ラッカは静かに虐殺されているのレビュー・感想・評価
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ペンは剣よりも強し
恥ずかしながらRBSSの存在を知りませんでした。大変勉強になりました。予告編の印象に対して、作品自体は結構クールな視点。その中でサラっと衝撃的な「公開処刑」の映像が差し込まれた時、ラッカの現実を肌感覚で垣間見た「気がした」。戦慄のドキュメンタリー
「ISは思想だ/思想は空爆で無くならない」という言葉が印象的。まさに不断の戦いに身を投じたRBSSに敬意を表する。「ペンは剣よりも強し」とはいうけど、実際剣にペンで対抗するにはどれだけの勇気と覚悟が必要か。自分なら逃げ回るか、最悪ISに参加してしまうと思う。自分の弱さに改めて気づかされる
本作の公式サイトにリンクがあるRBSS公式サイトから寄付ができるんやけど、金額が75US$から。寄付したいのはやまやまやけど僕も家計が厳しいんです。ごめんなさい。宝くじが当たったら絶対寄付します
試写会
何も出来なくて、ごめんなさい
生まれた環境が違うだけで、こんなにも人生が違うのか。
新しい生命が宿れば誰もが微笑ましい気持ちになり、近しいものが亡くなれば悲しい気持ちになる。
ただ、善悪の基準は生まれた環境によって大きく異なる。
もし自分がIS側に生まれていたら?
この手の映画を観終わった時だけ、正義感をふりかざし、戦争はんたーい、などと唱えたところで、世の中何も変わりません。
また明日から、日々の生活に追われ、暇つぶしにスマホをいじり、ニュースで世界情勢の一部を知り、ああ大変だな、なんて頭の片隅で思い、また日常生活を送る。
シリア情勢を知ったところで、自分には何も出来ません。
観なきゃ良かった。でも、知って良かった。いろんな気持ちが交錯する。
何も出来なくて、ごめんなさい。
夢なら覚めてほしい
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