劇場公開日 2018年9月28日

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「脚本・登場人物を馬鹿という前に」クワイエット・プレイス Hideaki Yamaneさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5脚本・登場人物を馬鹿という前に

2019年7月17日
PCから投稿

こういう作品は、無料で観るのにピッタリの暇つぶし作品で、色々な面で面白かったです。
私はどんな映画でも鑑賞後はザッとレビューを眺める癖があるのですが、レビューを読む度に複雑な気分になってしまいます。
「人は何を求めてジャンルムービーを観ているのか?」がよく分からなくなるからです。
この手の作品(ジャンルムービー)って大まかセオリーで成り立っているのに、そのセオリーそのものを批判して何の意味があるのかが分からないのですよ。
言っている内容は概ね当たっているし、まあ小中学生程度の意見だったら仕方ありませんが、高校生以上だったら「そろそろジャンルムービーのセオリーに気づけよ!」って思ってしまいます。そもそもそれを楽しむ映画なんですから、整合性だけを求めるなら、最初からこんな映画は観ないでしょう。
基本的にB級ホラー映画って、登場人物が理論武装した頭の良い人間ばかりだったらホラー映画が成立しない(恐くない)し、登場人物が色々な面で抜けている(欠けている)から恐いのでしょう。
それを分からないで理屈で批判する様な人は、最初からホラー映画など観る必要性がない筈なのに、それでもそんなのばかり見てケチばかりつけている状況が私には分かりませんね。
それを踏まえた上での批判なら分かるのですが、そういうのは殆ど見当りませんからねぇ~(苦笑)
まあ、ツッこんだりケチをつけることそのものを楽しんでいるのなら、最初にそれを宣言してから喋らないと「主人公よりこいつの方が頭悪い」とは思われても仕方ありませんよね(爆)

シューテツ
T Iさんのコメント
2022年1月10日

それはコメディでしょう(笑)

T I
suke4さんのコメント
2019年8月3日

同じ事を感じていたのでこのコメントを見て救われました!

suke4