「日本の壮絶な暗部。這い上がる者達の、無謀な戦いとは。」ギャングース 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
日本の壮絶な暗部。這い上がる者達の、無謀な戦いとは。
【賛否両論チェック】
賛:意図せずして社会のどん底へと落ちてしまった主人公達が、這い上がろうともがき続ける姿に、社会の暗部を垣間見るようで、思わず考えさせられる。
否:ラブシーンやかなりグロいシーンが多いので、苦手な人には全く向かない。
両親に捨てられ、犯罪に走るしかなかったサイケ、父親の暴力から妹を守ったカズキ、人が良すぎて仲間に売られたタケオ。社会のどん底まで落ちてしまった3人が、なんとか這い上がろうともがく姿が壮絶で、思わず圧倒されると同時に、日本の暗い部分を覗き見ているようで、考えさせられてしまいます。
ストーリーは割と単純で、少し呆気ない感もありますが、実際の取材に基づいているかと思うと、それもまた胸が痛むようです。
グロいシーンはかなり多くて、ラブシーンもありますので、苦手な人には向きません。気になった方はチェックしてみて下さい。
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