生きてるだけで、愛。のレビュー・感想・評価
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意外とえぇ意味で濃~い作品。
勝手に言わせて貰っちゃう。
映画は非現実的な世界を作れるから面白い訳であり…
自分自身が知らなかっただけ&あまり最近見なくなったと,勝手に感ぜられたキャストだったが為、余計に衝撃的だったなぁ〜
わりとアルツハイマーや障害者(自分も障害者だから余計,思い当たる節がある)を題材にする作品は多々見受けられる。
一寸,イカレポンチ?風な役を“ 趣里”はやり果たした⁉️なんて思え, 後味は決して悪く無かったんだよねぇ~( ͡° ͜ʖ ͡°)
とにかく疲れる。
軽い気持ちで観るとついていけないくらいの人間見溢れる。とりあえず良くも悪くも出てくる人が極端で描写がわかりやすいし、グッとくる。
あんないい人もいねーよと思いながらも、もしかしたらいるかもしれない、あんなぶっ飛んでるやついねーよと思いながらも、もしかしたら自分もそーかもと思わせる作品。good。
けっこう重かった❗
星🌟🌟🌟🌟予告編を見てだるそうな映画だなと思ったけど…すごく重かった❗主役の趣里もそうだけど仲里依紗演じる安堂も変わっててて菅田将暉もまともそうだけどあんまりしゃべらないし…作品的にはけっこうキツかったけど趣里の狂気的な演技に星🌟🌟🌟🌟つけました 余談ですが趣里さんおかあさんの伊藤蘭さんにやっぱり顔よく似てますね❗
息がつまるけど共感してしまう
趣里さん、凄い女優さんです。
昔、舞台で観た時から感じていたけどこの映画を見事に体当たりで演じきるのは本当に凄い。そして。菅田将暉もその趣里を殺すことなくうまく引き立てて、でも目元一つで津奈木の気持ちを表現するとことか御見逸れしやした😅
だんだんと津奈木と寧子が同じ顔に見えてくるという不思議。
息の詰まる静けさと突然やってくる激しさ。どこでスイッチ入るかなんてわかんない。そんな経験したことのある人なら感じるあるある。
観ている時の感想はただただ懺悔と感謝の気持ちでいっぱいになりました。ありがとう。
こんな不器用な愛の形もあるのですね...
原作未読。躁鬱病と過眠症で社会復帰もままならない主人公・寧子(趣里)と、コンパで知り合った雑誌編集部勤務の津奈木(菅田将暉)の奇妙な同棲生活を描いた恋愛ストーリー。普通だったら、寧子のような女性は面倒臭いだけで誰からも遠ざけられてしまうだけなのでしょうけれど、津奈木は彼女の喜怒哀楽の感情の爆発に嫌な顔もせず淡々と付き合う、何とも不思議なカップル。一体彼は寧子のどこに惹かれたのか、作中での彼の語りを聞いても雲を掴むようで良く分からないのですが、ひょっとしたら、お互いに変な干渉も無く、無頓着でいられることが良かったのかも知れません。彼女は自分のことで精一杯で、意に沿わない仕事で疲労困憊で帰宅する彼にも全く無関心。でも変に心配されたり、気を遣われたりすると、それはそれで彼も苦手なのかも知れません。ですから彼らの関係が本当に恋愛と呼べるものかどうか、最後まで私には良く分かりませんでした。何か不器用な者同士の共同生活に過ぎないようにも見えてしまって... でも、明るい希望とは全く無縁に見える彼らですが、少なくとも二人で一緒にいる限りは、密やかな安息場所を守って行けそうな感じがして、観終わって何かふと安堵のようなものを感じたのでした。
☆☆☆★★★ 原作読了済み。 原作を読んでの率直な感想は。「何だこ...
