天才作家の妻 40年目の真実のレビュー・感想・評価
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グレン・クローズ
グレン・クローズ あまりにも素敵です。
彼女の表情が全てを物語っています。こんな女優が存在するのですね!感動です!
様々な当時の時代背景が根底にあるのですね。今でもあるのでしょうね!
天才作家は最後、死にますので事実が世間に知れ渡ることはないようです。個人としては、夫婦の行く末、家族の葛藤、世間の評価を観てみたかったです。 物語としてはこれがベストなのだと思いつつ!!!
妻役のグレン・クローズ上手い❗
星🌟🌟🌟🌟 話題作なので期待してましたが…やっぱり凄く良かったです❗この作品をひと言で語るならグレン・クローズの上手い演技❗彼女の演技を夫役のジョナサン・プライスジャーナリスト役のクリスチャンスレイダーなどが上手にサポートして良い作品にしていると思います❗正直脚本は主人が急に大変なことになったりちょっと都合良すぎるかな⁉と思うところはありましたがグレン・クローズのアカデミー賞ノミネートは納得です❗
バカで不憫な男たち!
米のアカデミー主演女優賞にノミネートされたグレン・クローズが
アカデミー賞を受賞できなかったのが悔しいけど、
この作品は働く女性なら心に響く作品。
観ていてちょっと胸が苦しいところもありますが
最後はかなり溜飲が下がるので、
そこを楽しみにグレン・クローズの名演技を楽しんで下さい。
夫婦って何だろう?
もしかしたら旦那って奥様にとっては
一つの「作品」なのかもしれない〜〜
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
いくら映画とは言え、こんな爺さんにチョッカイを出す
若い女の子を不用意に描写するなんて!!
映画を観た爺さん達が勘違いするでしょう!これは罪だと思うわ!
この映画を観たお爺様、若い女の子が興味を持つのは
貴方のお金や経験値や社会的地位、包容力や思いやりであって、
偉そうな男尊女卑の態度と弛んだ腹が物語る
貴方の今のダレた生活では無い事を勘違いしないで下さいね!
自分の本当の姿にコンプレックスを感じながら生きる旦那だって
かわいそうだしその反動で他の女性に走るのは解るけど
奥様への感謝を示しながらも新しい女に手を出す〜〜
それって全然感謝してないじゃん!!
男ってホントにホントにホントにバカ!で
案外、不憫な生き物なのかも〜
ラストのラスト
この奥様にとっては旦那も立派な創作物なのかもね??
@もう一度観るなら?
「ネット配信とかでじっくり観たい」
名演技は必見!
役者さんの迫真の演技は必見!
回想シーンの役者さんがそっくりすぎてちょっとびっくりした。
年老いてもセックスライフがあるって海外はすごいなと思いきや、夫は浮気者!
しかも、やっぱりゴーストライターかーい!
嘘をつく選択をして捨てないでと縋ったのは妻だけど、お互いの歯車は間違いなく狂い始めて…。
才能がある妻に名前だけ貸して書いてもいない作品で絶賛される辛さを浮気で晴らす夫。
そんな夫に対する怒りを書くことにぶつける妻。
それで名作が生まれて賞を受賞したわけだけど、やっぱり妻は心に蓋をしすぎたのね。
「妻は書かない」の一言にこころのダムは大崩壊!
受賞したメダルを押し付けあってタクシーの窓からポイするシーンは笑ってしまった。
最後はまさかの展開でびっくりしたけど、うーん、やっぱり愛はあったのかしら。
究極の愛の形
最後の最後に驚きました。いろんな愛の形がありますが、これもひとつの愛の形なのかなと思いました。グレン・クローズは、アカデミー賞ノミネート、ゴールデングローブ賞授賞が納得の演技でした。ストーリーもドキドキしながら引き込まれました。
妻を演じるグレン・クローズが良い!!
グレン・クローズと言えば思い出すのは「危険な情事」
不倫相手の妻子ある男性を執拗に追い回す恐ろしい女を演じていた
あの映画はかれこれ20年目以上になるが
今回は夫に献身的に尽くす妻の役を演じている
ノーベル文学賞を受賞した夫が妻と共に
授賞式に参加するところから物語が始まる
ここまでなら何て嬉しい素晴らしい話かと思いきや
実は妻は夫のゴーストライターだった
と言う秘密が観ているものを驚かせる
(私は予告編を観ていなかったのでびっくり)
タイトルは忘れたが
妻が夫の代わりに絵を描いて夫が名声を得る
と言う映画があったが
男と言うものはそこまでして名声を得たいものなのか
妻もなぜそこまで尽くすのか
昔はまだまだ男性優位の世界だ
もし夫に捨てられたら一人では生きられない
女性の作家などありえない世の中でもあったのだ
授賞式の間での妻の心の変わりようを
グレン・クローズが見事に演じている
スピーチをしている夫を見つめるグレン・クローズの
演技には夫への憎しみや怒りが湧き出ていた
本当に凄かった
後半の2人の争いはとにかく凄かった
あれは長年連れ添った夫婦でしかわからないかもしれない
でもやはり彼女の根っこには夫の愛があったのだろうか?
