劇場版 幼女戦記のレビュー・感想・評価
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本筋に組み込まれた劇場版
単体として完結した映画ではないので注意
「幼女になって、空を飛ぶ新城直衛」
という野上武志氏のパワーワードでアニメ化前から読んでいた作品
ヤキトリも売国機関も既読、カルロ・ゼン氏のファンといっていい
長編ドラえもん、劇場版コナンのような
劇場版ではなく、完全に本筋
今後地上波で続編放送時にはダイジェスト版放映必須だろう
ストリーミングがされない、BD高いのは残念だな
そう思っていたらabemaで無料配信したので、いいね
作中屈指の名シーン赤の広場蹂躙が映像化されただけで個人的には大満足
難解な内容もかなりわかりやすく説明しているのが好感
映画単体としての評価ではなく、
幼女戦記シリーズの中の1作品の満足度として採点する
ウィリアムって王子キャラだよね
「どーしてこうなったぁ!」と毎回怒り心頭しつつも全力で無茶振り命令完遂する少佐殿、グッジョブ&残念な努力家。
ラストでまたもや狡猾なゼートゥーア閣下の手玉に取られて過酷な任務に尽くオチ。
戦略作戦とか建前言わず、さっさと少佐殿が「ゴメン無理」と言えば済む話なんだけどね。
職務に忠実(を心掛けるし自分だけは論理的思考の持ち主だと思ってる)彼女の前に復讐鬼と化した狂信者メアリー・スーが特攻ガチバトル。有志団体に過ぎない義勇軍なんつー1兵卒のメアリーの暴走を持て余し、むしろ肩入れする「政治的配慮かつ軍人に最も向かない」ウィリアム・ブレイク隊長、瀕死のメアリーをガラス窓ぶち破って救出とかガチで王子様ポジ。可愛いよウィリアム。
叔父がサーの称号を受けてるから貴族のボンボンやろね。
そもそも戦争に論理的も合理性もない。感情が暴走した結果の殺戮に過ぎない。
割り切れないのが人間なんだよ。
劇場で観て正解でした。
インパクトのある作品名に加えてラノベが原作のアニメなので、どうしても多くの方から敬遠されてしまっていそうな作品ですが、これがなかなかハードな内容で面白いんです。
TV版も当然視聴済みで、劇場版も観に行きたいとは思っていたものの、仕事が忙しく時間的に無理かと思っていたのですが、都合が付いたもので観てきました。
結果…やっぱり劇場版だけあって映像は綺麗でしたし音響も迫力あるもので、観て正解でした。
流れとしてはいつもと同じではありましたが、珍しくターニャが危機に晒されたりといつもとは違った展開も有りつつ、戦争や国家、主義や宗教にまで考えさせられてしまう作品でした。
重くなり過ぎる事なく、風刺の効いたユーモアを混じえながら、エンターテイメント性もきっちり確保してくれているあたりはさすがですね。
いろんな意味で二期が今まで以上に楽しみになってきました。
二期の放送がいつになるのかわかりませんが、待ち遠しいです。
ただ、難しい事かもしれませんが、TV版を見てないと話が分からないであろう事がちょっと残念ですね。
それと観に行った映画館ではグッズの販売が無かったのが残念でした。
が、特典の書き下ろしは嬉しいですね。
積んだままになっている原作も読まないと、ですね。
TVシリーズも観て欲しい
TVシリーズを知らない人も楽しめる内容になっていたが、やはりTVシリーズを観て欲しい。
過去を理解してこそ、ターニャの苦悩や憤りに共感でき、感情移入できる。
戦下に描かれる終わりのない欲と怨嗟。
その中で時折見せるターニャの人間的な感情がこの物語に光を与えている。
TV版は未視聴
総集編だと思って見に行ったら違った。TVも見てないし、小説も読んでない自分には少し理解できない部分が多かった。
でも、TV版を見ようかと思うくらいは面白かったかな。
ただ、共産主義者に扱いはこれでいいのかと流石に思った。まあひどい。特にひどいのはターニャの演説。共和国との戦いを「自由」のためと言っていたが、どうみても全体主義の帝国に自「自由」があるとも思えないし、お前が言うなと思ったが、他の人はどう思いながら見ていたのか?
総員、傾注!
