クワイエット・プレイスのレビュー・感想・評価
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緊張感がある映画です
しかし、他の方も書いておられるように、突っ込みどころがありすぎます。
冒頭から面白そうな予感で一気に観れましたが、続編は観ないかもしれません。
観てる時に緊迫感で少し疲れ、終わった後に、脱力感に襲われます。
ちょうどいい長さ
映画館での視聴がベストなのに、映画館に行くほどでもないというジレンマ。
家で観るとどうしても雑音が入っちゃう。
なので、映画館で観たかった。
ホップコーンを噛む音さえも、
コーラを飲む音さえも、
音を立てながら見てはいけない
という緊張感がこの映画の最大の面白さ。
こわがらせ方は基本的に「エイリアン」。
大概こういう”得体の知れない何か”から
逃げる恐怖って映画は、
その正体が表れるまでが怖くて
それ以降は…さほどでも。
っていうパターンが多い。
この映画は序盤戦で正体を見せ、
いかにそれを攻略するかという
ゲーム的な要素を面白がる映画という点に
おいてエイリアンに似ている。
が、しかし。
詰めの部分がエイリアンとは雲泥の差。
なんで防音室作らないんだろう?
なんで離れた場所に”永遠にでかい音鳴っている装置”
作らないんだろう。
妊娠しているのに赤ちゃん専用防音室作らないの?
とか、いろいろ思っているうちに
恐怖感が薄れ、いつの間にか終わっちゃった。
どれくらいの、どんな種類の音なら
寄ってくるのか?
というルール設定も微妙なのが
さらにマイナスポイント。
エミリー・ブランドの品格で良質なB級映画に
スリルもあるが、家族愛も
こういうのはやはりシャマランが上手いなと実感した!!
前半、声を出せない日常の演出にBGMを多用して安直に感じました。後半の襲撃もつまらないです。とにかく退屈で、劇場へ行った方のガッカリ感も半端なかったと思います。こういうのはシャマランが上手いなと、つくづく思いました。
part1とpart2を観て感じたこと。
「クワイエット・プレイス-破られた沈黙」が超面白かったので、前作をもう一度観直してしまいました。
Part1は怪物が現れてからたしか472日からはじまり473日で終わっていました。
Part2は474日目、とありますから、その翌日からです。
だからエヴリンお母さん(エミリー・ブラント)の出産の翌日から・・・続編は始まったのです。
赤ちゃんは出産直後の赤ん坊でしたが、長女リーガン(ミリセント・シモンズ)は、
Part2では15歳から18歳に成長してなんと美少女に変身してまして、娘らしさ全開です。
長男のマーカス(ノア・ジュブ)もPart1では12歳か13歳位。
ビビリの弱々しさを上手く演じていますね。
part2でも続投です。
今回は日本語の吹き替版で観たのですが、まったく意味がありませんでした。
声優さんの話した日本語はほんの数言でした(笑)
激しい滝の流れの前で、お父さんが「ここなら声を出しても大丈夫だよ」
「そうだね」とマーカス。
手話には字幕が全部ついてるので、日本語吹き替版の利点は全くなかったですよ。
それにしても「クワイエット・プレイス」の面白さは、
聴覚が発達しているが、視覚が退化したと思われる「怪物」
その「怪物」に支配された世界。
言葉を話すこと、音を立てることを封印される人間。
この設定が最高にスリリングです。
そのアイデアを形にして説得力ある映像にする手腕が凄いと思います。
物音を立てると、瞬時に襲ってくる盲目の怪物。
あっと言う間に、人間は捕食されてしまう。
そんな世界で、なんと妊娠して出産してしまう人間(お母さん)
この状況での出産!?!
驚きましたよ!!
息を潜めてスリルを体感する、体験型の映画でした。
ショッカー高 スリラー中 サスペンス低
ストレスフルムービー
悪くはないと思う
何者?
音に反応して生物を襲う謎の生き物。
娘のリーガンは弟が欲しがるオモチャを、音が出るからダメと取り上げた父に対して、こっそり渡してしまう。でも家に帰る途中で、弟は襲われてしまう。リーガンは罪の意識からパパもママも私が嫌いと思い込んでいる。最後で、パパが子供たちを救うために犠牲になった時、おまえを愛していると手話で伝える場面は感動ものです。その後でパパの作業場に行き、自分の為に補聴器を一所懸命作っていてくれたことを知って愛情を理解する。感動する物語でした。
この夫婦は実際にご夫婦なのですね。リーガンも実際に聴覚障害があるそうだ。なんかリアリティがありすぎ。
ツッコミ所も少々。まず、末っ子が襲われてしまった場面、まずあんな小さな子を最後尾で歩かせるのは間違いですよね。最後尾はやはり親です。
あと命は大切で尊いですが、あの状況下妊娠するのはいかがなものかと。赤ちゃんは泣くのがお仕事です。危険を考えたら、避妊しなくっちゃ!赤ちゃんが産まれたところからいつ襲われてしまうのかとハラハラしてしまった。
ルールはガバガバ。面白くはある。
モンスターは目が見えず、音だけを頼りにしている。
だから、物音を立ててはいけない、という設定自体は面白いけど、物音を立ててはいけないというルールがかなりガバガバ。
ちょっとでも物音を立てると、どこからでも瞬時に攻撃に来るのに、目の前の人間の呼吸音は聞き取れないという不思議な聴力だったり。
目が見えないのにどうやって家の壁にぶつからずに進めるのかの不思議。クリック音出して空間把握してるなら、人間も動いてる時点で把握されてアウトでは?
