「緊迫感とチームワーク」バッド・ジーニアス 危険な天才たち kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
緊迫感とチームワーク
実際にあった集団カンニング事件をもとにした映画。こういう事件のベースにあるのは格差社会ということがよくわかる映画だった。
貧しい家庭環境、リッチな友人家庭、天才たちのすごさ、そうした背景をきっちり描く脚本がよかった。配役も絶妙。中心となる女の子がそんなにかわいくないのもうまい。でも何よりも実際のカンニングシーンが素晴らしい。ハリウッドのスパイ映画やチーム犯罪映画に負けない緊迫感だった。
人にすすめたくなる映画だ。
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