「じゃっどん、こげな祭りでも誇りをもっちょう」きばいやんせ!私 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
じゃっどん、こげな祭りでも誇りをもっちょう
と、堅物そうな伊吹五郎が言う。
そこに、不倫して干された女子アナ夏帆が絡む。元同級生の、太賀と岡山天音が手を差し伸べる。ある程度は予定調和はストーリーは察しが付く。若手三人は好きな役者だ。だから観たのだが、超絶つまらない。夏帆が祭りにのめり込んでいく場面はもちろんあるのだが、その思いがいまいちピリッと伝わってこない。方言は悪くないが、何を言っているのかわからないことが多すぎる。祭りのシーンもだらだらしすぎてる。音楽が湿っぽく、全然前向きな感情がわいてこない。過酷な役回りを受けて立った太賀と天音なのだが、祭りの趣旨説明が根本的に不足しているので、地元民じゃなきゃ伝わらない場面が多すぎる。
結局、いつ終わるかと、何度も時計を見た。ご当地役者も何人も出てるし、それも結構いい役者がそろっているのに、久々に空回ってる映画を観たわ。
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