劇場公開日 2018年12月21日

  • 予告編を見る

「とにかくガガが美しい」アリー スター誕生 よねさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0とにかくガガが美しい

2018年10月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ウェイトレスとして働きながら小さなバーで歌うアリーはたまたまそのバーに立ち寄ったロックスターのジャックに見出され、彼のライブに飛び入りしてからトントン拍子にスターの階段を駆け上がるが・・・。

元々80年くらい前の映画の何度目かのリメイクなので仕方がないとは思いますが、お話はアナクロで古臭い。引きの画がほとんどなくてカメラはほぼずっと登場人物の顔の横50センチくらいのところに張り付いているのでほとんどずっと誰かの顔しか映ってない。敢えてやっている演出でしょうけれどこれで2時間20分はさすがにつらい。

ブラッドリー・クーパーはとてもロックスターには見えないし、アリーがバーで歌う『ばら色の人生』もそれほど魅力的ではないし、スターになってからのアリーも髪をオレンジ色に染めて劇団四季のライオンキングみたい。それでもアリーがジャックに飲みに誘われて楽屋から出てきてのスッピンは息を飲むくらい美しいし、戸惑いながらもステージで歌う”Shallow”の歌い出しでは思わず泣きました。舌足らずな映画の枝葉末節をガガが解き放つとめどない母性が包み込み、圧倒的な作品に昇華させています。あとエンドクレジットでアリーの父ロレンツォを演じていたのがアンドリュー・ダイス・クレイと知って驚きました。フォード・フェアレーン!

よね