☆☆☆★★★
原作読了済み。
原作を読んでの率直な感想は。「何だこのクソ詰まらない話は!」だった。
拗らせ女が吐露する自分語りの承認欲求は。ただひたすら読み手の心を苛々させるだけで、「一体何なんだよ!」…とゆう気持ちにさせられる。
「これを実写化して果たして面白くなるの?」…と。
ただ、世の中に巣食う腐女子と言われている人達から、ひょっとしたら「分かる〜!これは紛れもなく私の話だ!」…と、共感を受けるのかも知れないとは思った。
鑑賞後に思う率直な意見として…。
「まさかここまで面白い作品になるとは…」
原作自体が100頁強と短い為に。寧子がバイト初日に、ウォシュレット問答から爆発・暴走し、最後の屋上の場面へ至るのだが。
映画は、そのバイト初日までを僅か30分足らずで達しており。この先どうなるのか?と思っていたところ。映画オリジナルにあたる、津奈木の仕事先での話+寧子のバイト先でのエピソードを追加させていた。
そして何よりもこの作品を成功させている…と思えたのは。何と言っても主演の趣里に他ならない。
最初に画面に映った時には、原作を読んでいた時のイメージとは少し違っていたのだが。映画が進んで行くに従い、段々と寧子そのものだと思えて来た。
面白い女優さんが出で来たなあ〜と、今後が楽しみになった。
大作映画で主演を張るタイプでは無いと思うのだけど。この作品の様な小品にならば、脱げる分だけ、様々な作品に使いやすい気がするだけに。ひょっとしたなら、蒼井優のポジションを奪ってしまうのではなかろうか。
彼氏の津奈木役には菅田将暉。
2017年は菅田将暉の躍進か目覚ましく。それを思うと、今年はそれ程目立つ感じでは無かったのだけれど。昨年の攻めの演技と違って、この作品では一転して受けの演技。
何かと事なかれ主義に見える津奈木。確かにこれでは、拗らせ女子からも非難を浴びても致し方無い。
原作を読んだ時には、それ程感じなかった。津奈木とゆう男の、寧子の病みを静かに受け止める包容力。
そんな津奈木とゆうキャラクターを、菅田将暉は巧みに演じていた。
安堂とゆうストーカー女役には仲里依紗。
これは逆に原作のイメージを越えていたかも。
仲里依紗の笑顔は最高のホラーだったなあ〜。
「これで終わり?だから何だったんだ!」と思った原作のラスト。
勿論、映画もそこで終わる訳だけれど。2人の演技の熱も有るのだが。この新人監督の、確かな演出力も有って。あれだけ苛々させられる話だったのに。最後はいつの間にか納得させられてしまい、不思議な幸福感に包まれていた。
2018年11月11日 TOHOシネマズ錦糸町/No.6スクリーン
重く苦しいけどそれだけじゃない
冒頭から胸がズキズキ苦しくなりました。
原作未読。あまり内容がわからないまま主演の2人で見ようと決めていた作品。
期待以上に作品の世界に入り込ませられます。引きずられやすいと思う人には少々きついかも。
「誰かに見抜かれてしまう。見抜かれているかも。」
不安を感じる時の的確すぎる表現が心に残りました。動の趣里さんと静の菅田将暉さん、素敵でした。
何て優しく、何て素敵なエンディングだろう
過眠症で躁うつを抱える寧子(趣里)と意志に反してゴシップ雑誌の編集をしている津奈木(菅田将暉)との出会い。奇跡のようなステキな出会いだった。
しかし寧子との生活はたやすくない。依存し甘えるだけの寧子。一方通行で出口はない。自分をコントロールできず、自身に絶望し、かつ自分から逃れられないことを知る寧子の悲しみが沁みた。
津奈木の元カノ(仲里依紗)の、ある意味寧子を超えた狂気が可笑しく、緊張をほぐしてくれた。
よく知る世界だけに観るに辛いが、津奈木の優しさに救われた気がした。たとえ束の間でもわかり合えた人がいるなんて、何て素敵なことだろう。
今年の邦画のベストの一本だと思う。
代償を求めない愛
自分を好きになれなかったら、人のことなんて好きになれるはずがないよ、って、言われたことがあった。
あなたは、私がきらいになったら別れられるけど、私は私が嫌いでも別れられない。
手を差し伸べてくれる人がいても、自分から遠ざけてしまう。
洋服を脱ぎ捨てて、裸になって、自分を晒しても、何も変わらない。
一体、自分は何なのか。
生きているだけで辛くても、それでも、抱きしめて離さない人がいてくれる。
代償を求めない愛はあるのだ
趣里さんってこんなに凄い女優さんだったんだ!
