デス・ウィッシュ : 特集
映画ファンに告ぐ──“今度のB・ウィリス”は裏切らない&超最高!
胸熱設定「表:外科医→裏:処刑人」×復しゅう映画の金字塔「狼よさらば」
“ダイ・ハード世代”は、このリベンジ・アクションを絶対外してはならない!!
俺たち、いや全映画好きが待ち望んでいた「本当に見たかったブルース・ウィリス」がついに、ついに帰ってきたぜ! 彼の最新主演作「デス・ウィッシュ」(10月19日公開)は、映画ファンからの歓喜の雄たけびが聞こえてきそうな痛快な一作に仕上がっている。愛する家族を奪われた善良な外科医が、泣く子も黙る処刑人へと変ぼう。世にはびこる悪を容赦なく葬っていく――。不朽の名作「狼よさらば」を現代によみがえらせたリベンジ・アクションには、見たかった“すべて”が詰まっている!
【俺たちはブルース・ウィリスを卒業できない(1)】 やっと来た《NEXT代表作》
映画.comの感想は、「ダイ・ハード」「エクスペ」「RED」に続く“大当たり”
本当にすまなかったと思っている……。代表作以降、映画ファンの期待に答えられなかったことを……。各々の映画ライフの中で、ウィリス出演作なのに「正直、期待ハズレ……」と思ってしまう作品に遭遇してきたことだろう。しかし、彼の名前に踊らされ、苦汁をなめさせられた日々よ、さらば! 本作には、今までにないウィリスの“新たな挑戦”が収められていると共に、興奮を抑えられなくなる最高の“仕掛け”が詰まっている!
二面性のあるキャラクターは映画好きの鉄板だが、頑固一徹なイメージの強いウィリスが“ダーク・ヒーロー”を演じると一体どうなってしまうんだ? ファンならずとも、目に収めずにはいられない!
リベンジ・アクション、俗にいう“ビジランテもの”もまた、映画ファンの大好物。このジャンルで肝心要な「容赦のなさ」は、安心してほしい! 昼夜問わず、鬼ウィリスが銃をぶっ放して悪を粛正する!
ウィリスといえば、「ダイ・ハード」のマクレーン。イメージが強すぎるゆえに、本人も脱却に苦しんできたはずだ。だが、かけた時間は無駄ではなかった。本作の適役ぶりを見れば、そう思うに違いない!
本作の公開が告げられると、Twitter等では「見たい」「待ってた」の投稿が連続! これまでの出演作とは一線を画す、「本気のブルース・ウィリス印のアクション」が見られる“予感”が、すでに充満している!
【俺たちはブルース・ウィリスを卒業できない(2)】 最高すぎる《キャラ&物語》
「天才外科医」が「問答無用の処刑人」に! “リベンジ”が加速する!!
単純にキャラクターと物語だけに目を向けてみても、我々の鑑賞欲を刺激する“アガるポイント”が多数! “命を救う”天才外科医と“命を奪う”容赦ない処刑人というアンビバレントな性質が同居した主人公ポールの“キャラ立ち”、彼がどんどん狂気に染まっていくさまをスタイリッシュかつサスペンスフルに描いたストーリー。そこに我らが“ブルース・ウィリス”が加わったら――期待値は無限大!
「刑事役ならわかるけど、ウィリスが外科医!?」、そんな思いを抱くかもしれないが、驚くなかれ、イメージを払しょくする見事なハマりぶりを見せている。その実力を、ぜひ劇場で目に焼き付けてほしい。
悪党に妻を殺され、娘は昏睡状態、警察はキャパオーバー……憤怒の感情に支配されたポール(ウィリス)は、悪に鉄槌を下すべく勉強を開始。あのブルース・ウィリスがYouTubeで銃の扱い方を学ぶアマチュア姿は、超・新鮮!
街に繰り出したポールの前に、悪党が出現! 銃の扱いもおぼつかないまま必死で悪を退治したポールだが、達成感よりも「やってしまった」感で家に閉じこもりガクブル……こんなウィリスは初めてだ!
しかし、ポールの“偉業”がメディアで拡散されると、ヒーローを待ち望んでいた犯罪都市シカゴは熱狂! 市民の声に押されるように、ポールは“正体不明の死神”として覚醒していく――正義の処刑人の誕生だ!
完全に“処刑”のコツをつかんだポールは、昼夜問わずに街にはびこる悪人たちを仕留めていく! そんな折、家族を手にかけた犯人の情報が……復しゅうの鬼と化したポールの“最終決戦”を見逃すな!
アクション映画ファンよ、“「イコライザー2」の次”は本作にしておけ──
なぜならば、本作には“俺たち”が映画に求める全てが入っているからだ
名優デンゼル・ワシントンの人気アクションシリーズ最新作「イコライザー2」に盛り上がったら、その熱をキープして本作に挑め! 「デス・ウィッシュ」は、「イコライザー」や「96時間」「ジョン・ウィック」「ドント・ブリーズ」などに代表される“ナーメテーター映画(舐めてた相手が殺人マシーンだった)”の最新版。アクション映画ファンにとっては「待ってました」案件だ。しかもそれだけではない……我々の心を熱く沸騰させる「犯罪都市もの」の要素も含まれている! 悪がはびこるシカゴの闇にポール=ブルース・ウィリスがさっそうと切り込んでいく姿に、興奮を禁じ得ない。
さらに、この映画を「無視してはならない」2つの大きな理由がある。それは、「原作」と「監督」だ。アクションヒーローの元祖ともいえるチャールズ・ブロンソンの代表シリーズの一つ「狼よさらば」を現代要素を織り交ぜて新生! メガホンをとったのは、「グリーン・インフェルノ」「ノック・ノック」など刺激的な作品を多数生み出してきた異端児イーライ・ロス。本作でも容赦のないアクションで畳みかける! 最高の設定&監督とウィリスの化学反応を、映画館で存分に楽しんでいただきたい。