く感動的なヒューマンドラマになっている。
"Kis-My-Ft2"の北山宏光の主演で、板羽皆による同名人気漫画を実写映画化。これが初主演というが、そして北山のコメディ演技が自然で面白い。
それを妻役の多部未華子が支え、子役の平澤宏々路(ひらさわこころ)ちゃんがうまい。単なる”猫モノ”ではないし、ネコの着ぐるみをきているがヒトを喰ったようなコメディでもない。
なにより"映像"がデジタル的な高解像度でカッチリとクリア。フイルムライクを狙って眠くなる作品がよくあるが、それよりはるかに好感が持てる。
オープニングの樹木の下のベンチのカットから目を引く。筧昌也監督による、1カットずつのフレーミングと繊細なカメラワークに感心。猫の目線、人の目線、ゆっくりと俯瞰する動き。夜のシーンの雲が印象的。凝りすぎのような光の使い方もあるが、多くの観客はそんなところ観てないし…。撮影カメラマンは黒石信淵? CM撮影を主に活動しているようだ。これから注目。
ネコの着ぐるみは、被り物だけでなく頬に毛を張り付けたりして適当じゃない。またセットの背景や小物に至るまで丁寧に作り込まれている。映像がクリアなぶん、ごまかしが効かない。。
映像はマンガを使ったVFXも新鮮だ。おそらく筧昌也監督はマンガ家、イラストレーターとしての経歴も持っているというのが強みになっている。オーソドックスな編集方法と新しい挑戦をクロスオーバーさせている。
筧監督は、バカリズム脚本のTVドラマ「素敵な選TAXI」(2014/2016)の演出も手掛け、そのつながりからバカリズムも本作に出演している。
(2019/2/16/TOHOシネマズ日比谷/シネスコ)
新しい試みの映画です!
人間が猫スーツに身を包んでいるのに、人間には普通の猫に見えニャーニャーにしか聞こえない。映画を観る前は想像するととてもコミカルだしどんな風に描いているのかものすごく興味がありました。
最初の方は猫に扮したトラさん(寿々男)の気持ちと人間が勝手にそうだろうと思う猫の気持ちのズレ具合がとてもおもしろかったり思わず吹き出してしまうような場面も多々ありました。
後半になるにつれて、家族の気持ちの葛藤や想いに胸が締め付けられると同時にただ見つめることしかできないトラさんの歯がゆい想いがひしひしと伝わってきてギューとなります。ダメ男なのに憎めない、ダメ男なのに愛される寿々男の人柄が垣間見れるような場面もあり涙が止まりませんでした。
観終わったあと、観て良かったと心から思えるステキなストーリーです。
今までになかった新しい試みの映画です。
何度でも観たくなります。
家族愛に溢れる作品
演者が好きだから観に行ったのですが、単なるアイドルの映画という感じではなく、感動しました。
北山くんの憎めないダメ夫、ダメ父ぶりがさり気なく上手くて、多部未華子さんとの夫婦の雰囲気がよく、子役の女の子も素直になれない娘を好演でした。
猫仕草をする北山くんはコミカルでよかった。そこからの、終盤は涙なくしては観られない…。切なくも温かい気持ちになるよい映画でした。
子供に見せたい映画です
ちょっと時間があったという理由と猫が好きなので観たのですが、とても心がほっこりする映画でした。子役の方の表情が涙を誘いましたよ。親子3人の家族愛にも色々考えさせられましたし…。ちょっとコミカルなところもあるから親子でも楽しめそうですね。主演の方の演技も素敵でした。
猫の着ぐるみ相手に感動した
ポスターの猫の着ぐるみ(公式では猫スーツらしい)で、ゆるさが出ていて、感動するとは言われていてもそこまでじゃないだろうと思っていた。
映画を見終わった後には号泣してた。
そりゃ人が死ぬ話だしね、とかのレベルじゃなく。家族の愛に号泣した。
主演の北山さんが猫スーツを着こなしつつ、それでも何故か違和感なく最後まで映画の世界観に浸れるのは演技力なのだろうと思う。これで映画初主演、なんてオイシイ初主演。
妻役の多部ちゃんは可愛い妻を演じている。可愛い。演技は素晴らしいことがわかってるのでこれだけ言いたい、可愛い。好き。
娘役の宏々路ちゃんはダメな父親を持って、そのダメな父親に急に死なれてしまうという役を完璧に演じている。ダメな父親を持つと妙にしっかりしている子供の雰囲気もありつつ、ちゃんと子供っぽさもある、とにかく自然に見れるところに演技力の高さを感じた。
北山さん演じるスズオと、多部ちゃん演じるナツコの最後のシーンを是非観て欲しい。
正直、期待以上。
猫になってしまう、という奇想天外の設定ですが、猫の世界や猫として過ごす人間の世界の描写もすごく面白い。
家族が死んでしまい、残された家族や、死んでしまった人の思いを描く事で、感動的な作品に仕上がっているが、90分という短さなので、くどくない。しかし、しっかり伏線は張られているので、想像も膨らませられる。
主演の北山さんの演技は賛否両論あるようだか、いい意味でアイドルらしくなく、原作の寿々男を取り込んで演じられていたように感じるので、良かったと思う。
周りの多部さん、子役の方、バカリズムさん、飯豊さん、要さんの演技もやはり素晴らしく、豪華で見応えがあったと思う。
時間を作ってまた観たい。笑って泣けて人生について考え直して、90分を有意義に過ごせる、そんな映画だと思う。
まずこの映画のチケットを買って映画館の椅子に座って欲しい
北山宏光ファンとしてはもちろん見なくてはと思ったこともでかい。が!
