X-MEN:ダーク・フェニックスのレビュー・感想・評価
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あかんですよー、これは。
サイモン・キンパーグ、いつから関わっとんねん。ファイナルディシジョンも失敗してたけど、同じモチーフで更に悪いって?
シンガーが頑張って構築してきた、X-MENサーガをまたしても、こんな駄作で終わらせるなんて。。最後の、本当に最後やからね。
はしゃいでみせて、ぜんぜん地味。衣装も原作に沿ったものだけど、ぜんぜん格好よくない。大統領の前で皆で整列してるのなんかダサさしかないわ。
惰性の宇宙人との戦い、一般時との戦いやん!
女優もイチイチブスだし。遺影のジェニファー・ローレンス、パンパンやで。
ファスペンダー、じじいだし、中途半端なキャラ設定。あっ、それ全員か。
脚本安すぎるわ、キンパーグ。。うんこしながら考えつくわ。アクションもただただ念動力大戦。クイックシルバー、途中からどこ言った?BGM、キラークイーン?オープニングのお約束もないし、誰?誰がとったの?品川ヒロシでも行けますやん。来週のスパイダーマンまで待てばよかったッ!最後のチェスも、素人童貞並みのわかりやすさ❗くそがー❕
返せよ、返せよ、この十数年間。。
X-MANは、やっぱウリヴァリンありき・・・
週終わりのレイトショーは、19年続いたX-MANシリーズ最後の作品
アベンジャーズ同様に終焉を迎えると思えど・・・
公開順と時系列が真逆て、キャストも老いと若いで、変わったりとややこしい(^◇^;)
まぁこのシリーズは、ヒュージャックマン演じるウルヴァリンのキャラが一人勝ちしてるので、彼がいない終焉は萌えない。
スピンオフのローガンとデッドプールが、シリーズ最高傑作ってのが結論^^;
☆3
単純でそこそこ楽しめました。
話も単純で俳優陣のギャラの変化とストーリー進行上のキャラの活躍のバランスもさほど違和感なく良い感じに楽しめました。
全7作観ましたが、一番最初につながるのかと思ってたら、既に「フューチャー & パス」で別次元が生まれていて、そちらのX-MENさん達の話になってしまっていたんですね… もうめんど臭くて忘れてましたw
全話振り返ると3の「ファイナル・デシジョン」
のジーン・グレーが死んじゃうシーンが切なくて一番良かったな。
そう言えば「アベンジャーズ」にクイック・シルバーとスカーレット・ウィッチ兄妹が出てたと思うのですが他のX-MEN達が出ないのは、大人の事情と言う事?キャプテン・マーベルとジーン・グレーがいたらアベンジャーズも楽勝じゃんw
キャプテン・ジーン(笑)
キャプテンマーベルとエンドゲームを観ている人は,もっと上映時期を遅らせて欲しいと思ったはず!
強過ぎて上映中にも関わらず,キャプテンマーベルを思い出してしまった(笑)
6/28からのスパイダーマンも楽しみだ(^^)
一定の面白さはあるけどとにかく地味
★ストーリー
最終章と銘打たれ鑑賞後に知りましたが、確かにシリーズとしてこの後続編無理では?と思うほどにはシリーズの終わりとしてはやり切っていたと思います。ただ同じX-MENのキャラクターの最期を描いたローガンと比較すると話に起伏がなく盛り上げりにイマイチかけるように思えました
★アクション
新キャラが少ないため見慣れたアクションがおおいです
アポカリプスでみたな~という戦いが多く、戦闘量もエンドゲームと比べるとかなりミニマムです
今回はパワータイプでないジーンが戦うことが多いために絵面もテレキネスで動けないように締め付けるなどどうしても地味になるのが残念でした
★キャラクター
ここは残念なポイントが多かったです
ジーン…女衣装のせいかデブくみえる
プロフェッサー…作中これでもかというほど身内から攻められますが、正直幼少ジーンにやったことに関しては嘘つきというほど酷いことではないかと
ビースト…プロフェッサー責めおじさん。こいつしれっと許されてるのどうなの?
敵サイド…最後まで謎。確かに説明なくてもいいし今回のヴィランはジーンではあるけど、それにしても最終章でだして最後に戦う相手にしては印象にも残らないのはダメでしょ
新キャラミュータント…地味~ず、テレキネス関係者は戦闘が地味なるので1名までな!