それを思わせるラストのように感じたのだが
2人の真実を調べようとする人物をクリスチャン・スレーターが
演じていた
私はかつて彼の大ファンで若き頃の彼の作品は良く観ていた
なので彼が登場した時は嬉しさと懐かしさがこみあげた
グレンクローズ渾身の。
オスカーとってほしいなグレンクローズ。
(とれませんでしたね…残念。撮らせてやれよと思いましたよ)
映画の感想を一言で述べるならば、おうおうゲス夫は死んで逃げんのやな。最後までひきょったれのまんまかい。この…(お好みの罵りワードを入れてね)!!!!!
です。
死亡オチは、ゲス夫を甘やかす結末だとわたしは思います。
が、まぁ、ああなりますよね。
ジョーンが選んだ道は、ゲス夫のせいだし、ジョーンのせいだし、時代のせいだし、多分ジョーンの親とかのせいもあるでしょう。
ジョーンは自分の責任もわかってると思うので、40年影武者としてやってきたんでしょう。
そして書くことの喜びや書かずにいられない自分の欲望を叶えるために自ら選んだ道です。
なのでゲス夫を全面的に攻められやしないですよ。
あの手の男を心底憎むわたしでもそのくらいの理性はあります。
でもでも、ジョーンには他に選びようがなかった。
他に選べたならば、彼女は自立したはず。
その才覚は十分にあったわけですから。
女だったから塞がれた道を思うと、ゲス夫がまーじーで許せないです。
ゲス夫の中の人はゲームオブスローンズのハイスパロウのひとですね。今後はハイスパロウをだだっ子の浮気症ゲス野郎としてみてしまいそうです。
若い頃のジョーンがえらい雰囲気グレンクローズに似てるわーと思ったら、実の娘さんだそうで、そら似てるわな。
若ジョーンの大学に公演に来た女性作家役のひとは、ダウントンアビーのコーラでした。
グレン・クローズ目当て
グレン・クローズの演技目当てで観に行きました。主人公ジョーンは賢く我慢強い女性だけど、結局のところ本音は何だったのかがイマイチ分からなかった。旦那を愛してたのは嘘じゃないけど、嫌気がさしてたのも真実なんだろう。40年は長い…。感情の起伏が激しく、さっきまでラブラブだったのに突然ブチ切れて大喧嘩、またラブラブ・・・とかなので、ちょっと疲れました。
余談ですが、若い頃の旦那を「ゲーム・オブ・スローンズ」のヴィセーリス役でお馴染みのハリー・ロイドが演じていたので、意地悪でバカそうという先入観で観てしまいました。(笑)
天才...
疑問。
なんで今まで夫のゴーストライターとして40年近く生きてきた妻がノーベル賞受賞の旅で愛想を尽かすのか。
愛してたからやってたんだよね。
「妻は書かない」とか糖蜜の妻とか今までに散々言われてると思う。
浮気も。
今更感が。
なぜ今切れたのか、離婚になるのか。
心臓発作の所為で上手く纏められちゃった感があるけど。
不思議だ。
あの歳で母にお小遣いもらってる切れやすい長男も不思議だけど。
でもさすがにグレンクローズ素晴らしかったです。
フェイク?フェイクのフェイク?そのまた…
ノーベル文学賞を受賞した夫ジョゼフ(ジョナサン・プライス)と、その妻ジョーン(グレン・クローズ)。2人は授賞式に臨むためにストックホルムに向かう。しかし、その機中で2人に声をかけた記者のナサニエル(クリスチャン・スレーター)は、「ジョゼフの小説はずっとジョーンが書いていたのではないか?」という疑いを持って、夫婦に近付く。
冒頭に書いた謎がある。だが、作家の創作に関わる謎は、予告編などでも出ているし、中盤ぐらいで見えてくる。
やがて観ているほうは気付く。真の謎は、その関係を40年も続けてきた、この夫婦2人の心なのだ、と。その点で、本作は心理劇なのである。
劇中、派手なアクションがあるわけでも、美男美女が活躍するわけでもない。
しかし、ひとたび幕が上がればまったく飽きさせない。
物語の強さ、人の心の謎に迫るセリフ(脚本)、繊細な演出、そしてそれらを実現する役者の演技、すべてが素晴らしい。
傑作である。
夫のジョゼフは女にだらしない。妻のジョーンは、そんな夫の浮気を許してきた。
