「ご返盃ごっこする二人」焼肉ドラゴン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ご返盃ごっこする二人
高度経済成長期を迎えていた日本。大阪万博開催で沸いていた一億総中流意識の中で、その社会の歪みのうき目に遭っていた在日コリアン。金龍吉(キム・サンホ)と金英順(イ・ジョンウン)の夫婦は伊丹空港近くの集落で焼肉ドラゴンというホルモン屋を営み、互いの連れ子静香(真木よう子)、梨花(井上真央)、美花(桜庭ななみ)と夫婦の息子・時生(大江晋平)と暮らしていた。冒頭から家族の説明は時生のナレーションで始まるのだが、劇中では叫び声しかあげていない。
娘3人の恋愛事情を基軸に在日の内に秘めた思いを語っていく物語ではあるが、面白おかしく演技する中で、終盤の龍吉の告白が真に迫る。大泉洋とか亀の子タワシのおっさんも凄くいい演技。『万引き家族』の陰に隠れてしまった感もあるけど、こちらも凄い映画だった。
日本に来て働いて働いて、戦争に駆り出され日本のために戦って左腕を失った龍吉。故郷の韓国に帰ろうとも思ったが、そこで故郷済州島の虐殺事件(済州島四・三事件など)で家族・親戚・友人たちが皆殺されてしまい、家も焼かれて帰る故郷を失ってしまった。さらに朝鮮戦争勃発により、日本に永住することを決意したのだ。
そんな焼肉ドラゴンの店。実は戦後混乱期に醤油屋の佐藤さんから買った土地だと言い張るのだが、もともとは国有地であり、市役所からもはした金で撤去するよう求められていた。結局は万博が終わった1971年に家を出ることにはなるのだが、3人の娘たちが伴侶とともにバラバラになってしまう。『万引き家族』とも近いようなテーマはあるのですが、こちらの方はバラバラになっても永遠に家族なんだと主張している点が違うのです。大泉洋は北朝鮮に行きたがってるし、次女は韓国、三女は日本・・・。それでもたくましい性格の者ばかりなので、明日はきっと明るいんだと想像させてくれるところがいい。
記憶に残る台詞、大泉「その世間一般とやらを連れてこい!」、龍吉「土地を取り上げるなら、わしの腕を返せ!」など。その後の国有地は公園にされるということから、時期的にも森友問題にも繋がる面白さもあった。
今日は若干暑さが弱まったでしょうか・・・
夏バテ気味で仕事も休みがちになってる俺ですが、
暑いと、家で観る気もなくなってきますね~(汗)
韓国映画が輸入されなくなるのは困ります!
色んなニュース番組見ていても、大丈夫のような気もするのですが。
まぁ、ドラクエはレビューをあれこれ読んでから決断したほうが良さそうです。
ドラクエに思い入れがない人のほうが高評価のようですし・・・
アプリおかしい原因がまさかのドラクエ😱😱見ようと思ってたけど、皆様のレビューや暑さから控えております。というか暑さから何もかも控えております(笑)
日韓関係色んな所に影響及ぼしてますね...どうなることやら😭😭
巫女さん、かいりさん
アプリおかしいですw
スマホよりもPCの方が残念なことになってますね~
共感はとにかく入れておけば、時間をおいて反映されてるみたいですけど、
『ユアストーリー』でかなり荒れちゃったのもあるかもw