15時17分、パリ行きのレビュー・感想・評価
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イーストウッド監督作品にしてはストレート
楽しめましたが、クリント・イーストウッド監督独特の変化球を感じなかった。実話だから、出来ないだろうが。
ですが、俳優(事故遭遇本人)達のヨーロッパ旅行が、本当に楽しそうに演出されてたのが印象的。凄いです。自身のヨーロッパ旅行を思い出して本当に楽しかった。
監督作品のファンです。ずいぶん高齢になってますが、次回作品もまだまだ期待して待ってます。
やっぱり好きだわ
ドキュメンタリー好きの私にはとてもとても良い映画でした。
何かしなくちゃと思わせる。
心があたたかくなる。
退屈な時間も大切な時間だと気付かせてくれる。
そして勇気を出す。
ある意味王道ヒーローものですよ!
普通とぜんぜん違うのは"未然に防いだ物語"というところでしょう。
こういう視点も個人的には大好物です、はい。
こういう映画はエンドロールで実際の映像とマッチングしたりしますが、なんと言ってもそもそも本人たちによる主演ですからね。
お見事!
これこそドキュメンタリー。
大好きなクリント・イーストウッド監督の新作。大体の話は聞いてたけど、駆けつけた警官まで本物とは驚きました。映画終わってから、えーこれって役者やなく本物やったんって言ってた人おったけどどんなチョイスでこの映画見ようと思ったん?
3人の若者が恐怖に怯えずに勇敢に行動した
少年時代からのストーリーも面白くてスペンサーとアレクとアンソニーの友情が微笑ましい
3人の若者がテロの脅威にも負けず行動したことは勇気をもらいました、事件当事者の人が演じているんだけど3人の演技に違和感がなくて事件がリアルに表現されていた
日常に突如舞い込む恐怖
『ハドソン川の奇跡』のイーストウッド監督(87歳ですって!)の実話を元にした作品。驚くべきはやはり、犯人を取り押さえた本人たちが「再現」していることである。もはやドキュメンタリーとも言えるような斬新でリアリティに溢れた稀有な映画体験であった。
事件については、長々とは語らず、その瞬間に起こった事が淡々と映像に乗せて流れる。車内の緊張感は凄まじいものだったのにも関わらず(私はスクリーンの前で思わず体に力が入ってしまったが)彼らは至って冷静だった。
彼らは、ごく普通の若者で、ごく普通にヨーロッパ旅行を楽しんでいたのである。ローマ、ヴェネツィア、アムステルダムと...セルフィーにビールにワインにクラブ、そして2日酔い。とてもありがちではないか。そんな日常に、黒雲は突如として舞い込んでくるものなのだ。それは我々とて、全く他人事ではないのではなかろうか。我々が呑気に暮らすこの日常に、突然、ソレはやってくるのだ。
実話(もはやこれは再現だが)で我々は、自らに問いかける。自分ならどう行動するだろうかと。少なくとも私は、彼らのような勇気ある行動はできないだろう、勇気の影に隠れてべそをかいているかも知れない。彼らの勇気と冷静さは、どこから生まれるのだろう...
これが「実際に起きた」という事実を知るだけで、大なり小なり我々に影響を与える、素晴らしい作品だ。
何故その行動を取ったのか、が分かりやすい
幼い頃から仲の良かった3人の少年はやがてそれぞれの道を歩み始める。月日が経ち、3人は世界を巡る旅行のため再度集まり…。
テロに立ち向かった実在の3人を主演に迎えた異色の実話映画。事件そのものより彼らの生い立ちを丁寧に描いていて、短さを感じない内容だった。
思ってたのと違ったけど、最後なぜか涙が止まらなかった。何で泣いてる...
思ってたのと違ったけど、最後なぜか涙が止まらなかった。何で泣いてるのか自分で分からなかったけど。
主人公3人がどうゆう人なのかたっぷり描いてからの行動だからなのか、尊敬の気持ちが溢れた。凄い。あんな事出来ない。でもやらなかったらもっと悲劇になってたんだ。
凄い。
普通の若者たちの話
勝手にテロリストとのアクションが大半の映画だと思ってしまったのが間違い。
これはテロリストと立ち向かった若者3人の半生と、ごく当たり前の日常に無差別テロがいかに暴力的に、理不尽に入り込むかを知るための映画。そう思って観なきゃいけなかった。
ヨーロッパに行くなら
インビクタス、アメリカンスナイパー、ハドソン川の奇跡。クリント・イーストウッド監督が贈る実録シリーズ第4弾!
回を追うごとに映画化の難易度が上がり、遂にはクライマックスは10分の映画。
イーストウッドの挑戦はどこまで続くのか?