公開から2か月近く遅れて、やっと最寄りの映画館でも上映され、早速鑑賞してきました。レイトショーにもかかわらず、かなりの観客数で、年代層も幅広く、女性も多かったのが印象的でした。それだけ本作のファンが多いのだと改めて感じました。
だからこれでいいのかもしれませんが、何の復習シーンや説明もなく、テレビシリーズを見ている前提で物語は進行していきます。せっかくおもしろい作品なのだから、このような「一見さんお断り」のような始まり方は、少々もったいなく思いました。せめて、舞台背景やメアリー・スーとの因縁ぐらいは、説明的シーンがあってもよかったのではないかと思います。
ですが、それ以外はなんの不満もありません。とにかくおもしろかったです。久しぶりにターニャの軍隊調の言い回しを聞いただけでもニンマリなのに、ストーリー展開も興味深く、戦闘シーンも大迫力でスクリーンに目がくぎ付けでした。とくに戦闘時の爆音がすさまじく、音響効果の高い劇場で見るべき作品だと思わせてくれます。
また、戦略的には、セリフだけでなく映像で補完してくれているのでとてもわかりやすく、そのうえでの戦闘シーンなので自分まで帝国軍の一員になったような高揚感が味わえました。
物語はまだまだ波乱の展開が待っていそうなので、今後が楽しみです。テレビシリーズでも劇場版でもいいので、早く続きが見たいです。
4DX上映につき、いちおう地雷を踏んでみた…爆死である
常識的にはタイトルからして変態だ。
本来の2月公開をスルーしていたアニメ作品だが、4DX限定上映なので、いちおう地雷を踏んでみた。爆死である!なんとか否定したい本性に気づかされる・・・。
伝統的な妄想オタクの王道。"女児愛好のキャラクター × 戦争シミュレーション"という究極の取り合わせにクラクラする。
"かわい娘ちゃん"と"戦闘・兵器"の掛け合わせは、"セーラー服と機関銃"形式ともいうべき、萌えバリエーションである。
興味深いことに、この形式は、KADOKAWA(角川グループ)の専売特許のような様相で、「セーラー服と機関銃」はもちろん、驚異的な人気を博する、戦車×女子高生の「ガールズ&パンツァー」(2012~)や、日本の軍艦を少女に擬人化した「艦隊これくしょん -艦これ-」(2013~)、そして本作品のいずれもKADOKAWA関連作品だということが共通している。
主人公は、金髪で青い瞳の少女(幼女)、ターニャ・フォン・デグレチャフ少佐。魔力を有する魔導師で、子供なのに豊富な戦争知識とリーダー資質を持ち合わせ、大人の兵士たちで構成される帝国軍大隊を率いて、最前線で大活躍し、次々と戦果を挙げる。
原作小説があってのTVシリーズの映画版で、設定がだいぶ省略されているので、あらかじめ設定を調べてから観たほうがいい。
戦争描写は、単なるアニメレベルではなく、軍事アドバイザーが監修する本気の戦争・戦術の考証や、兵器デザインの描写や音響再現までしっかりしている。
そういう意味で、本作を4DX上映する狙いは、見事に完遂している。むしろ4Dで観たほうがいい。作品終盤の戦争シーンの描写力や、火器のリアルな効果音など、その真意がよくわかる。
第一世界大戦と第二次世界大戦のヨーロッパが混ざったような世界観は、歴史を知っている人ほどハマりやすい知的な刺激もある。
そもそも、なぜわざわざ少女に戦争をさせたがるのか? 少女ターニャが、オトナに命令口調で指図するのは、実にサディスティックで、これに心地よさを感じる観客心理は"M"(マゾヒズム)以外の何物でもない。
リアルから逃避したい妄想オトナには、甘いワナがたくさん仕掛けられている。
(2019/4/5/ユナイテッドシネマ豊洲/ビスタ)
見に行く人
見に行く人はこの作品を知っている人が殆どとは思うが、それでもある程度は背景説明があっても良いと思う。
ほぼ期待を裏切らない出来でした。
もうちょっと痛快にターニャが圧倒的に無双してくれても良かったかも。せっかくのめでたい映画なんだし。
メアリーが強かったが、その100倍強くで良かったかも。
面白かったけどさ
転成ものだとか、実在の歴史とは違うとか、人が魔法で飛べるとか、そういう設定描かないのはアニメ映画の怠慢だと思いますよ。ファン以外見るなって言うのは面白くない(間口広めようぜ)
とはいえ原作も、アニメも見たなら面白かったし、コミュニストぼろくそに言ってて痛快だけどね!
ターニャ
アニメでの名言です
私は今ここに改めて宣言する。ああ、神よ。貴様を切り刻んで豚の餌にでもしてやると。くそったれの神に、我らが戦場は不似合いだ。今こそ神の仕事を肩代わりしてやろうではないか。我ら将兵のあるうちは我々が神にとって代わるのだ。傲慢な神とやらを失業させてやれ!では戦友諸君、戦争の時間だ
今回の映画での名言はありましたか?
