「少女から女性へ…。みずみずしい心の成長」アリータ バトル・エンジェル shironさんの映画レビュー(感想・評価)
少女から女性へ…。みずみずしい心の成長
3D日本語吹き替え版もオススメです♪
英語が不自由な私にはストレスフリーでド迫力映像を堪能できるうえに、上白石萌音ちゃんの声が、可憐だけれども芯の強いアリータ にピッタリでした(*゚▽゚*)
とにかく、アリータの表情がいちいち尊い(*´人`*)
ビジュアルを見た最初の印象は「目、デカッ!」いくらサイボーグにしてもデカ過ぎるのでは??
なんかマーガレット・キーンのビッグ・アイズ シリーズみたいで怖いんですけど…(^^;;
でもこれが、映画の中で活き活きと動き出すと、めちゃくちゃ可愛い!!
アリータの少女らしい表情に引き込まれました。
初めて見る人、初めて見る物、なかでも初めて食べる物に対する表情の可愛いことっ!(≧∇≦)
いろんな物を食べさせてあげたくなっちゃいますww
真っさらで純真無垢なアリータちゃんですが、300年前の記憶が眠る最強兵器でもあり…この二面性がたまりません!
過去の自分を取り戻したい反面、新たに知る感情への喜びや戸惑い。
人を好きになる気持ちのトキメキやピュアな反応が愛しくて、キュンキュンしちゃいました。
そんな乙女な反面、こうだと決めたら誰にも止められない強さ!
一途すぎて暴走ぎみなアリータちゃんを応援せずにはいられません。
アリータちゃんを取り巻く人々も、表と裏の二面性を抱えていて、とても魅力的です。
父親的な存在のイド、青年ヒューゴ、それにジェニファー・コネリー演じるチレン!
美人が凄むと迫力があってとっても素敵(〃ω〃)
『フェノミナ』の美少女が、今や酸いも甘いも噛み分けた立派な悪女ですよ。しみじみ。
みんな、アリータに出逢うことで内なる自分を取り戻していきます…(T ^ T)
言うまでもなくド迫力バトルシーンはスピード感があって最高!
3D映えする飛び道具にも大興奮。
でも何より雑魚キャラが居ないのにも驚きました。
一人一人の作り込みが丁寧で、魅力的なデザインからは、スピンオフが作れるレベルのバックボーンを感じました。
衝撃のラストはいろんな意味で
え〜!!嘘でしょ?
こんなに引き込んでおきながら殺生な〜。
・°°・(>_<)・°°・。
でも…こうするのなら、もう少しじっくり見たかったシーンもあったなぁ。
途中のシーンがカットされたような繋ぎも気になったし…後から完全版とか出るパターンかしら?
ともあれ、どこまでもアリータちゃんについて行きます!!
#アリータ降臨
わかります!もう一度観たくなりますよね〜。
そもそも私、同じ映画を何度も繰り返し観る派でして…昔の劇場は入れ替え制ではなかったので、必ず連続2回は観ていました。
ようは不器用で、一度に二つの事が出来ないからなんですけど(^^;;
1回目はストーリーを追って、2回目は映像や演技を楽しんでいました。
(二本立ての映画館で2本目の映画に感動して、もう一度1本目から観た事もww)
今はWワークの為、一度観るのが精一杯ですが、引退した後の老後の楽しみに取っています♪
コメントありがとうございます!
やっぱり目が気になりますよね(^-^;
もしかしたら、あの目で鑑賞を躊躇する方もいらっしゃるのではないかと思います。
私の場合は『モンスターズ・インク』ww
モンスターはともかく、人間の少女の目がデカくて怖い。
当時マクドナルドのハッピーセットのおまけだったのですが、紫のモンスターの口の中から女の子の顔がのぞいているオモチャを手に「超カワイイ〜!」とほざいている女に「目が腐ってるか、彼氏へのアピールだな(。-_-。)」と思ったものでした。
鑑賞後、同じオモチャを手に「超カワイイ〜」と思っている自分がいるとは知る由もなく。
やはり、ストーリーのなかで動いてこそ、真の魅力が発揮される!!
更に月日は流れ、今やピクサーでは人間ソックリなCGも作れる技術があるそうですが、あえてCGらしさを残していると聞きます。
アリータも、あの人間離れした目があるからこそ“サイボーグなのに人間らしい”コンセプトが生きてくるのだと思えました。
ぜひアリータちゃんの大きな目をご堪能ください( ´ ▽ ` )ノ