クイックシルバー…人気キャラなのに強いからハブかれた感
★総評★
ファン向けとしては満足いく作品だと思いますが
展開としてもありきたりで、ラストも皆さんが想像した通りだと思います。アポカリプスラストで個人的にはよかったです
やっぱり、ミュータントは危険な存在
このシリーズとは相性が悪いので、何とも言えませんが、本作品もちょっと私的にはどうもな・・・・
結局、もし、ミュータントが存在したら、世の中に危害を与えるんじゃないの?そう思ってしまったかな・・・・
このシリーズって、「X-MEN」が公開されて、パート3までは順序よくみれるけど、その後、スピンオフなんか合わせると、どう見返していいのか分からなくなるんだよね・・・・
一応、全部繋がっているんでしょ・・・・
しかし、1作目が公開されたのが、2000年だから19年でシリーズ完結かと思うけど、パート3で「ファイナル ディシジョン」と唄われて、出来続けたから、また何だかの形で作られるんじゃないのかな・・・・確かに本作品のエンディングにNEXTは有りませんでしたが・・・・
(来年「ニュー・ミュータンツ(仮タイトル)」の公開は決まっていますが、本シリーズと関連があるのか)
アクションシーンは大変に迫力がありますが、正直、お話の内容がいまひとつだったかな・・・・
「X-MEN」の最初の3部作品の方が分かりやすかったけどね。
散々、スピオフも含めて話を作っておきながら、なぜ、今更本作品のようなお話を作るのかも不明なんだよね。
ま、残念だったかな・・・・・ファンの皆さんこんな感想でごめんなさい・・・
立つ鳥、そこそこに跡を濁す
『これが最後』って言葉を3回は聞いた気がするが……
今やディズニー傘下の20世紀FOX製作という意味では
確かに最後になる『X-MEN』シリーズ作品が登場。
監督は『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』から
脚本に携わるサイモン・キンバーグ。なお今回が初監督作。
『ファイナルディシジョン』でもジーンさん大暴走は
描かれていたが、『フューチャー&パスト』以降は
パラレルな世界での出来事としてシリーズが継続
されているそうで、今回は『ファイナル~』とは
また別のお話という扱いだそうな。ややこしいのう。
正直、ちょっと評価が難しい作品だった。
単品として観れば上出来とまではいかずともそこそこ
だと思うが、シリーズを通して観ていると色々と
引っ掛かりを感じてしまった点あり(原作コミック
は未読なので、映画シリーズのみの知識ではある)。
...
とはいえ最初は気に入った点から書く。
アクションシーンは前二作ほど大スケールでは
ないが、しっかり見せ場や工夫があって良かった。
スーパースロー対応とかヘリ落とし合戦とか、
『~アポカリプス』のエン・サバ・ヌール並みの特級
能力をジーンが駆使するシーンの数々はかなりの迫力。
マグニートーことエリックも、地下鉄掘ったり大量の
銃をブッ放したりと相変わらずド派手な活躍を見せる。
終盤、疾走する列車での戦闘もダイナミックで楽しめたし、
それまで敵味方だったミュータント達が一致団結して
戦うという展開も、王道ながらもちょっと盛り上がる。
ハンス・ジマー手掛ける音楽も冴えており、
シリーズの最後をレクイエムのように重く締め括る、
悲壮感を漂わせたテーマが非常に素晴らしかった。
だが……アクションや音楽で盛り上がっても、いまいち
ドラマが盛り上がりきらない。シリーズ中でも特に
ダークで悲劇的な内容のはずなのに、僕の場合は
最後まで大きく感情を揺さぶられず終わってしまった。
...
まず、今回の主役ジーンに共感できない。
不幸な境遇には同情する。記憶を操作されていた事も
怒って当然と思う。感情を抑えきれずに被害を出して
しまうのも、人間だし、仕方無い部分はあると思う。
けどその後は、己の過ちを悔いるそぶりも無いまま、
自分の暴走を正当化する為の方便ばかりに終始する
キャラクターに僕には映ってしまった。
鼻白んだのが、エリックとの戦闘前での言葉。
「私を追い出しておいて、今度は殺すの?」
……あのさ、ジーンさん……エリックが「誰の血だ」って
何度も訊いたのに無視したのは、あれがレイヴンの血
だとバレたら追い出されると思ったからなんでしょ?
