エクスタシー・オブ・ザ・デッド
2016年製作/98分/イギリス
原題または英題:Zombie Spring Breakers
スタッフ・キャスト
- 監督
- アンディ・エドワーズ
- 製作
- エリサル・カブレラ
- 脚本
- アンディ・エドワーズ
- 撮影
- ユアン・マリガン
- 美術
- ルーシー・アトウッド
- 編集
- ジェイソン・レイメント
- 音楽
- クリス・J・ネアン
2016年製作/98分/イギリス
原題または英題:Zombie Spring Breakers
下品なジョークが全く合わず、終始真顔で鑑賞。とにかく、本当に、見事なまでに!全部下ネタ。下らなすぎる…っていうのは撮っている本人達も自覚しているらしく、「いつまで下らないこと言ってんのよ!」なんてセリフがちらほら。分かってんならやめてくれー!
ゾンビはのろのろタイプ。人間に支配される程度の弱さ。怪しいクラブでショーをさせられていましたが、動物園で動物を飼育する方がよっぽど大変そう。グロは頑張っていましたが、グロシーンが非常に少ないです。ホラー・スプラッター好きには物足りないでしょう。
この手の映画にしては脚本がなかなか良かったです。全く感情移入できないものの、数名のキャラクターの描き方は良かったし、伏線回収なんてオシャレなこともしてました。主人公(?)の友人の黒人に「ショーン・オブ・ザ・デッド」のエドくらいの人間味を引き出せていたら、もう少し評価出来たかも。エドは下品だけど……えっと……エドは……?……あれ?エドって思ってるほどいいヤツじゃなくね?(笑)
あとノリの良い音楽も作品の雰囲気に合っていて、一貫性を感じられたので良かったです。この軽いノリで作品を観れれば良かったのですが…いかんせん下ネタが合わなすぎた。
※余談
別に下ネタが嫌いってわけじゃあない。どうにもアメリカ人特有?の露骨な表現の下ネタが合わない。やたらとFワード連発したり、誰と誰がやったとか俺のアレがどうのとか…。「キング・オブ・ゾンビ」の時もそうだったなぁ…。「お前はまだグンマを知らない」の時の間宮が演じたようなかわいげのある下ネタは笑えるんだけどなぁ…。