ガンズ・アキンボのレビュー・感想・評価
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【ネットの「荒らし」の頭のなか】
所謂、ネットやSNSの「荒らし」の頭のなかを覗くと、こんな感じなんだと思った。
ストーリーは、荒らしにも、少しはまともなところが残っている「感」を出しながら進んでいく。
ろくでなしと同僚や世間に思われていることを自覚しながらも、衝動を止めることなんて出来っこないのだ。
だから、自らを僅かでも正当化するために、自分の行動は他者がきっかけになっていると主張してみたり、少し元カノへの想いを言ってみたり、父娘(ニックス)の悲しいストーリーを入れたりもする。
そして、もっとも重要なのは、同僚も、仲間も、敵も死にゆく中、荒らしの典型的なエゴ、最後は自分だけはサバイバーと云うご都合主義のエンディングを見せる😁
これは、荒らしにとっては当たり前のことなのだ😁
昔、ネット右翼のTwitterの所謂荒らしのプロフィールを覗いたことがあって、趣味サバゲーと書いてあった。
やっぱり、そうだなんだ😁
確信した😁
こうした人の頭の中は、サバゲーなのだ😁
敵が必要なのだ😁
そして、それを攻撃しなくてはならないのだ😁
バンバーン、ドッカーン、グシャ肉体が潰れる音)、ドバーッ(血が飛び散る音)😁
まあ、血肉飛び散りはしないけれども、最近の愛知県知事リコールの不正をめぐる事件で、元は仲良く代表写真に収まっていたのに、事件が明るみになると「俺(私)、かんけーない」みたいな態度を決め込んでいる、卑怯者のネット言論界の荒らしも似たようなものだ。
コミカルなラドクリフも悪くないが
悪くないけど物足りない
二丁拳銃=アキンボ
監督の前作「デビルズ・メタル」から明らかに予算も倍増、ラドクリフ君の同僚役は嬉しいサプライズ、メタル一辺倒かと思いきや使う音楽もハイカラで古い曲からカバーまで、ギリギリにダサい雰囲気をワザとらしく様々なジャンルをスタイリッシュに、次のエドガー・ライトに相応しいジェイソン・レイ・ハウデン。
指、ブッた斬りは「マッドマックス2」みたいで「トゥルー・ロマンス」でのアラバマを超えるボコられっぷりが悲惨なニックスの魅力的なキャラ、ラスボスはパルパティーンみたい!?
ニックスのバイクと車同士の衝突は「デス・プルーフ」の衝撃を超えられないCG臭さが全面に、最後までマイルズはパンツ一丁のバスローブ姿で獣スリッパのままだったら良かったのに。
物語上、必要不可欠ではあるにしても絶対に離さないスマホに対する執着心は現実世界においても恐ろしい??
予定調和を拒絶した凄惨なバイオレンスと乾いたギャグが印象的、とことんアナーキーなニュージーランド産“ダーティハリーポッター“
本物の殺し合いを生配信する闇サイト“スキズム“が人気を博す街シュラプネル。うだつの上がらないゲームプログラマーのマイルズは会社で上司にイビられるわ彼女にフラレるわの散々な毎日で溜まった鬱憤を“スキズム“のコメント欄に罵詈雑言を書き散らすことで晴らしていたところ、激怒したサイトの運営グループに自宅を特定され襲撃されてしまう。マイルズが目を覚ますと50発ずつ銃弾が込められた拳銃がボルトで両手で固定されていて、“スキズム”最強の殺し屋ニックスとの対決を命じられる。
これはメチャクチャ痛快。『スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい』、『ウォンテッド』、『ジョン・ウィック』、『ハードコア』といった作品に滲んでいる突き抜けたバイオレンスと乾いたギャグが綯交ぜとなった感じですが、本作の一番の特徴はアクション映画あるあるを絶妙に裏切る想定外の展開。ありきたりなアクション作品なら最後まで生き残るタイプのキャラクター達があっさり惨殺されていくので、R15+指定も納得の凄惨な描写がよりビビッドに映えます。この辺りは監督・脚本を手がけたジェイソン・レイ・ハウデンの作家性が冴えたのだと思います。ダニエル・ラドクリフは本作でようやく自身にまとわりつくハリー・ポッターのイメージを払った感ありですが、本作の目玉は殺し屋ニックスを演じたサマラ・ウィーヴィング。要所要所でコカインをキメながら高笑いで罵詈雑言を浴びせながら雑魚キャラを殺して殺して殺しまくる合間にチラッとキュートな表情を見せる孤高のキラークイーン、ニックスはマーゴット・ロビーの当たり役ハーレイ・クインを軽々と超えたと思います。
本作はニュージーランド映画。ロケ地もニュージーランドとミュンヘンということで映像に映り込む風景も独特の雰囲気を醸しています。韓国、タイ、インドネシア、ロシアといったバイオレンスアクション先進国がまた一つ増えたという実感で胸がいっぱいですが、ダニエル・ラドクリフのファンと思しき女性客がうんざりした表情で退席していく姿もまた印象的でした。
そこまでするか〜ハリー!(◎_◎;)
映画の日って事で劇場HP見たら、少し時間は早めですが、レイトショー復活!