後ろめたさを隠して都合良く匿ってもらおうと
思ってたんでしょ? ものっそい逆ギレやん。
チャールズに怒るのは分かるが、彼女、他キャラにも
謝罪らしい謝罪って全然しなかった気がするんだけど。
チャールズもね……。
今までミュータントの社会的地位を守るために一番
気を回していた彼だが、X-MENが“ヒーロー”の地位
を得たことで殆ど傲慢とも呼べる人間になっている。
キャラの暗黒面として面白い描写とは思うけど、
全シリーズを人格者として描いてきて、最後の最後
そんなネガティヴキャラで締めちゃうのかと。
逆に、エリックは理性的で良い人“過ぎる”。
あのラストも、本当なら感動的なはずなのに、過去作
の悪辣さがすっかり抜けたエリックはまるで別人で、
僕の中では感動より違和感の方が勝ってしまった。
父エリックと会えず終いのクイックシルバー、
存在感ぼんやりのまま死んでしまうレイヴン、
後半まるで目立たないハンク等も、これが
最後の登場と思うと寂しい。
作り手は恐らく、これまで描かれなかった各キャラの
別の側面を描きたかったんだと思う。だが最終作で
それらを詰め込まれると、今まで慣れ親しんだキャラ
からの変化が急激過ぎて、感情がついてこなかった。
それに、センチネルやエン・サバ・ヌールといった
強敵と比べ、今回の仇敵ディバリ帝国人は強いんだか
弱いんだか分からない上にインパクトも弱過ぎる。
...
監督とか脚本とか以前にね……そもそも
企画の順番が良くないと思うんですよ。
『ファースト・ジェネレーション』はシリーズを
見事にリブートした大秀作だったが、それ以降の
FOXのシリーズ展開はどうも一貫性が感じられない。
作品のスケール的には『ダーク・フェニックス』→
『アポカリプス』→『フューチャー&パスト』のキャラ
総出演で締めるという順番が自然ではと思えるのだが、
『ファースト・ジェネレーション』後にいきなり
『フューチャー&パスト』をやっちゃった時点で
既にスケール的にインフラ起こしちゃってた気がする。
『ドラゴンボール』で言えばセル編の後にフリーザ編を
やって最後になんかベジータ編始まったぞみたいな感じ。
(『ドラゴンボール』知らない人ごめんなさい)
...
ジーンのキャラクターが好きになれないという点も
大きいのだけれど、シリーズ最後としては物足りない
スケール感、これまでと方向性が違い過ぎて共感しにくい
キャラなど、単体としての出来以上に『最終作』という
位置付けのせいで色々と割を食ってしまった感のある作品。
それでも最後まで飽きずに観られたので、まあまあの
3.0判定としたが……なんだか不遇な作品に思えます。
<2019.06.21鑑賞>
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余談:
『ファースト・ジェネレーション』で脚本・監督を務め、
他作品の脚本にも係わったマシュー・ヴォーンも、
シリーズをじっくり育てるより安易に売れる路線を
前倒しし続けたFOX上層部の意向に苦言を呈していた。
新世代ミュータントが登場するという次回作
『ニュー・ミュータンツ』からはFOXを買収した
ディズニーがフランチャイズの手綱を握ることに
なるのだろうが、どう仕切り直しを図るんかね。
ファンなら観るべきですが、もう少し...
2000年から始まったX-MENシリーズの映画もついにフィナーレだそうで、最初の三部作から、スピンオフのウルヴァリン3部作等を挟んで、リブートの4部作で19年間ですよ。
「ウルヴァリン: SAMURAI」(2013)を除いて劇場で観てきたけれど、3作目の「ファイナル ディシジョン」(2006)や前作の「アポカリプス」(2016)等カックンな作品もありましたが、好きなアメコミ映画でした。
可もなく不可もなくの1作目から大傑作の2作目(2003)が続き、3作目(2006年)で大失速。
2011年に再開してからは、60年代を舞台にした「ファースト・ジェネレーション」(2011)、70年代の「フューチャー&パスト」(2014)と当時の史実を織り交ぜたストーリーの傑作が続いたものの、「アポカリプス」で失速し、今作を迎えたわけですが、前作ほどではないが、う~んといったところ。
金返せレベルではないけれど、「フューチャー&パスト」で終わっておいた方がヨカッタかもねぇ。
最終章
と考えると悲しいが久しぶりにスクリーンでX-MENを観れたのは嬉しい。
なんかエリックがどんどんカッコよく見えてくる。
ジーンはもうなんか規格外でした。
映像もかっこよくて好きです。
こんな終わり方もいいんじゃないかなーと思います。
え、これで終わり?
