万引き家族のレビュー・感想・評価
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2018-69
確かにこれはハリウッドには作れない作品。
だからパルムドールなのかもしれない。
皆さん上手いんだけど、安藤サクラさんの演技がすごかった。
涙を吹いても吹いても、涙がこぼれるところはすごいと思った。
リリー・フランキー、この人は天才。
皆さん、普段通りの家族っぷりを見せてくれるのでたまにセリフが聞き取れない(笑)
でもあんな感じだよね、家族で話すときって。はっきり言わんもん。
セリフらしくなくて良かった。
また、荒川区っていう舞台がいい。
個人的にお隣の台東区には縁があるので、日暮里とか南千住とかあの辺の庶民的な雰囲気がよくわかるし、樹木希林さんみたいなおばあちゃん、パチ屋にいそう。
ほんとにあの辺はいまだに人情の街で、知らない人でも全然喋りかけてきますからね。
他人といえど、ほっとけないみたいなところ。
血の繋がりだけが家族なのか?
答えはNOだと思います。
虐待のニュースとか観ると、胸が痛むし、腹立たしいし、あれは家族じゃないと思う。
この家族、色々問題あるけど、見終わると家族でした。
ちゃんと繋がってた。
皆んなが家で晩御飯を食べてるシーン、家で過ごしているシーンはもう演...
何で繋がるかで変わる未来。
満席の客席。途中小さな地震がありましたが、誰も反応しなかったのは、さすがは東京の人。
事前番組で是枝監督がノートに「犯罪で繋がる家族」と書いてから考えていった作品と聞き、家族のいろいろな形を考えながら興味を持ってみにいきました。しかも10年ぶりくらいに母親と2人で行くという。とてもエモいことをしました。笑
血の繋がっている家族でもうまくいかないこともあるし、何か違う繋がりの家族でうまくいくこともある。人の繋がりの理由なんて、何でもいいんじゃないかと、お互いが必要としあえる、支え合える存在であるならば。血の繋がりがあれば、世間体がいいし、顔も似てるし、他人とは思えない、自分のせいで生まれて来たんだから、責任感がわきやすいというだけ。
ただ、今回の繋がりは社会的に許させることではないから、引き離された。未来のある賢い子供が、真っ当な道を歩むために、新しい道を切り拓いたということ。
最後の流れは、善悪だけでは語れないと思いながら、でも世間は善悪だと思いながら、もやもやした気持ちで見守っていました。
突然画面に現れる高良さんがのイケメンがすごくて、いままで下町の薄汚い感じできてたのに、突然画面に爽やかすぎる異物が現れたと、、、、笑 あのようなお仕事の方だから、思いっきり差をつけたんですかね。。
みんなが幸せになって欲しい、と心から願う映画でした。
家族のカタチ
切ない…
一言でいうと…切ない…
娘が小二の頃に音読してた「スイミー」
弱い者は塊になり結束すれば強い者に勝つ
赤い目のスイミーは樹木希林
天に召された事で分解してしまった…
擬似家族六人が、皆、笑顔で怒鳴り声は皆無…
でも、その笑顔の奥に潜む深く悲しい闇をそれぞれが抱えている…
笑顔の多い人ほど、深い哀しみを持つとは、まさにこの映画の事。
賛否両論あるけど、私は観て良かった
雑然とした散らかした部屋…でも、誰も片付けなさいとか言わない緩く温かい家庭の群像…
やはり躾は必要ですが、緩い家庭は愛情いっぱいなのかもと少し反省💧
なんて…子育て中の親に気づいて欲しい映画なのかも知れない。
安藤サクラの涙を拭うシーンにグッときます。
なんて切ない涙なんだろう…
樹木希林もリリーフランキーも、辛さを隠して淡々と生きる様が見事です。
家族って自分の全てをさらけ出せる場所
擬似家族の大人が隠していた過去が暴かれた時、全ては動いた。
万引きシーンはどうかと思うけど、これが自然なんだろう
受賞したことで全世界に発信されることは喜ばしい事ではあるけど…万引きは…少し引っかかります^^;
サブタイトルに、家族の絆を本当の親から万引き?盗んだと書かれている事をしっかり表現して欲しいですね。
前に報道で知りましたが、現実に戸籍を持たない子供達が存在するみたいですね…
それを取得するのにも手続きに日数がかかるらしいと…
どこがいいのか意味不明
結局はあの家族自体が他人のものの寄せ集め。 奪ってきた人間としての...
うーん
確かに役者さん全員演技が素晴らしかった。 でも堅いところ揃えてるか...
リアリティ
リリーの尻!!
社会からはみ出した弱者たちが繋がる万引き家族。
核家族化が進み、家族・町内・隣人の絆が薄れ、形式的なセーフティ・ネットでは救われない人々。落語の世界なら存在する長屋的助け合いが希薄な現代で、犯罪を犯すことでかすかに生きていける人々だ。
社会の方はマイナンバー制度など管理体制が整い、ドロップアウトした人間には益々生きづらい様相を示している。そんな中、優しさは失われていく。
本物の家族の方が、わが子を虐待して絆が薄い。
偽物の万引き家族の方が、互いをいたわり合い絆も深いように前半は見える。
しかしそこは是枝監督、そんな甘い人情噺を描くわけではない。
後半、危機を迎えた偽物家族の中から各々の闇が浮かび上がってくる。
助け合ったのでなく、互いを利用し合ったに過ぎないのか?
彼ら自身でも解らないことだろう。
小さな女の子の件で家族が危機に及ぶと思っていたが、それはミスリード。別の事から家族は危機を迎える。
関係性の希薄な現代社会で、本当の家族とは絆とは優しさとはを問う問題作、2018年必見の映画だ。
是枝監督らしい、家族のかたちを考えさせられる映画。 現代日本では、...
見えない本当のことって、、
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