失礼ながら、趣里さんはNHK
の京都のドラマ(秀逸だと思う)に
出演している方としか認識
していなかったが、凄い方だったんだと不覚を恥じました。近年の邦画の中では頭抜けてると感じました。重い内容ですが、
全く飽きずに2時間が過ぎました。菅田さんは別格の凄さでしたが、それを上回る趣里さんでした。とても濃密な時間を体験させていただいたことに感謝
です。
リアルでとても暗くなるけどいい映画
とてもリアルすぎる映画だった。
3年以上無職で、過眠症の彼女が、自立をするために働きだすが周りの声や自分への評価を気にしてその居場所もなくして振り出しへ戻ってしまう。
うまくできない自分にイライラしたり
「生きてるだけで辛い」と言った趣里のセリフがとても現代においてリアルなセリフで感慨深かった。
いつのまにか、引きこまれてました。
106本目。昼からビール飲んでたし、寝るだろうと思ってました(ごめんなさい)
そんでもって、片手にビールでも、飲むのをわすれてました。
予想?期待?以上に引き込まれてて、共感したくないけど、共感してて、わかりたくないのに、わかる!みたいな。
感情をコントロールしないと大人じゃないと思うけど、たまには爆発したくなることもあるけど。
うーん、難しい。
観て良かったです。
見ているだけで苦しい
女性は感情の起伏が激しく、周りも自分も振り回してします。
男性は逆に、何事にも冷めていて、優しいと言うよりは、無関心の無感動という感じ。
2人は正反対のように見えて実はよく似ていると思いました。
やっぱり趣里さんが圧巻かな。憑依している感じ。
心に問題がある女性なので、初めは怖い・ムカつくという負のイメージでしたが、どんどん引き込まれました。
うーーー、分かるー、そういうことあるー、と、同調していきました。
心の問題は、体温計や血圧計のようなもで、ここからが病気でここまでは健全とは言えない。「自分は大丈夫?」「みんなに迷惑をかけてない?」「あなたになにがわかるの?」「自分が我慢すれば誰も傷つけない」誰もが感じたことがある気持ちが、痛いほど伝わりました。
万人受けする映画では無いかもしれませんが、テレビや商業映画では描けないもので、映画っていいなあと、再認識出来ました。
この映画が生まれたことが、奇跡。
こんな映画作れるなんて常人には一切考えられない、という、凄い映画だった…。はあ…余韻が…。映画始まって少しした時から余韻がなんかもう既に始まってた。勿論監督だけが凄いとかキャストが良いとかだけじゃなく、原作の本谷有希子の本も、全然知らない人だったけど関根光才監督も、制作陣も俳優女優も、全て奇跡の巡り合わせだったんだと思わせる奇跡みたいな映画。(本谷有希子といえば「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」「乱暴と待機」の原作者でもあるけど、いずれの映画もとても面白いそして新感覚。あと生きるのが不器用な人達を書かせたら群を抜いてるね)
私は映画やドラマを観てると、(特に1人で見てると)独り言が病気レベルで物凄いけど、この映画観てる時完全に魅入ってたなあ。結構頭も真っ白になったな。
精神的に不安定な無職の女と、たまたま出会って一緒になって一緒に暮らし始めた雑誌編集者の男の一瞬の時を切り取った話なのだが…一挙一動が目が離せなくて、でも内容は物凄いドラマがあるわけではなくて…。あまりにもナチュラルにというか自然で、そこに生きてる2人で、それだけってことがまず凄い。
うーん、この映画の感想を美味い具合に言える人すごいな。私には無理だ( ´・ω・` )
ひとつ言えるのは、めちゃくちゃ面白くて酷いくらい良い映画でした。ポスターや予告映像を見て気になってる人、その20倍くらい面白いです。ポスターや予告映像を見てつまらなそうだなと思った人、その50倍くらい面白いよ。
舞台挨拶上映会で観賞
ネットで見た予告映像を見てから期待してて今年は映画で映画をかなり見てるので《生きてるだけで、愛。》の予告目的で新宿ピカデリーで他の映画を見たのですが予告で流れるの同じのが流れすぎです。来年のまで流れるのは何度も見れるのですが《生きてるだけで、愛。》予告は劇場では私は一度も見てません(;o;)
なので🌟-0.5にしました。
《生きてるだけで、愛。》映画予告は
今年の映画の中で一番ではと私は思います。
新宿ピカデリーの中でポスター張るのも遅かったし、原因は制作費かな?
映画の内容はフィルムで撮ってるそうで
色々な意味で何か良いです。
めざましテレビで軽部さんが言ってたのですが(私も思ってたのですが)
趣里さん、今年の映画賞を取れると思います。
あと、中盤過ぎ?
辺りの菅田くんの冷たい?横顔がズキンときました。単純な恋愛ではないのですが恋愛映画好きの人にはかなりオススメだと思います。
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