劇場公開日 2018年6月8日

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「仕掛けだらけの映画」万引き家族 a3さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0仕掛けだらけの映画

2018年6月3日
iPhoneアプリから投稿

万引きをしながら生きていく家族。
ある日、帰り道にマンションの外に1人締め出されていた女の子を拾い、家に連れて帰る。
その子に食事を与え直ぐに返すつもりだったが、帰りたくないと言う女の子を家族にして「りん」という名前をつける。
万引きをする非日常の家族の話。

公開一週間前、先行公開観てきました。
是枝監督作品の中ではもっとも社会的な映画だと感じました。
そして観ていて思ったのはとても懐かしいと感じました。その「懐かしい」とは何だろうかと考えていたところ、伊丹十三監督の映画のような現代日本を写す描写に近いものがあると思いました。

特にこの映画は仕掛けだらけです。
話しが進むほど謎が深まり最後にその謎が解けた瞬間「え!!」となります。
少なくともただの万引き映画ではない要素が多くて一瞬たりとも目が離せない映画でした。

オススメです。それでは、さよなら、さよなら、さよなら、さよなら、さよなら。

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