「努力スイッチ」ガチ星 bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
努力スイッチ
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いや、努力スイッチ入るの遅いでしょ。何時入るのか、誰がどうすれば入るのか、何が起きれば入るのかと。イライラを通り越して、このままクタバレと悪態ついてしまうくらいに遅い。
競輪学校から出て行こうとした夜、久松はローラーの上で振り向きもせずにこう言います。「これしか無いから」。
「今、ここで出ていけば俺には何がある、何が残る。何も無い。」ってことでやる気を起こしてプロにはなったが、やっぱり酒も煙草も止める気無し。
病院で久松の姿を見て気付く。「これしか無い」の、「これ」は競輪のことじゃ無い。「努力するしかないから」って事だったのか。。。これでスイッチON。いや単純すぎないか、引っ張って引っ張った割に。しかも気付き方が大げさすぎだ。
ラストの第五レース最後の直線、「えっ、何これ。良いじゃん!」。ドラマが服着てペダル踏んでる100mは感動した。競輪って、本当に良いですね。思い切りケイリンに忖度してのお終いは、少しシラケタ。
問題は、やはり努力スイッチのタイミングでしょ。遅すぎるし、スイッチの入り方がおかしすぎる。残念です。
久松母の演技には脱帽。吉崎瞳が川島海荷に見えてしまう俺の視力には不安。
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