ストックホルムでもジョーンは、授賞式をはじめいくつものセレモニーに追われるジョゼフを細やかに気遣う。つまりは良き妻なのであるが、だが話はそう単純ではない。
この夫婦は長年、秘密を共有してきたゆえに、それぞれ複雑なメンタリティを抱えている。
夫には「書けない」という欠落が、妻には「女性では本を出せない」という欠落がそれぞれにあり、お互いが、歪んだ形で相手を必要とする関係にある。
そういう意味では、この2人には、他の夫婦には決してない強い絆があるのだ(これはラスト、飛行機の中でCAがジョーンに語りかけるセリフに表されている)。
例えば、「君が大切だ」というセリフ1つ取ってみても、この夫婦の会話では何通りもの解釈が可能だ。「本心なのか?」「その場しのぎの言葉なのか?」…
つまり、「これはフェイクか」「いや、フェイクのフェイクか」と勘繰りながら観る面白さが本作にはあって、このことが、本作を観る体験を何重にも豊かに、楽しくさせるのだ。
この複雑で、根深くて、一筋縄ではいかない2人の関係を、本作ではノーベル賞の授賞式でストックホルムに滞在する数日間にぎゅっと凝縮させて描いている。
やがて訪れるクライマックス。
はっきり言って、夫にも妻にも感情移入は出来ない。それでも、ここでの2人の会話シーンには心を揺さぶられる。
帰りの飛行機のシークエンスは、行きの飛行機と対を成す。アメリカに戻ったら家族での話がある、と妻は言う。そういえば、出発前にも家族のシーンがあった。そう、見事な円環構造である。
クリスチャン・スレーター演じる記者とジョーンの、達人のチェスを見るようなウィットに富んだ会話の応酬シーンも楽しい。知っているようで知らない、ノーベル賞の舞台裏も興味深く、見どころも多い。
若い頃のジョーンを演じている女優が、グレン・クローズと雰囲気もよく似ているなあ、と思ったら、何と実の娘とのこと。びっくり!
妻は書かない
グレンクローズの揺らめく演技は無双状態!邦題がクソだが、核心をそこになく、原題のthe wifeにあり、妻とは、夫とは、夫婦とは、家族とは、才能とは、時代とは…と様々テーマを考えさせられる。
2019年ベストムービー!
傑作!
主演のグレン・クローズ他、俳優陣の演技が見事としか言いようがない…微妙な心理を上手く演じている。ラストも良かった…。オススメ!
内助の功
海外の興行状況はかなり良いみたいですね。海外でも日本でも観客は50代以上の女性が多いのではないでしょうか。才能があっても女性だからといって夢を諦めざるを得なかったジョーンの様な女性が劇場に来ているのではないかと推察します。私は未婚ですが、例え「妻の内助の功があったから」と建前を言われたとしても全く嬉しくないです。ジョゼフに利用されただけの人生だったなあなんてムカついてしまいますね。だから辛辣なラストを期待していたので、物足りなく感じてしまいました。私だったら、もっと酷い仕返しするのになあ。
愛と憎しみのサスペンス
見応えのある良い作品。
ノーベル賞を受賞した作家と妻には、二人だけの秘密があった。献身的に夫を支える完璧な妻、、、に見えたが、天才作家の妻は長年、不満とストレスを抱えていた。
そして、受賞式で一気に爆発させてしまう。
よっぽどのストレスだったのだろう、普通の夫婦でも、40年も連れ添えば有りそうな夫婦間の事情と、プラス秘密。
愛が嘘により憎しみへと変わる。
たぶん、この女性(妻)の気持ちを理解できないと、ただの突然豹変する、嫉妬と意地悪で我が儘なヒステリー女の恐怖の話で終わってしまう。
迫真の演技のグレン・クローズ。あの「危険な情事」を思い出す。
ただの天才作家の妻の話ではない、男女間の(夫婦間の)機微をリアルにさらけ出す心理サスペンスで見応えのある奥が深い作品。
葛藤
終わってみれば葛藤の二文字が残った。
邦題と予告編が盛大にネタバレしているので意外性はあまりなく。
予告編通り40年我慢。
そして爆発。
タイミングは意外な箇所であったが。
個人的にクリスチャンスレーターを久しぶりに拝見。
相変わらず癖のある笑顔が光っていた。
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