アリー スター誕生のレビュー・感想・評価
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感情を揺さぶる歌声と演技
スーパースターのジャックと
歌手を夢見るアリーの
心の機微とその変遷を
襞を開くようにじっくり描いた
ひたすらエモーショナルな作品。
出会いのシーンからして
冗長なほど時間を割いているが
主演ふたりの演技に説得力があり
その後のふたりの浮き沈みに
心を痛めることになる観客にとって
刻み込まれるように印象的な序盤。
ガガの歌唱力はさることながら
クーパーの歌声にもぐっときた。
往年のカントリー歌手を想わせる
郷愁を誘うハスキーで渋い歌声。
そしてクーパーとガガで披露される
アリーの運命を変える「shallow」
サビで震えがくるほどでした。
前半はエモーショナルな歌声に
後半はエモーショナルな演技に
きっと酔わされることでしょう。
ラストのワンシーンに泣かされました。
ジャックの兄を演じる
サム・エリオットの演技にも注目を
複雑な立場の苦悩が滲み出てます。
新人監督に怖いもの無し!
カメラワークが大好き。
ちょい長い作品を上手く仕上げています。
ベテラン監督なら絶対ワンカメ長回しで行くんじゃ?ってシーンも小気味良く編集されてます。
自身がステージに立ちどう見られるのがカッコいいのか新人故計算し尽くしたのでしょうか?
そしてガガ様の歌唱力。
この作品は彼女無くしてここまで締まらなかった。
知らないうちに涙が出ていました。
ジャックが自身の生い立ちを語る時、オチがちょっと見えちゃうんだけど逆にアリーの舞台にかける決意が見えて良かった。
アリーがジャックのステージに引っ張りあげられる前、ジャックのステージかみてにどっかの人に騒がれそうな放射状に広がる赤いラインが…(ボヘミアン〜みたいに塗りつぶされないことを祈る)
完全にガガに打ちのめされた
ブラッドリー・クーパーの寂しげな瞳と、レディ・ガガの歌声に完璧に打ちのめされた
名作映画「スタア誕生」リブート版
街のバーで歌っていたアリーが、ロック歌手ジャックに見出されてプロの歌手となり、スターへと成長していく姿を描く
ロック歌手のジャックがアリーと出会った頃、彼は難聴と耳鳴りとアルコール依存症に悩まされていた
歌手として「耳が聞こえなくなる」という恐怖は、どれ程恐ろしかったことだろうか
そのためか、酒が手放せなくなり
依存症になってしまう
そして、ちょうどその頃、彼は「アリー」という輝く才能に巡り合う
アリーもまた「容姿が悪い」という理由でオーディションに落ちた経験から
歌手になることを諦めていた
そんな二人が出会い
互いの落ちた状況から救い会う存在となっていく
ジャックは歌への情熱をよみがえらせ
アリーは歌手として注目を集めるようになる
そして、二人は共に歩み続けることを誓い合う
しかし、常に二人が同じスピードで歩き続けることは難しい
一人はゆっくり休みたいのに、もう一人はスピードを上げなければならないこともある
そして遅れてしまった方は
「重荷なのでは…」と思い詰めようになる…
でも、二人とも歌手だから、そんな精神的なバランスの悪い状況でも、歌をうたい、目の前にいる人たちを幸せにしなければならない
その相手の立場をお互いによくわかっているだけに
「愛する人に対してどうすることが最善か」
を考えて、考えて、考え過ぎてしまう
そんな二人の愛が切なくて、後半はボロ泣きだった
スターとは光り輝く存在で、私たちの心を明るく照らしてくれるけど
その影で、より光り輝かせるために、必死になって支えている人がいるんだと思った作品
これは、アリーというスターが育つまでを描いた作品だけれど
レディ・ガガという女優が誕生した映画でもあった
そのガガは最初から最後まで、全てにおいて圧巻だった
音楽の力