全くつまんなかったわけじゃないけど、うーん微妙。
ただでさえ微妙なのにこれがX-MENリブートシリーズ最終作と思うと残念感は否めない。
まずストーリーに関してはヒドイもんです。まあ、アメコミ映画にたいしたストーリーなんか期待してないんでいいんですがね。
前作「アポカリプス」もヒドかったっちゃあヒドかったんですが、後半のバトルはCGアクション全開で楽しめたんで酷評されているほど悪いものではなかった。
今作はバトルも弱い。
まず敵のエイリアン、あんな撃っても叩いても全然効いてなーいみたいなやつ、つまんないでしょ。絶望感とも違う。例えるなら、ゲームで強制負けステージやらされてるようなイライラ感。それしか感じなかった。アベンジャーズのサノスもほとんど無敵みたいな強さだったけど、ダメージは一応通るし、多分斬ったりすれば死にそうだしちゃんと闘いになってる感じはあった。なんにも効かない本当の無敵ってめちゃくちゃつまんないんだなってことが本作でわかった。
シチュエーションも燃えないんだよなあ。護送列車からそのままラストバトルに入っちゃうのはなんか違う。雑。ワンクッション置いて、ちゃんと街中なり広場なり用意して、決戦の舞台を整えて欲しかった。
クイックシルバーの扱いも雑だなあ。今作の敵はクイックシルバーでもどうにもならないんだから途中退場させる必要ないでしょうに。「アポカリプス」とかクイックシルバーのおかげでもってたようなところあっただろ。
あとサイロックも出るの期待してたのに影もないんだからガッカリ。
「ファースト・ジェネレーション」から「フューチャー&パスト」までは良かったけど、最後は旧3よりも劣る内容だったなあ。
まあ、おかげでシリーズに未練もなくなったので、さっさとMCUに吸収されちゃってください。
シリーズ集大成で最終作の割には
何となく脚本が雑に感じられた。
原作だとフェニックスはもっと知能犯的な所も有ったのだけど、映画の方はただ単に切れキャラに成り下がってるような気もする。
原作のヘルファイヤークラブに相当する謎のメンバーもその行動論理の説明が不足している上にその扱いも悪すぎる。
おまけにクイックシルバーも序盤に退場したら誰も彼の事を気に掛けることが無いという悲しい扱いでした。
終盤で三つ巴、四つ巴の戦いに成って行くのですが、ここでマグニートとビーストがジーンを守る側に回った理由が不可解でした。
2D通常字幕版。これにてX-MEN完結
エンドゲームの完結感が桁違いに良かっただけに、同じマーベルでほぼ同じ位続いたシリーズの最終作としてはスケールが小さいとは思うが、監督のインタビュー記事によれば元々小品として作るつもりだったとの事
これ単体としては悪くない
宇宙人が相手ていうのはどうかと思うが、これも原作ありきなので云うてもしゃあない。
前作アポカリプスでフェニックスを見せたジーンが主役。
ソフィーターナーは顔も顔の作りも小さいせいで身体が大きく見える。ジェニファーローレンスと身長一緒に見えない。
フェニックス…
これで最後か、と思うとちょっと肩すかしくらってしまいました。
X-MENの面々にたいしてスポットもあたらず、かといって主役のジーンへのライトは半分くらいしか当たってないかんじ。
尺が足りなかったのか、起承転結どれもちょっとおざなりな感じでしたね。
本当にラストなのかどうかわからないけれど、これで見納めだとしたらファンとしては残念です。
酷評されるほど悪くはない
X-MENシリーズならではの重苦しさは今回も健在。それぞれの立場や想いがあるからこその内輪揉めが延々続き、ほのぼの要素はほぼありません。
各キャラの能力も分かりやすく描写されているし、それを活かしたバトルも充分楽しめました。やっぱりマグニートーはカッコいい!
ただ黒幕に全く魅力がない上、中心人物のジーンも言動が幼稚過ぎな感がありました。この二つが本作のキモなのに、揃って微妙なのはやっぱりモヤっとします。
結論、シリーズ特有のシリアスさと能力バトルを楽しむには及第点。それ以上には至っていない。という感じでしょうか。
エンデバーまで事故ってたのか?!