始まって直ぐ北山宏光だからの概念が消え去り、高畑寿々男から目が離せなくなり、トラさん=高畑寿々男に釘付けとなり買ったホットドリンクが殆ど手付かずでぬるくなっていたことに気が付いたのはシネマスペースからチケット販売スペースに戻った時でした。笑い泣き微笑み余韻に痺れた…君を大好きだが流れた時はそれまでに既に濡れてグズグズの顔がまたしてもすぶ濡れ。身体の真ん中にじんわりと居続けるこの感覚はなんだろう2日たった今も消えずのこるこの痺れはなんだろう。
多くの人に見てほしい。この映画を見てほしい。私の連れは母です。子育てに奮闘し孫の成長を楽しみにし片田舎でがむしゃらに働いて古希を迎えた母を今回の映画に誘った。なんと父と恋人同士だった頃洋画を見たのが映画を見た最後で、50年振りの映画館だった。
この映画を選んで良かった。母といい歳をして『あいしてるにゃ~』と笑いあった。家族で笑っていたい。素直にそう思える映画である。ネタバレ少なく書きたくて申し訳ないほど駄文ですみません。老若男女見ていただきたい。
感動だけじゃない
夫、娘を持つものとして、奈津子の気持ちも、寿々夫の気持ちも、痛いほどわかり、いろんな場面で胸が熱くなった。当たり前の日常に感謝することを、あらためて大切にしたいと思わせてくれた映画。ぜひ、ジャニヲタではない人にも観ていたのだきたい作品です。
想像以上
友人に連れられ鑑賞しました。
少女漫画の実写化だし、北山さんの猫スーツ?の姿に、コメディ要素が強いのかな~と思いながら観に行きましたが、ハンカチなしでは見れなかったです。
家族の形や、猫姿の時の北山さんの細かな動き、演技、作品自体の空気感がとても温かく感じました。
お子さんにも、お父さん世代にも見られる素敵な作品でした。
ふんわりします
ネコスーツの主人公に違和感を感じるかな?って思いましたが、全然違和感なく、むしろネコスーツが味をだす作品で、終盤に向かってどんどん愛情溢れる展開に引き込まれました!娘ちゃんも可愛かったし、多部ちゃんの奥さんも素敵でした!アイドル映画だと嫌悪感抜きにして家族で見て欲しい作品でした!
まぁギャグだけど、、
ギャンブル大好き売れない漫画家のダメ男が突然死んで猫になる話。
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こういう自分が好きなアイドル(いわゆる自担)が出てる映画こそ感想書きにくいものはない。書こうと思えばいくらでも自担の褒めるポイントが湧き出てくる。
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たとえその映画がクソだったとしても、自担が大スクリーンに映って、泣いたり笑ったり演技してるだけでヲタクにとってはもう見に行く価値のある素晴らしい映画なのだ。それに加えて自担が猫の姿でわちゃわちゃしてるなんて、なんて素晴らしいんだ(?)。
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なのでちょっといつものような毒吐き出し感想は書けないけど、全体の感想としては思ってたよりかは良かった。でも自分の想像をはるかに超える出来事が起こるわけでもないし、大号泣した訳でもない(というか1ミリも泣いてない)。
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適度に笑えて泣けて家族愛にほっこりして、ふざけた猫映画にしては上出来じゃないのか?.
