「重たい気分を引きずってしまう映画」人魚の眠る家 H!5@eさんの映画レビュー(感想・評価)
重たい気分を引きずってしまう映画
原作読んでないです、映画だけみて観ながらずっと泣いてました。
もし自分の大切な人が突然脳死状態と判定されたら、、
多分自分なら諦めないと思う。
植物状態になっていてもそこにいて欲しいし僅かな希望にしがみつく気がする。
篠原涼子の気持ちはつらいほどよくわかる。
ただ、機械で手足を動かして、最初は筋肉を固まらせないためのリハビリの一部だったのに、笑わせたりものを受け取らせたり、娘をロボットみたいに扱ってるときは怖いと思った。その後の西島さんの「娘を生きてる人間として扱ってるのか、娘の意思を無視して顔面神経を動かして笑顔をつくる必要はあるのか」が突き刺さる。
おばあちゃんも責任感じて辛かっただろうし、もしかしたら最初から脳死と判断した方が良かったのかもしれないが、そんな選択はできないので重くてつらい人生だな。
親の愛は偉大。
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