「曖昧な境界線に立たされる人々」万引き家族 ローチさんの映画レビュー(感想・評価)

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万引き家族

劇場公開日 2018年6月8日
全678件中、136件目を表示
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曖昧な境界線に立たされる人々

家族とは何か、という問いはあまりにも多くなされているものだが、是枝監督の描く家族は常にその存在に揺らぎがある。家族であるかどうかギリギリの線を常についてくるというか。それによって家族とは何かという輪郭を浮かび上がらせる。家族であることが自明ではない共同体が、家族としてもし機能するなら、それにはどんなことが必要なのか。
『誰も知らない』の母親は子ども達を見捨てたが、なおも彼らは家族であるのか。『そして父になる』は育てた子どもが実は血のつながらない他人だった、それは家族であるのか。あるいは『ディスタンス』で浅野忠信が演じた元新興宗教団体の信者は、教祖はお父さんみたいな人だったと言う。家族と単なる共同体の違いはなんだろうか。
経済的困窮という理由で一緒に暮らす本作の家族は、ふとしたきっかけでバラバラにされてしまう。彼らは家族だったのか、ただの共同体だったのか。問いに答えはなく、監督は見つめるのに。安易に答えを出せないことが監督の誠実さの現れだ。

ローチ
さん / 2018年7月29日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  知的
  • 鑑賞方法:映画館
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怠惰
怠惰さんのコメント
投稿日:2018年12月5日

いやいやおまえは二度と映画を語んな何も分かってないぞ

石橋コーヒー
石橋コーヒーさんのコメント
投稿日:2018年8月1日

是非、見てみたい

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