あと、終盤はめちゃめちゃ走りまくってたり、車で走ってたりと音が出ることし放題。それでも敵が来ない不思議。それでいて親父にはほぼ無音の中襲うのも理解が難しい。
まあ、音が出てはいけないというルールがものすごくガバガバなんだけど、赤ちゃんという不確定要素のドキドキ感や、親娘愛がなせる力というストーリーは面白かったのでそこはよかったですね。ただこの最中での出産はご都合主義すぎる。
ドントブリーズの方が音を立ててはいけないという設定は面白かったので、もう少し練って欲しかった所。
ちなみに、モンスターがショットガンで倒せるのは、外皮が破れて中が剥き出しだからですね。普段は外皮に覆われてて弾丸は弾かれる設定のようですね。見てればわかる設定です。
あとは変な所
花火デカすぎは草
補聴器電源つければ親父死ななかった説
子供を放置しすぎ
エイリアン都合よく目の前で止まりすぎ
滝の近くに住めばいいのは俺も思った。滝の裏に洞窟でもあれば最強だね。ただ多分、それでは冬は越せないし、電気も使えないし、料理もできないのは辛いかもね。
劇場鑑賞向き。左から音が迫ってくる!
ひと言で言って、見ごたえのある心理サスペンスで、その細部へのこだわりは、何度も繰り返し見る自宅での視聴にも耐える出来栄えだが、偶然にも劇場のど真ん中で鑑賞できる幸運に恵まれ、その「音」の作り出す恐怖を堪能させてもらった。お話しはいたってシンプルで、音を立てると襲ってくるエイリアンからどうやって生き延びるかと言うもの。こういう緊張感はやはり劇場で見るのに限る。八割がた満席だったのに、隣の人が気にならないほどみんな静まり返っている。ポップコーンを頬張るのもためらわれるほど近づいて来るエイリアンの音はリアルだった。
なんとなくリドリー・スコット監督の「エイリアン」に似ている気もするが、もっとプライベートな作りで、言ってしまえばかなりの低予算で製作された映画だろう。なにしろ登場人物はアボット一家だけ。派手なスタントもなく、ビジュアル・エフェクトもクライマックスに向けて最小限。さらに使用楽曲に至ってはニール・ヤングのhervest moonの一曲のみという徹底した倹約ぶり。
ところが最小限のスタントやエフェクトが非常に効果的で、見終わって思うのはどれも無くてはならないものばかりだったな。ということだった。
あえて難癖をつけるなら、語り草になるようなキー・ビジュアルが無かったことぐらいだろうか。例えば、ディカプリオの映画なら、どれも強烈に脳に焼き付いた名シーンが思い浮かぶが、この映画ではまあ、エイリアンのデザインも含めてどこかで見たようなシーンばかりで、音を立てるな!と言う緊張感を伝える以外に、見せ場がない。子供がはぐれても大声で呼ぶわけにいかないし、命がけのかくれんぼを見守るしかない。唯一、夫婦がニール・ヤングを聞いて踊るシーンが美しいが、なにしろ音を出せないのですごく地味だ。
見ながら沸き上がって来たいくつかの疑問が「奥さん妊娠してるけど、産んだら赤ん坊の泣き声は?」とか「かかしにスピーカー付けておびき出して退治できないの?」とか「銃は使えないの?」なんてところだったが、割とあっさりと解決してしまう。当然、そんなことは検討済みで、映画の世界において彼らは知恵で切り抜けていく。
エンディングがちょっと物足りない。きちんとラストまで描いて欲しかった。粋でカッコいいエンディングとも言えるが、最近あまり観ないスタイルだろう。エミリー・ブラントとジョン・クラシンスキー。願わくばこの二人、創作意欲で結びついていてほしいものだ。ブラピとアンジー、ブラピとアニストン、ベン・アフレックとジェニファー・ガーナーみたいに、夫婦仲が冷えて、映画がつぶれたなんてことにならないでいてほしい。
2018.10.1
自宅で良かった。
企画勝ち
家族の絆の物語
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