「「無知」なラルフで表現したネット社会の恐ろしさ」シュガー・ラッシュ オンライン カトソラさんの映画レビュー(感想・評価)
「無知」なラルフで表現したネット社会の恐ろしさ
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【吹き替え版】シュガー・ラッシュ オンライン
鑑賞日 2019 1/11
前作を鑑賞したのが2年以上前で、全く覚えていなくても普通に楽しむことができた。CGで描かれたキャラクターたちのほぼ本物に近い質感は前作同様さすがディズニーだと思った。肝心のストーリーも素晴らしかった。インターネットのことを何も知らない2人がインターネットの世界に入り、ヴァネロペが新たなことを見つける一方でラルフは騙され、インターネットの世界を壊す寸前までの状況を作り出してしまう。「無知」なラルフを使ってインターネットの怖さを表現しつつ、インターネットの魅力や、「友情」など大切なこともメッセージとしても伝える。さらにディズニーだからできる「スターウォーズ」や「マーベル」、ディズニープリンセスをインターネットの世界に登場させるという他の映画にはない面白さもあって、楽しかった。特にディズニープリンセスの私生活や私服も面白かった。だが、1つだけ気になったのは、ヴァネロペの居場所である大切なシュガー・ラッシュの機械の壊れてしまったハンドルを買い直すためにインターネットの世界に行ったのに、インターネットで新しい夢中になれるレースを見つけ、いとも簡単にシュガー・ラッシュを見捨ててしまうのはおかしいと感じた。
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