これまで個性の強い女性が演じてきた映画である。1954年ジュディ・ガーランド主演の『スタア誕生』、1976年にはバーブラ・ストライサンド主演『スター誕生』 、そして2018年はレディ・ガガ主演で『アリー/スター誕生』である。前作二本の映画を観た記憶と昨晩の試写会でガガ版を観た感想を少し。映画は時代を映す鏡ですから比較する事は出来ません。感動を与えるための撮影機材や視覚効果技術はとてつもなく進化しています。過去の膨大な映画作品や音楽を聴いて育った子供たちが大人になり新たな創造主として作品をつくる。リメイク作品は前作を超えなければならない宿命である。その観点で評価すれば成功したと言えます。今を生きる現代人の感性にマッチした作品に仕上がっている。とにかく音楽の力が凄い。ヒップホップ全盛のアメリカで古きよきアメリカンロックやスローバラードが野外ライブ会場に轟き渡り心に響きます♪クイーン伝記映画『ボヘミアン・ラプソディー』がヒットしている。あの時代のロックを時代は求めているのかもしれない。
長めのMVを観たと思えば…
GAGAファンですが…
私がドキュメンタリーをあまり観ないからなのか、
ストーリーとしてはいたって普通でした。
(展開が読めてしまった)
歌唱力はやはりさすがだな、と思いますが、
GAGAファンなのでまあ特別感動することもなく…
ただ、女優GAGAを観るには楽しいかもしれません。
ずっと聴いていたい。
絶対的歌姫が誕生する瞬間に立ち会う
ガガ様の表現力たるや!
一曲目の『ラ・ヴィ・アン・ローズ』で心を鷲掴みにされ、ブラッドリークーパー演じるジャクソンと同じタイミングで涙を拭っていました。
『愛の賛歌』を彷彿とさせるラストが圧巻!
喜びも、悲しみも、人生の全てを歌で昇華させることの出来る…まさにエディット・ピアフ級の歌姫が誕生する歴史的瞬間に立ち会ったよう。
身震いするほどの感動に包まれました。
常々シャンソンは一人芝居だと思っているので、シャンソンを歌える歌手の演技が、上手くないわけがない!!
いわゆる“スター映画”とは一線を画すガガ様の演技力は、前作の『スター誕生』で主人公を演じたバーブラ・ストライザントと並び、グラミー/アカデミーW受賞者となるかも?!
ドラマティックに人生そのものを歌い上げ、平凡に生きている私達に、あたかも同じ体験をしたかのような感動を与える事が出来る、たぐい稀なる存在。
残酷な神に選ばれたとしか思えませんが、辛い出来事も歌姫の覚醒には必要不可欠だったような気がします。
観ている最中、何故だかバレエ映画の『ブラック・スワン』がよぎって仕方なかったのですが、撮影監督が同じ方でした!
表現者のパフォーマンスを空気ごと切り取ったような、狂気をはらんだ映像に引き込まれます。
“表現者”としてのアリーが見せるプロフェッショナルな眼差しがとにかく魅力的で、一瞬にして射抜かれてしまうのですが、
うって変わって、普段のアリーが見せる飾り気のない表情はとてもキュートで、まるで少女のよう。
ガガ様の新たな魅力にメロメロでした。
新たな魅力と言えば、ガガ様にはいつも驚かされている気がします。
ジャズアルバムを出した時も、改めてその高い歌唱力に驚かされましたが、
なんと言っても、アカデミー賞授賞式で『サウンド・オブ・ミュージック』を歌ったのには、ブッ飛びました。
「こんなに伸びやかな歌も表現できるなんて!!」
サントラレコードで育ち、5才でジュリー・アンドリュースの日本公演に行く程ファンの私をも涙させる歌声に、ただただ脱帽でした。
オペラのマリア・カラスは“ディーヴァ アッソールタ/絶対的歌姫”と呼ばれているそうです。
“歌が上手い”とはレベルの異なる表現力の持ち主のことを指すのではないかと思いますが、
既にガガ様は絶対的歌姫の域に達しているでしょう。
ジャズ、ミュージカル、シャンソンと、各ジャンルの絶対的歌姫達のナンバーを歌いこなし、いったい次は何で私達を驚かせてくれるのか?
