「ちょっと残念…」IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。 nanacoさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっと残念…
なんかマイクが主人公のように描かれていたけど、本来はビルが一番itに対して復讐心があるからこそ、一番リーダーシップをとってみんなをまとめてたのになと思いました。あれだとまるでマイクだけがitに対して一番やらなきゃいけないみたいな感じになっているので、終止違和感があったな。確かに記憶が薄れているとはいえ、戻ってくるよう言ったマイクに騙しうちするようなことと言ってたのが、なんか可哀想だった。ビルのリーダーシップと聡明さあってこそ、みんながまとまっていたと思うので、もうちょっとビルを中心にしても良かったんじゃないかな、と思う。だっていきなり27年ぶりに会ったやつが、チュードの儀式がなんちゃらとか、怪しげな古代遺跡を出してきたら、私だって、こいつやべ~!ってなるし(笑)
あと、ところどころ面白くて、ベヴァリー家のおばあちゃんとか漫☆画太郎みたいだった(笑)ビルの思い出の品はてっきり自転車だと思ってたから、え…持ってきてないのに大丈夫かな、とか本気で心配してしまったよ。
全体的にあんまり恐くないのと、もうちょっとみんながマイクに頼りきりなんじゃなくて、お互いに協力的だと良かったなと思いました。じゃないと、おそらく伝達係として残ったであろうマイクは27年も恐怖を忘れることなく、たった1人で歴史から何から調べてたのに対して、他のみんなは恐怖を忘れているし、それぞれ裕福な身分になってて、戻ってきても協力できないとかあまりにもヒドイんじゃないかな、と。