「悲しいの一言」万引き家族 三神さんの映画レビュー(感想・評価)
悲しいの一言
本当の家族に捨てられ、その深い悲しみ故に偽物の家族は傷の舐め合いしかできない、正しいことがわからない、愛情の求め方も与え方もわからない。救いのない作品でした。誰も知らない、を思わせるような何の救いもない作品。だからこそリアルでした。
愛情を受けて育ったわたしにはわからない、ただただ悲しかったです。今もどこかに、このような人が沢山いるのが現実で、でも救いようがなくて。終わり方もそれを表しているような本当にリアルな作品でした。
コメントする