そのうちガガ様のオペラを聴ける日が来るかもしれませんね。
#アリースター誕生#アリー
まさか、泣かされるとは思わなかった…!
久しぶりに映画で泣きました!
2人の愛が溢れ出てまくりで、2人の音楽という愛に溺れてしまいました(笑)
なんと言っても、レディーガガの歌唱力が素晴らしかった!
彼女の歌声が、この映画を盛り上げる火付け役!
さらに、ブラッドリークーパーの歌声が相まって、2人の絶妙なハーモニーが生まれます!
映画を鑑賞しているといよりか、ずっとライブを観ているかのような感覚で、あっという間の2時間15分でした。
この感覚は大きな劇場でないと味わえないかと思います!
広い映画館で、ガガさんの澄み渡る歌声と、ベースの重低音に酔いしれることをお勧めします!
歌声も絶妙ですが、劇中の歌の歌詞も魅力的なものがたくさん!
彼女の心情をストレートに伝えてくる、心に響くようなものばかりで、聞いていて心の底から震えが起きるくらい感動しました。
何度鳥肌が立ったことか…。
どの曲も本当に素晴らしかったです。
音楽共にあり続けた2人の愛も素晴らしかった!
音楽を通して互いの愛を確かめ合う、歌うことでお互いのエネルギーが生まれてくる…!
奇跡のような2人の人生に相応しい、素晴らしい音楽の数々に、感動しっぱなしでした!
最後の最後に流れるエンドロールを聴きながらも、涙してしまった私…。
2人の愛がここまで私の心を震わせるとは思いませんでした…。
この映画を鑑賞するならば、是非最後のエンドロールまで聴いて帰ってみてください。
最後までレディーガガの歌声に感動すること間違いなしです!
音楽の映画でもあり、恋愛の映画でもある!
究極のエンターテイメント作品!
大好きな彼がいる人、大切にしたい夫がいる人には是非、一緒に鑑賞してほしいです!
音楽を通じて、沢山の愛を感じてほしい、そんな素敵な映画でした!
ガガ様はさすが
ガガの歌唱力にほろり
絶対に観るべき映画
とにかくガガが美しい
ウェイトレスとして働きながら小さなバーで歌うアリーはたまたまそのバーに立ち寄ったロックスターのジャックに見出され、彼のライブに飛び入りしてからトントン拍子にスターの階段を駆け上がるが・・・。
元々80年くらい前の映画の何度目かのリメイクなので仕方がないとは思いますが、お話はアナクロで古臭い。引きの画がほとんどなくてカメラはほぼずっと登場人物の顔の横50センチくらいのところに張り付いているのでほとんどずっと誰かの顔しか映ってない。敢えてやっている演出でしょうけれどこれで2時間20分はさすがにつらい。
ブラッドリー・クーパーはとてもロックスターには見えないし、アリーがバーで歌う『ばら色の人生』もそれほど魅力的ではないし、スターになってからのアリーも髪をオレンジ色に染めて劇団四季のライオンキングみたい。それでもアリーがジャックに飲みに誘われて楽屋から出てきてのスッピンは息を飲むくらい美しいし、戸惑いながらもステージで歌う”Shallow”の歌い出しでは思わず泣きました。舌足らずな映画の枝葉末節をガガが解き放つとめどない母性が包み込み、圧倒的な作品に昇華させています。あとエンドクレジットでアリーの父ロレンツォを演じていたのがアンドリュー・ダイス・クレイと知って驚きました。フォード・フェアレーン!
歌唱力はさすが!
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