今回はイーストウッドによるヨーロッパ紀行。ローマにベニス、ドイツ、アムステルダム。
アムステルダムからパリに向かう素敵な画もグッド。
ヨーロッパに行くなら是非!
因みにあの3人をライトアップもなく、あれだけカッコ良く撮ったカメラには脱帽。
あ!実録シリーズにはジャージーボーイズもあった…。
実験的
賛否両論あるのも納得。
イーストウッドがテロを撮る、ですからね。宣伝文句。
ある意味ミスリードに見える宣伝に惑わされて拍子抜けするのも分かりますよ。
でもね、やっぱり巨匠の演出力は神ですよ。素人3人にあれだけの演技させるんですから。当事者をキャスティングするなんて普通では考えつかないない事をサラッとこなして、さらにあの語り口のキレ味。90分台ですよ。編集まで神。
しかも作品テーマにはしっかりとテロリズムも内包しているので、決して宣伝詐欺ではない。
他者の為の自己犠牲や正しい行動こそ最も崇高なのだ、というキリスト教的思想を孕んだ作品が近頃やけに散見されるが、今作は実話でありキャストも当事者なのでメッセージの重さが違う。
これは傑作ですよ。
高いリアリティラインこだわったせいで、劇映画的快楽に欠けるのは否めないのでその分減点だが、巨匠の飽くなきチャレンジングスピリットには脱帽。
まだまだ観たい、イーストウッド監督作。
Cイーストウッドだものね
クリント イーストウッド監督と言う事に最初から期待し過ぎて見てしまう。だから余計にギャップがあるとがっかりしてしまう。ドキュメントのような進行がありふれた日常に潜む事件をよりリアルにするのかもしれない。だから、本人たちを使ってたのだろう。この芝居がどこまで演技なのかが上手すぎてプロと見まがうのである。今度は期待しよう。
本人が本人役
すごいアクションを期待すると大変な不満を呼びます(笑)。
穏やかな日常で、突然起こる非現実ってこんな感じなんだなと。
少年時代から始まり、三人の考え方と関係性をしっかり頭に叩き入れられるところから始まります。
ただこれが長いっ!(笑)
そろそろ一時間立つんじゃない?て位でダラダラ感はあります。
それでも、いい映画になるのは、監督の腕なんでしょうか。
しかし…本人が本人役だったんですねぇ。
これはもうビックリです。外人さんだから上手いとかヘタとか、多分素で演るからなのかそんな所はよく分からない作品です。
鑑賞後は特に不満はありませんでしたが、
若干期待度が下がったので3.5で。
観終わってわかった
クリントイーストウッド監督だけの映画は、どんなことがあっても観ています。
深い洞察力があり、考えさせられる映画ばかりでした。
どころがですよ、なんか今回の映画はストーリを追っただけで、えっ、もう終わりなの?って感じでした。
どうしても監督の意図がわからなくて、あとでよくよく調べてみたら、実際の本人たちが主演してたんですね。
でもこれってどうなんでしょうね。
作り手からみたら凝ったんでしょうけど、見る側からしたら、ストーリ的に薄っぺらすぎて、ちょっとばかり欲求不満がありました。
でもこれはクリントイーストウッドが作ったからです。
私には⭐️3つでも多いかも、と感じました。
前置きが長い
前置きで、欧州旅行を友達と楽しむシーンが続くのですが、長い!
少しダレ気味でした。
本人が出演し、迫力ある犯人との格闘シーンを含めたとしても少しガッカリかな。実話で、素晴らしい話なんですが…
変に勘繰ると、アメリカは素晴らしい人種なんだとアピールしたいのかな?
と感じてしまった
すいません。
観る人によって、好みは分かれる作品だと思います。
個人的には、観ても観なくてもいい作品
という感じです。
本人って!
『15時17分、パリ行き』を観た! こんな映画観たことない…。実話の映画化なら掃いて捨てるほどあるけれど、これはその上を行く。イーストウッド監督、ヤバすぎです。
〝ヨーロッパ旅行中のアメリカ人青年(仲良し幼なじみw)3人組が勇敢にも列車テロを防いでみせた〟という事件を『本人たち』に演じさせてみたら…最高だった! 本人って。
テレビやネットでは、やれフェイク・ニュースだ炎上だと、「事実」や「伝えたいこと」が置き去りになりがちなこの頃。この事件も、やがては記憶の彼方、情報の海の底に消えてしまったとしても仕方なかったのかも。でも、そこで「んなわけ、ねーだろ」と、ひとつの〝物語〟として完成させる、その発想とエネルギーがスゴい。それを語る(演じる)のは、本人たち以外にいないでしょって! 確かに(ブサイクだけどw)いい顔してるし。
ドキュメンタリーでもノンフィクションでもない実話という物語には、とんでもない可能性が秘められているのです。めちゃくちゃ感動した!
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