「死ぬにはいい日だ」ビューティフル・デイ カメさんの映画レビュー(感想・評価)
死ぬにはいい日だ
個人評価:3.2
描きたいテーマはなんだろうか。
ヒッチコックのサイコの殺人鬼の親子を、引き合いに出し、母親のビジュアルや母子の関係性も寄せてきている。また少女を助け出したマンションもタクシードライバーのラストのマンションのオマージュの様にも感じてしまう。
映画全体としての雰囲気はセンスが良く「死ぬにはいい日だ」というベトナム戦争時の兵隊同士で流行った台詞が聞こえてきそうだ。
ただ設定が入り組んでいて、本筋のテーマが染み込む前にエンディングを迎えてしまうのは残念。
主演のホアキン・フェニックスのカメレオン俳優っぷりは素晴らしかった。
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