ガンズ・アキンボ

劇場公開日:

ガンズ・アキンボ

解説

「スイス・アーミー・マン」「ハリー・ポッター」のダニエル・ラドクリフが主演を務め、両手に拳銃が固定された状態でデスゲームに参加させられた男の戦いを描いたアクション。ゲーム会社でプログラマーとして働くマイルズは、ネットの掲示板やコメント欄に過激な書き込みをして鬱憤を晴らしていた。ある日、マイルズは本物の殺し合いを生配信する闇サイト「スキズム」に攻撃的な書き込みを繰り返し、サイトを運営する闇組織のボスを怒らせてしまう。組織に襲撃され気を失ったマイルズが目を覚ますと、両手にボルトで拳銃が固定されていた。さらに元恋人も人質にとられたマイルズは、「スキズム」で最強の殺し屋ニックスに24時間以内に勝てば解放すると言い渡される。殺し屋ニックス役に「レディ・オア・ノット」のサマラ・ウィービング。監督・脚本は「デビルズ・メタル」のジェイソン・レイ・ハウデン。

2019年製作/98分/R15+/イギリス・ドイツ・ニュージーランド合作
原題または英題:Guns Akimbo
配給:ポニーキャニオン
劇場公開日:2021年2月26日

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(C)2019 Supernix UG (haftungsbeschrankt). All rights reserved.

映画レビュー

3.0いつもの楽しいクソ映画でしたw

2021年3月6日
Androidアプリから投稿
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猿田猿太郎

3.0『ラン・ローラ・ラン』を彷彿とされる疾走感とリズム感

2021年2月27日
iPhoneアプリから投稿

笑える

楽しい

どこの世界でもアイドルからの脱皮はなかなか困難だ。まして、世界的にヒットした人気シリーズの看板を背負わされた場合は。とまあ、こんな前置きも無意味なくらい、近頃のダニエル・ラドクリフにハリー・ポッターの面影は皆無である。恐らく、七転八倒の末に彼が見つけた新たな居場所は、異常事態に陥った青年が必死でサバイバルしようとする時に生じるカオスとスピード感、ではなかったか。刑務所から脱出を試みる『プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵』然り、南米のジャングルで生き延びようとする『ジャングル キンズバーグ19日の軌跡』然り(数字が並ぶのは偶然か?)、そして、無人島からの脱出に必要なガスを出す死体に扮した極め付けの『スイス・アーミーマン』然り。異常事態なのは主人公のポール・ダノだが、俳優として死体になるということ自体がダニエルにとって異常だったはずだ。そして、最新作では本物の殺し合いを配信する闇サイトに過激な書き込みをしたばっかりに、殺し屋と戦うハメになるゲーム・プログラマー役を演じているダニエル。両手にボルトで拳銃が固定され、まるでシザーハンズ状態の彼がギリギリで死を回避し、出口が見えないサバイバル劇に身を投じるプロセスは、主人公が恋人を助けるために夏のベルリンを駆け抜けるトム・ティクバの『ラン・ローラ・ラン』を彷彿とさせる。どちらにも共通するのが疾走感とリズム感だ。今のダニエルには、それを体ごと表現するだけのスキルがある。決してかっこ良くはない捨て身のサバイバー役が板についているのだ。こうして、ハリー・ポッターは見事に生き残ったのである。

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清藤秀人

3.5「無理ゲー」をこなす役を演じたダニエル・ラドクリフを改めて応援したくなる作品

2021年2月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

ダニエル・ラドクリフは『ハリー・ポッター』シリーズ以来、一風変わった役柄に挑むことが多く独自の路線を歩み続けている。本作を見るにあたり、まずは、あの勇猛果敢な色白のメガネ君(ハリー・ポッター)は、とりあえず忘れるのが良さそう。 同じヒーローでも、細かいところから大枠まで、本作の方が断然にぶっ飛んでいる。 本作のダニエル・ラドクリフは、「現実ゲーム界」に巻き込まれる、ネットの世界でやりたい放題のマイルズを演じる。 マイルズは自宅でいつものようにダラダラとネットでやりたい放題にdisりまくる。すると、突如、知らない怖い人に襲われ、両手が拳銃になってしまうという漫画的な展開に…。 どうやっても両手の拳銃が外れない。止むを得ず外に出て、路上にいる警官に相談するために近づこうとしても全く説得力がない。部屋着(ほぼガウン)、そして靴下と虎柄のスリッパを履いた男が両手に拳銃を持っているのだから「助けてください」という言葉は無力。見ているこちらにも痛さが面白いほど伝わってくる。 そんな状況から、いきなりタイムリミット「24時間」でミッションをこなすという命がけのゲームに参加させられ自分が置かれた事態を改めて実感するマイルズ。なんとかミッションをこなそうと、路上で出会った人に手助けをしてもらい、とにかく生き残ることに集中していく様は、ゲーム感がリアルに迫る。 ミッションをこなしているうちに、敵である最強の女性プレイヤー(ニックス)と出くわし、最大のピンチに陥る。ただ、同時に最大のチャンスにもなっているのが本作の面白さである。 圧倒的火力で放つ凄まじいガン・アクションに加え、「頭脳戦」も絡んでくる。私はここが、本作の最大の見どころだった。 とは言え、ベースはB級感満開の作品。「魔法界」から「現実ゲーム界」にシャキーンと頭を切り替え、倫理観をゼロにして挑めば、「面白かったね」となるかもしれない。

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山田晶子

3.5SFチックな作品だと思っていましたが、

2024年11月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

殺し合いをネット放送する「スキズム」に巻き込まれた小市民の、必死の逃走劇を描く物語。 ダニエル・ラドクリフが主演するコメディテイストのスタイリッシュな不条理アクション。 何気なく鑑賞を始めましたが、思いの他凝った作品で、物語に没入することが出来た作品です。 WEB上に誹謗中傷を垂れ流し憂さを晴らす主人公。その主人公がWEBの殺人ゲームに巻き込まれ、現実の恐怖に晒されます。 不気味な組織、WEB民の監視、警察・・・・そして、スキズムのエースであるニックスの追撃。 緊迫感ある展開に、コメディのスパイスをふりかけ、WEB社会への風刺もしっかりと利かせる展開は、見事だったと思います。 それでも、私的評価は3.5。 どうしても、私がコメディと殺しが交わることに否定的であること・・・ また、クライマックスを派手にし過ぎたことも、マイナス。映画全体のコンセプトを考えると大きなマイナスを付ける程ではないのかもしれませんが、あくまで個人的な好みの問題ですね。

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よし