ブリザード 凍える秘密のレビュー・感想・評価
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オチはブラックコメデイ。
失踪した母親の行方は話のスタート段階で概ね読めた。ミステリーとしては中々よく出来た脚本、と思うが、オチはブラックコメディだった。
NowApocalypseのレビューも
『ブリザード 凍える秘密』
グレッグ・アラキの作品とは思えない、本作の全体的なLookからは程遠い雰囲気の日本版ポスターのデザインから劇場未公開の扱いとグレッグ・アラキに対する日本側の扱いが不憫で腹が立ってくる。
冷凍庫の伏線は蛇足に思われながら無事に回収される顛末、観ている側の想像を超える衝撃的なオチがありながら不思議と笑えてしまう要素、ミステリアスでサスペンスフルな方向には進まない淡々とした物語が心地良くて娘であるキャットの性に奔放な姿や癖のある友人二人に彼氏のフィルなどキャラが立つ脇役陣が魅力的で青春映画として楽しめる。
2022/05/07
U-NEXTにて鑑賞。
『ナウ・アポカリプス〜夢か現実か!?ユリシーズと世界の終わり』
星評価5.0★★★★★
グレッグ・アラキが企画・製作から監督と脚本まで務めたドラマシリーズは残念なことに第1シーズンで打ち切られてしまったが、1話30分からなる全10話と飽きる事もなく楽しめる、第2シーズンを作るべきだし何なら映画化にしても良い位の出来であり、これから先の物語が観れないのが実に勿体無い!!
主人公のユリシーズと親友でもある同居人のフォードに同じく親友の女性カーリーの関係性がグレッグ・アラキの初期作『途方に暮れる三人の夜』をブラッシュアップしたかのような印象を受けながら、三人の恋愛事情を過剰な程に行き過ぎたとにかくセックス、セックス、セックスを中心に描かれる青春ドラマでありながら奇妙な設定が付き纏う謎を残す展開にヘンリー・ロリンズの役柄も重要であった筈、そしてあのエイリアンはグレッグ・アラキ監督作『ノーウェア』にも登場している!?
過激に笑える青春群像劇として刺激的で少しの斬新さと洒落た映像のLookも素晴らしく、LGBTのジャンルでも恋愛モノとしても優れた作品であるのは間違いない、続編か映画化を切に願う。。。。
デヴィッド・リンチの『ツイン・ピークス』みたいなシュールで奇妙な感覚と『タンジェリン』や『アンダー・ザ・シルバーレイク』に『ホット・サマー・ナイツ』が好みなら絶対にお勧めできます。
2022/05/08
Starzplayにて全10話鑑賞。
シャイリーン・ウッドリー目当て!!
シャイリーン・ウッドリー目当てで観ました。ほぼヌード目当てで。シャイリーン・ウッドリーのオッパイ、よかったです。形が。僕はそういうの好んで観るタイプなので。クライマックスは思わず笑いがこぼれました。まさかの結末で。エバ・グリーンのように。もう一回みたいかな?。また観れるもんなら。以上。
そうきたか、とは思ったが・・・
自分の推理では、主人公が母親を殺してしまったという線を疑っていたので、最後はそうきたか、とびっくり。
奥さんじゃないが、笑ってしまった。
そんなのあり? いくらジェンダーレスな社会に成りつつあるとはいえ、そういう人が声をあげやすくなっただけで相対的に性的マイノリティーの人口が増えたわけではないでしょうに。
母親が彼氏と浮気している現場を主人公が目撃、普段からノイローゼ気味で自分を敵視し始めた母親への怒りが爆発、殺害。その罪の意識から殺害の記憶の底に封印してしまっていたが、カウンセラーと話すうちに思い出してきて・・・。
父親は娘のために冷凍庫に死体を保管していたなどと想像逞しくしていたので、ある意味想像を超えた真実ではありましたが、最後まで引っ張っておいてナレーションでさらっと真相を明かされたので拍子抜け。
そもそもの原作の内容が大したことがないのかもしれない。これは映画制作陣のせいではないのだと思います。実際、演出はよくできていて、最後まで気が緩まることはなかった。エヴァ・グリーンの演技も鬼気迫る。
焦点はなんでしょうね。段々母親に似てくる自分への嫌悪感を感じつつ、それでも母親の苦しみに寄り添えなかった娘の罪悪感を描く映画でしょうか。 母親が失踪してから何度も吹雪の夢を見ていたので、父の罪にうっすらと気がついてはいたのでしょうか。
とにかくシャイリーン・ウッドリーが体を張ってまで演じる内容でも無かったと思いました。
シャイリーン・ウッドリー の映画
ある時、母(エバ・グリーン)が突然居なくなる。
個性的な母親で毎日不満たらたらだったので、よくある家出だと思われた。
一人娘(シャイリーン・ウッドリー)は母よりもセックスへの好奇心の方が強かった。
エバ・グリーンには裏があると思ったら・・・。
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