劇場公開日 2018年6月30日

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「ノリと勢いだけのキャラ乱立」パンク侍、斬られて候 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5ノリと勢いだけのキャラ乱立

2018年7月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

出だしで「ウィン ウィン」「プライド」などのセリフがあった時点で、「ああ、そういうノリね」と。
原作未読ながら、舞台演劇ではよくある「時代不詳」「何がなんだかなノリと勢い」な作品と理解。
時代劇じゃない、時代風パチモン系娯楽作品。

騙し合い・化かし合いの、軽妙なトーク。
ありえない設定。
特に落ちはなし。
最終的には「女の人、こわい」のパターン。
端々に、クドカンらしさが爆発してました。

面白い、笑えるって思うシーンはあるし、私は好きな作品なんだけど……
キャラが乱立しすぎて、どこにも誰にも自分の感情を振り分けられず共感できなかったのと。
エピソードを散らばらせすぎてまとまらなく、全体のバランスが悪い。
なもんで、ヒットは難しくないかこれ? ある種の「カルト映画」で終わっちゃうかも?
という懸念も抱きました。

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コージィ日本犬