劇場公開日 2019年5月17日

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「意識転送モノ」レプリカズ aMacleanさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5意識転送モノ

2019年5月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

人間の意識をコピーして他に移すと言うネタは、結構古くからたくさんある。ドラえもんのコピー人形は究極だが、超人ロックも日本発だ。最近だと「チャッピー」とか「トラセンデンス」「セルフレス」などなど、ネタとしては大好物の部類に入る。
転送先として、クローンした体に意識を植えると、大概なんらかの問題が起きたりして、物語が楽しくなる訳だ。人間の意識は脳内の電気信号の塊だからコピーできるはず、と言う前提なのだけど、もうそろそろ実際にできそうな気がする。
AIが意識を持つには、肉体に類する外界からのフィードバックが無いといけないという説があるが、この映画でもその辺りのことをキアヌが発見して説明していた。
IPS細胞で、自分の臓器をどんどん交換するのか、意識をロボットとかに転送するのか、手段はいろいろあるが、どちらにせよ人類は命の泉を手に入れる訳だ。
でも、転送された先が、ゴキブリとかだったら、カフカ的とはいえ、やだなぁ。

なんてことをつらつら考えながら、観てました。そんな妄想を逞しくしながら観るのも、SF映画の楽しさです。。

キアヌ・リーブスは、もう少し迫力あると良かったけど、「ジョン・ウィック3」に期待かな。

AMaclean