劇場公開日 2018年12月21日

  • 予告編を見る

「表現もストーリーも大人向け」シュガー・ラッシュ オンライン kizkizさんの映画レビュー(感想・評価)

表現もストーリーも大人向け

2019年1月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

ディズニーの中でも完全に大人向けな作品だなと思いました。
子供も楽しめるだろうけど、芯の面白さは大人がターゲットじゃなかろうかと。

ネット要素のメタ表現は”UI”より”仕組み”をネタにしたのが多いので大人じゃないと理解できないかも。(理解できれば本当に面白い

検索、URL、IPアドレス、ネット広告……インターネットの仕組みを見事な形で表現するのは拍手喝采モノ。

ディズニー・プリンセス大集合も一見子供が喜びそうだけどポカホンタスとか今の子供が喜ぶんだろうか?

エンディングは”え?これで終わり?”と思ってしまいました。
伝えたいことはわかる。
けど大人でも……いや大人だからこそ辛いメッセージ。
”◯◯するには失うものもある。100%シアワセとは限らない”ってのをディズニーに突きつけられる衝撃は結構なものです。

正直、今作が提示した結論は自分の中で受け止めきれてないです。
深いってか……厳しいメッセージだなぁ。

スタッフロールで流れるImagine Dragonの「Zero」もハッピーな歌詞ではない。
”ゼロになることを教えてやるよ”
”逃げ道を探してるんだ”

ネットゲームに限らないインターネットのメタ演出の面白さ、中盤までのストーリー展開は文句無しに面白い。

終盤の展開と結論に納得できるは……人によるかも。
いやはや、めちゃくちゃ曲者な映画でした。

ディズニー・プリンセス大集合の場面はテンション上がった!
現代風服を着てるプリンセスはなにかイケナイモノを見てる気分に;
シンデレラの武器が◯◯た◯◯◯◯◯◯ってのに爆笑。物騒やw
メタギャグ満載だったなー

kizkiz