劇場公開日 2018年12月21日

  • 予告編を見る

「パロディ要素がこれまた傑作」シュガー・ラッシュ オンライン ダヤンさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0パロディ要素がこれまた傑作

2018年12月29日
iPhoneアプリから投稿

今作のラルフは前作でやっと見つけた大切な友人(ヴァネロペ)を失ってしまう不安のあまり盲目になり自分の気持ちを押し付けてしまう。典型的なメンヘラの恋人のような感じで、前作の純粋なキラキラ感がなくなったのは否めない。
確かに、前作よりも人の暗い部分の感情が多く見えて疲れることもあった。
しかし、ラルフとヴァネロペが「相手を思いやる本当の友情」、「自分の本当の居場所」を見つけていくというテーマがこのストーリーの中でグッときた。その中のディズニープリンセスたちが登場するシーンも、声優さんが同じ人でセリフや行動ひとつひとつが魅力的だった。そして、シュガーラッシュの「裏では実はこうなっている」というあのワクワクするコンセプトが、規模が大きくなってもしっかり受け継がれていた。

ダヤン