「自分で遊んでくれたユーザーを捨てていくゲームキャラ」シュガー・ラッシュ オンライン ロペさんの映画レビュー(感想・評価)
自分で遊んでくれたユーザーを捨てていくゲームキャラ
普段映画のレビューとかしないのですが、夢と魔法のディズニー映画であまりに納得いかない内容に愚痴がてら書き出してみます
なお前作は見てないのでそのあたり辻褄の合わないこともあるかもしれません
シュガーラッシュオンラインにおいて大きなテーマはこの2つだったと思います
○女性でも自分らしく生きていける世界を見つける
○友達との関係の変化ととそれでも変わらぬ友情
本当にやりたかったことを見つけた女の子と、寂しくてもそれを応援して送り出す友達、という流れ自体は良かったと思いますが納得いかないのは以下の3点
○作り手、遊び手の思いがこもったゲームキャラですでに彼女にしかできない役割があること
○にも関わらず古巣のゲームでも新しいゲームでも一緒に遊ぶプレイヤーのことは何も考えてない
○ラルフがどう見てもまだ孤独感に苛まれてるまま終わるラスト
私はかなりゲーム好きなのですが、仮に16人いるからって操作キャラが突然1人減ってしまっては寂しいです
殺伐とした雰囲気のゲームに、ある日突然別世界の全く雰囲気合わない幼女キャラがねじ込まれたらすごく嫌です
シャンクス?という女性キャラは一緒に遊ぶプレイヤーを慮った発言がありましたが、主人公からそんな発言は一切ないなかったことに驚きました
本当にこれディズニー?トイストーリー3と同じとこが作ったとは思えない
ゲームキャラで女性の自立というのは合わないテーマだったのでは…
ラルフについてももう少し救われる終わり方はなかったのかと…彼なりに新しい人間関係を築こうとしてますが穴が大きすぎてまだ全然埋まってないです
彼にも新しい生きがいを与えてお互い生き生きと通話で報告できるようになって終わらせて欲しかったです
良かったのは映像で見るネットの世界とディズニープリンセス達です…