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でもちょっと残念なのはあんなにクズ男なのに、多部ちゃんがどうしても寿々男を好きになったのか、ずっと好きでい続けるのかがはっきりしないところ。
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北山宏光という人物をよく知ってる私たちヲタクなら寿々男の性格と北山を重ね合わせて好きになる理由は理解出来る。ただ、これ一般の人が見たらどうなのか?.
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あと私的に家族の救い方はトラさんがインスタでバズりまくってトラさん写真集出してテレビにも出まくってお金がっぽがぽっていうのもありだったんじゃないかと思うね(笑).
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心が揺さぶられて泣きました
着ぐるみならぬ猫スーツのインパクトが強いのですが、ストーリーはど直球で、筋を見せるというより、心の変化を見せる映画でした。
可愛いシーン、クスッと笑えるシーンもあり楽しかった。91分という時間もちょうど良かった。
家族3人がそれぞれ表情豊かで魅力的で、ほんとの家族に見えた。
だからこそ、想いをあらわした時にぐっときて涙が出ました。
映画館で見て良かったです。
私がトラ泣きをしたワケ
生きているうちはいつ、どこで、何が起こるか分からないからこそ今、当たり前のように過ごしている毎日がどれほど幸せでどれだけ大切なのか、この作品を観て改めて感じることができました。そして私の周りにいてくれている家族、友人など沢山の方への感謝の気持ちを忘れず、1日1日を大切に過ごし、生きていこうと強く思えました。私はこの映画の主題歌を担当しているKis-My-Ft2さんのファンで今回、足を運んだのは主演が北山宏光さんだったからっていう理由もありました。でも観終えてからは「本当にこの作品に出会えて良かったなぁ」と心から思ったし、他の方に「ファンだから良い映画と言ってるのでしょ?」と言われそうですが、お世辞なしで本当に良い映画です。なので、ファンじゃない方にも本当に劇場に足を運んで観てほしいと思いました。この映画が終わった頃には「観て良かったなぁ」「また観たいなぁ」と何回も思うほど心から温まる映画です。
泣かされました
普段映画やドラマで泣くことはない私でも、泣かされました。いや~泣かされた。
帰り道自然といや~よかぅた。感動したといつの間にかつぶやいていました。たくさんの方に、見ていただきたい。!たくさんのかたと共感したい映画でした。
なつこさんもみゆちゃんもすずおにも泣かされました。
着ぐるみ姿からは想像も出来ない感動作。
着ぐるみな上にジャニーズ主演だからと見ないのは勿体ない作品。題材自体は死がテーマの為重く悲しいはずなのに、見終わったあとに引きずらない映画初めてです。死と向き合うのに笑えて最後には泣ける。着ぐるみ姿からは想像も出来ないほどの感動作です。
私は5回ほど泣けるポイントがありました。
トラ泣きなどと宣伝では言われていますが、そんな可愛いレベルの泣き方ではなく嗚咽でした。タオルが必要です。
北山くんが主演の為、若い世代が多く見ると思うのですが、一番見てほしいのはお父さん世代の方々です。家族の事を思い会いたくなると思います。
最後のエンドロールの君を大好きだが映画の内容と合っており、ぜひ映画館で聴いてほしいです。キスマイのファンのため何回も聴いていたのですが、映画を見た後では印象が変わるのでそこも注目してほしいです。
想像以上に良い!
着ぐるみ?なんだ?気になり観てきましたが、まさかの号泣でした。
ひねった内容が好きではない私みたいなおばさんにはもってこい。家族を改めて大切に思える良いきっかけをくれました。
今度は主人も連れてもう一回観に行きたい。
劇場数が少なすぎるのが本当に残念。これはチラシを学校に配って、学生さんにも観て欲しい内容です。
ちょうどいい。
漫画原作。
ストーリーはありがちなのかもしれませんが、丁寧に作られ、丁寧に演じられていたので、とてもよい気持ちで見ることができました。
泣かないと思っていたのに子役の演技に泣かされ……
90分ちょうどいいです。
色々とちょうどいい。
北山くんのお父さん役、愛に溢れてて素敵でした。
全249件中、181~200件目を表示