「少佐が最強では無くなったのは残念」劇場版 幼女戦記 アーヤさんの映画レビュー(感想・評価)
少佐が最強では無くなったのは残念
デグレチャフ少佐とヴィーシャ中尉の迷コンビは健在で、映画マナーの説明から本編まで一貫して面白いし、迫力のある戦闘シーンには圧巻です。素晴らしい映像とストーリーだとは思いますが、本作品の面白さはデグレチャフ少佐の幼女にして圧倒的な戦闘力と冷酷性だと思っていたのに、今回の映画で最強の地位はメアリー准尉に移りました。
ライバルは必要だけど、いきなりライバルに負けて、よくある展開で、ライバルが少佐を殺せる絶好の機会を何故か放棄して、魔法も銃も使わず、いきなり殴りだして少佐は助かり、少佐も少佐で何発も至近距離で准尉を撃っているのに、何故か頭を狙わない非合理主義的な行動が、キャラを捻じ曲げています。
私的には最悪の展開で幻滅です。面白さが半減でした。
実は軍人は頭部を狙わないんですよ。
理由は、小さくて外しやすく、射撃者の存在に気づかれてしまうから。
なので、胴の中心を狙うそうです。
警察特殊部隊のSWATなどは、即座に行動力を奪うことから、頭部を狙うこともあるそうです。
だから交戦規定的には、特に間違いでもないみたいです。
怨恨のメアリーに神のご加護はもたらされなかったのかなーって思いましす
デグレチャフは一応平和を希求していたし。
でも、メアリーに頭殴られた後あの細腕ではチト集弾まとめるの厳しかったかなあ。。
デグレチャフとメアリーの、そのシーンは私も別の意味で「?」でした。
至近距離で胸を撃ち抜かれ、おまけにオーバーキル気味に数発も体に穴をあけられて、これでメアリーの出番は終わりかと思ったのですが
なんと生存している。頭を撃ち抜かれてなくとも先ず命はないです。なんだかしっくり来なかったです
存在Xの加護というやつなのでしょうか
WRB原作挫折、書籍版未読、コミカライズ版だけ完読のニワカだけど
コミカライズ版(東條チカ氏)を読んだ限りでは、違和感無かった。
存在X(自称、神)達が加護を三つ(本人経由、亡父経由、母経由)も
メアリーへ偶然にも集中させた為、映画版でのターニャの苦戦は想定内。
コミカライズ版は進捗がアニメの後追いなので、今後のメアリーの動向が
今から楽しみ。