転生したらナチス・ドイツっぽい国の魔法幼女になっていたおじさんの映画
あらすじなどの説明もないのでTVシリーズ観た人向けです。
アニメ映画は半分くらいそういったものです。
僕は大変楽しめました。
立川の極上爆音上映で聴いたから、爆発音などが更にすごいことになってました。
身体にビリビリくるくらい。
主人公はそうでもないですが、ナチス・ドイツ万歳なところがあるので、そういったところが嫌な人は遠慮したほうがいいでしょう。
TVシリーズ楽しめた人にはオススメです。
やっぱり予習が
足らんかったァ…
2日前に友人に誘われ、TVシリーズ、原作、その他前情報を殆ど入れずに劇場に行きました。上映前にその旨を友人に伝えたところ、「2日あれば見れるだろうが」と叱られ、大まかな大前提(多分日本人のおじさんが神らしきものに転生させられた、大戦を経験していないっぽい架空の世界のドイツっぽい国の軍人、時々魔法)のみを教えてもらいました。その状態で見始めたので、大事な前提や世界観、キャラ一人一人のエピソードなどが全く分かっておりません。それでも面白いと思える作品でした。
作画に関しては、劇場版ですし十分な美しさだったと思います。人物の表情などの描写はもちろんですが、背景の町並みや、時折晴れる空の美しさが自分には印象的でした。だいたい曇ってたけど。それも中欧の特徴でしょうか。だからここぞというところで美しく見えました。
「主人公の思想は軍人としてもっともなもの」と早い段階で自分の中で腑に落ちたおかげか、見ていて主人公に引っかかるようなこともなく、ふんふんと眺めることができました。ナチズムやファシズムに関するレビューもあったので、引っかかる人は引っかかるんでしょうか。「歴史上の悪」が存在すると考えるような人は引っかかるのかもしれません。実は転生物でもあるらしい本作ですが、主人公の口から、人的資源、自由主義、戦争の勝ち方などの言葉が出たあたり、主人公は(性格はさておき)現代日本人の感覚を持っている人なんだなと感じました。そんな人があの環境に居て、更に「帝国は敗北する」という我々にとっての歴史的事実を知っていて、今後どうなる…という感じの作品なんでしょうか?
今回の映画は、戦術や戦略の部分はさほど「すっげー! 賢い!」という感じのものはなく、思想的思慮を観賞者に促す作品だったと思います。こういった思慮は人類普遍の命題ですが、それを変わった切り口から提供できるのがアニメの良いところですね。
ところで何で☆4なのかというと、上記の通り予習不足でシリーズ評価ができないのと、「もっと髪下ろしたところ見たいなあ」という個人的な欲求のためです。
大画面は素晴らしい
アニメからずいぶん時間が経ってるので少し忘れている所もありましたが、それでも大画面での戦闘シーンには魅せられました。縦横無尽感がすごいです。それに久々に聞くデグレチャフ少佐の演説には惚れ惚れします。ストーリーもスッキリ纏まり良かったです。
アニメ版が好きな人ならこれでok
作画もよかったし、某新兵の異様な強さや支離滅裂な行動も、アニメ的な暴走ってことで大目に見ていいんじゃないでしょうか。
個人的にはアニメ版は、テレビシリーズから既に一般兵の無様な殺され方が描写され過ぎている気がします。幼女に転生させられて、平穏な生活を望んでいるにも関わらず前線の英雄に祭り上げられていく、という作品の軸がぶれているというか、かなり純粋な魔法大戦ものになっているというか、別作品のレベルというか。
この映画だけではほぼ理解不能なことばなりなので、映画である意味はイマイチだったような気がします。
少女 vs 幼女 の闘い
TV版のその後の世界の延長線上の展開
大戦の舞台、当時の国々の特徴的な国民性が
存分に味わえる。
勝利をした瞬間
人間の本質が問われているような、
まぁ記憶を持って転生するとこうなるのね、
という妙な腹落ち感。
信仰心があっても父の仇と
復讐に囚われていた少女
vs
性格ねじ曲がっているとはいえ
人道的なおっさん幼女
存在Xが『幼女』に奇跡の力を与え
勝利に導いているのは当然か。
次はアメリカ大陸も交えて
陸海空の総合運用!!?
まぁ当分安息の日々は訪れそうにも無い。
今後とも映像化を楽しみにしております。
( TV版の転生後のほんわかした雰囲気
もっと描写細かいカットが欲しかった(かも)
TV版を観てから観るべし! と
ここのレビューにあり
Amazon videoでプライム会員無料視聴済み。
いくつか競合する映画がありレビューの星で
本作品にしましたが、
この選択は最良でした!!!)
映画館に観に行く価値あり。
国内のアニメをあまり劇場で見たことなかったんですけど、この作品は興味があったので、悩んだ挙句一人で劇場へ。
とにかく面白かったです。
それまでのあらすじ的な説明も全くなく続編として始まってました。何も知らない人が楽しめるのかは知ってる私には不明。
それにしても劇場の音の迫力って凄い。臨場感ってこういうことなのかなと。TVアニメでも、小説では表現しきれない部分とか、それ以外の面白さを補ってくれるところがありましたが、劇場で「戦争」の部分のリアルを叩きつけられた感覚がありました。
あと、音楽が良いと思える作品はやっぱり気持ちいいですね。
大迫力でした
いやはや、戦闘シーンの音は大迫力ですね。
これは劇場で体験しないと分かりません。
必ず劇場へ足を運んで鑑賞して下さい。
ストーリーの方は、いつもの展開ですね。
デグレチャフ少佐の安息は、いつになったら訪れるのか・・です。
TVシリーズの続編も、制作して欲しいですね。
全85件中、21~40件目を表示