「不本意二無念」パンク侍、斬られて候 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
不本意二無念
石井聰亙あえて聰亙、INU、忠信、永瀬、KEEとこれだけの人物を揃えたからこそのPUNK映画。
この面子だからこそ邦画でベタな選曲とも思えるピストルズの「Anarchy in the U.K.」も素直に受け入れられるさすがにエンディングロールで流れた時はテンション上がった。
これぞPUNK映画の初期衝動「狂い咲きサンダーロード」に「爆裂都市 バースト・シティ」のようにとは言わないが「ELECTRiC DRAGON 80000V」並なイカれた何かを期待したが全然違うかも?だがまるで「五条霊戦記 GOJOE」を観た時の全くもってツマラナイ感が満載で愕然と。
ナレーション及びセリフでの説明が有難迷惑で笑える場面がワザとらしく宮藤官九郎はこの映画界に生きるPUNXたちと肩を並べられないテレビドラマの脚本だからこそで映画には向いていないと思う。
渋川清彦の出演シーンが意外と多くてそこは良かったが他に褒める所が無理矢理にでも見つからない。
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