『ガンズ・アキンボ』
ハリーポッターシリーズで、リアルに成長する姿を見て来ましたが・・・
もう少しスマートで長身のイケメンになると思いきや・・・
次第にあの可愛さは消え、髭の濃い筋肉質な色白の細マッチョな青年となりシリーズを終える^w^
ハリーのイメージにとらわれずに、難役に挑み続けるダニエル・ラドクリフですが・・・
今回の映画でも、マジ@@そこまでするってくらいに、カッコ悪く崩れまくるので、思わず魔法使え!って言いたくなるww
内容的には、日頃の憂さ晴らしにネット配信ページに、毒舌吐きまくったら・・・
両手に拳銃を固定されて、どエライ事になったっていう超ド級のバイオレンスB級風ムービー
殺し屋ニックスのブッ飛び加減が半端なく、展開もスピーディで、音楽もノリノリで、いい気分転換になりました。
タランティーノ作品やロバート・ロドリゲス監督のシン・シティやマチェーテ好きの方は是非!!
*2021年からインスタにもこのレビューと同じHN『eigatama41』で、投稿開始( ^ω^ )!
映画好きの皆様〜作品談義等はそちらに宜しくお願いします。
#SKIZM
ネオンに照らされた、ポップでハードなデスマッチ。
激しい銃撃とハイテンションな演出にイエーーイとなり、ノリ良く楽しめた。
観た人全員、ニックスの虜になるじゃない。かく言う私も完全にニックスにハマってしまった。
「Suck my c**t‼︎」って言われたいじゃない。ゴリゴリの三白眼で睨まれたいじゃない。
殺し合いたいし、共に闘いたいし、共に生きていきたいじゃない。
あまりにも単細胞なストーリーには笑ってしまった。
感動もショックも緊張も無いけれど、たまには良いよね。頭空っぽにしたいよね。
コテコテのキャラ付けも良いよね。最近タトゥーしてる人が好きなので少し高まった。
ハマータイム好き。
ただ、初めて人を殺したマイルズの表情やトラウマ持ちのニックスのフリーズが好きだったので、その辺もう少し丁寧に扱って欲しかった。
イカれきったSKIZM運営リーダーもめちゃくちゃかっこいいのに、言動がテンプレすぎてイマイチ興奮できない。
全体的にエンタメとコメディの占める割合が大きいので、これはこれで良いんだけどね。
観客たちのリアクションが好き。
明らかに同性乱交パーティーしてた人達が気になる。
SKIZMが現実にあったら私も見てしまいそう。実際、この映画を観て「殺し合いヒャッホー‼︎」となっているわけだし。
冒頭の言葉はわりと的を射ていると思う。クソの中でもまだマシって、そう思わせてよ。
下品で血まみれ、最高!
Wヒロイン、どちらも素敵。
そしてヒーロー、ラドクリフ!
すんごい情け無い→カッコいいへのランクアップぶり!
さらに、カメラワークが独特で面白かった。
一貫してスラングと下ネタ、血と暴力。
どことなく『デッドプール』っぽくもあり、こういった下品なテイストは私の大好物でした。
ハードボイルド系コメディ
相変わらずのラドクリフのぶっ飛び映画
そーそーこういうのが欲しかった
超絶楽しいジェットコースター殺人ムービー。
意外と印象に残る良作
かなり面白かった。「ハリー・ポッター」は説教臭くて好きではなかったが、大人になってからのダニエル・ラドクリフは微妙な三枚目路線を演じていて、なかなかの味を出している。エマ・ワトソンが美人路線まっしぐらなのと好対照だ。
本作品では弱気のくせに虚勢を張るオタクの典型を好演。主人公マイルズは迂闊なネット書き込みのせいで極限状況に巻き込まれるが、僥倖の連続でなんとか生き延びる。そのうちに少しずつ勇気が湧いてきてエンディングに向かう。ストーリーは王道で既視感があるが、ストーリーよりも演出の思い切りのよさや笑えるディテールなどを楽しむ分にはよくできた作品である。残弾がデジタル表示されるところがゲームらしくていい。
悪役はエキセントリックな小物であり、マイルズは強大な権力を相手にしなくて済むが、両手にボルトで留められた大型の自動拳銃は結構な迫力で、街では隠すしかないし、指が使えないからやたらに不便である。撃つときはボルトが食い込んでとても痛そうだ。その辺の演技は堂に入ったもので、馬鹿馬鹿しさを安心して笑える。
気持ちよく殺しまくるシーンも多くて、日頃の鬱憤が溜まっている人には丁度いいかもしれない。B級ながらアイデアが秀逸で、意外と印象に残る良作である。
評価がわかれるのは仕方ない
ネットで殺し合いを生配信する業者に捕われ、両手に銃を固定されてしまった男。連続殺人犯の女性と殺し合いを命じられた男の生き残りを描いたアクション映画。
全体的に現実味はなく、テイストはアメコミ風。ツッコミどころも多い。対戦相手のニックスはあれだけ勝ち抜いてきてるのに余裕を見せすぎてなかなかマイルズを殺せない(殺さない)。でもテンポがいいし、激しめのアクションシーンがあるからあまり気にならない。そもそも辻褄とかリアルさなんて求めてはダメなんだろう。
前半は銃を固定されたマイルズがうろたえたり、いろんなことができずに苦労するというコメディテイストな展開。両腕に銃を固定されてしまうという設定はなかなか面白い。後半はかなりベタな展開。驚くことはなかったが、アクションを十分に楽しめたから問題なし。
ダニエル・ラドクリフは未だにハリー・ポッターの呪縛から逃れようとしているのだろうか。「スイス・アーミー・マン」と「プリズン・エスケープ」と本作を観たら、彼をハリー・ポッターの俳優と呼んではいけない気がしてしまう。これからも彼の主演作を楽しみにしていきたい。
でも本作の評価は分かれてしまうのだろう。隣りに座ったおじさんはほとんどの時間寝ていたし、ラストも観ずに出ていってしまった。好きじゃない人が少なくないのもわかる。
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