『フューチャー&パスト』でタイムトラベルした結果、時間軸がちょっとズレてしまい、死ななくてもいいメンバーが死んでしまったという印象。今作の時代は1992年。ここからはどうやっても第一作『X-メン』(2000)に繋がらなくなってしまった。レイブン=ミスティーク(ジェニファー・ローレンス)は早くもプロフェッサーと対立してましたが、もう彼女はマグニートーの部下になったり、元に戻ったり、とにかく立ち位置がコロコロ変わるキャラ。ルパンでいう不二子みたいな感じです。
ジーンがダークフェニックスとなり、彼女を殺す派と助ける派にちょっと分かれてしまいましたが、幼い頃の記憶をトラウマになるとしてプロフェッサーが彼女の記憶を消していたことがバレてしまい、さぁ大変。太陽フレア(実は違う)をモロに浴びて最強のミュータントになってしまったジーンを誰も止めることが出来ない。果敢にもレイブンが止めに入ったら、突き飛ばされて、呆気なく死んでしまうという驚きの展開。こうなったらまた教授とマグニートーが手を組んで・・・
しかし、人間に変身できる宇宙人たちもやってきて、地球をわが物にしようと企んでいて、その上警察によってミュータントたちが無力化され列車で護送されることに。おいおい、その列車にクイックシルバー乗ってないんかい!?彼がいれば簡単に宇宙人を倒せると思ってたのに、冒頭の救出作戦でしか活躍してない(しかも時間短かった)。
そんなヘンテコなストーリーながらも、見せ場はあった。お気に入りなのはマグニートーが地上から地下鉄を引っ張りあげたところと、最後の燃え盛るフェニックスの映像です。
そして、つまらないことですが、オープニングFOXロゴの“X”が赤く燃えてるところ!前回までは“X”の文字が残るだけだったので、初っ端から感動してしまいました。
スタン・リーらしいヒーロー像が垣間見れた
今作では、ジーン・グレイという一人に焦点を当て、
彼女の心情描写の変化にフォーカスされているためか、
スタンらしいヒーロー像が鮮明に映し出されていたと思う。
今作の一番の見所は、ジーンが心の闇に翻弄され、
コントロール不能になりかけるも、過去の記憶から、
自らの善なる本性を呼び覚まし、真にヒーローとして、
目覚めていくシーンだ。
具体的には、
ジーンがプロフェッサーに『許す』
と言い放った言葉を覚えているだろうか。
同時に、その言葉が彼女のコントロール不能であった、
ダークフェニックスを支配し、能力(ギフト)を、
どのように使うか、自らの意思で決定した瞬間であったと思う。
この瞬間、新たなヒーローの誕生だ。
最後は、自らの命をも惜しまずに、ファミリーを護るため、
自らとともに敵を葬りさる様は、涙モノだ。
これが、「スタンらしい」と言った理由である。
彼のヒーロー像には、「大いなる力には、大いなる責任が伴う」、
という思想が入っている。
「愛」や「許し」「自己犠牲」といった、
特殊な能力を持ったものが、果たすべき責任とでも言うものを
スタンはどんなヒーローにも織り交ぜてあると感じるのだ。
「許す」という言葉は、どこかで聞いたことがあるが、、、
そう、「スパイダーマン3」で愛する叔父を殺されたピーターが、
サンドマン(叔父を殺した脱獄犯)に「君を許すよ」と言い放った、
あの名シーンだ。
この瞬間、ピーターの「恨み・憎しみ」が消え、
彼が、叔父の死を乗り越えて、
真のヒーローとして、生まれ変わった瞬間なのだ。
そういうわけで、最後にジーンが生まれ変わって、
光り輝くフェニックスになったことが、
この映画では、最大の見所なのではないかと思うのだ。
もちろん、ジーンの表情の一つひとつも、
演技としては最高だと思う。
彼女を演じきった、ソフィー・ターナーも
本当に素晴らしかったです。
最後に、オセロ版を全て白にひっくり返していくような、
絶妙な一手が本作では感じられました。
スタンマジック素晴らしいです!
贔屓目の甘々採点で
何がしたかったのか全く解らない本作。只々シリーズを終わらせたかっただけではなかろうか。
前作アポカリプスで旧作のラスボスであるフェネクスの力でキレイにオチを付けたのに、それを台無しにぶち壊すとは何事か。
ニュージェネレーションズで更正させてチームの支えになっていたミスティークを死なせる意味が何なのか?ジーンの居場所をなくす為だとしても、死なせる必要なくない?
チャールズは相変わらず諸悪の権化。何が全員助けろ、だ。船員の状態も確認しないで一人で籠ってる船長なんてほっとけよ。あんな糞ミッションのせいでチームがバラバラになるなんて許せない。モーガンでウルヴィが死んだのもお前のせいだからな。
敵(宇宙人?)の説明も特に無く、何か襲ってくる殺しても罪悪感の湧かない存在でしかない。
戦闘シーンも綺麗ではあるが規模が小さく、肝心のジーンも強いは強いんだけど、ファイナルディシジョンのフェネクスの一割以下の印象。
本当に、何がしたかったのか、解らない。
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