「彼等がいて良かった」15時17分、パリ行き ke_yoさんの映画レビュー(感想・評価)
彼等がいて良かった
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あんなスゴい数の銃弾使って、動く密室である列車でテロが完遂されていたらと思うと…世の中ホント恐ろしいね。おちおち列車で旅も出来ない。手荷物検査とかしなきゃダメになるのかもね、今後は。
子供の頃は先生からの評判が悪く、夢見たことに努力するも一歩叶わず、肝心なところではミスをする、どちらかと言うと不器用な人が起こす奇跡のような話。
パリに行く行かないであれだけ迷い続け、行くと決めたらまさかの不運…でもきっと、呼ばれたんだろう彼等は。そういう台詞もあったけど、必要で存在することって、きっとあるんだと思う。
普通に気の良い若い男の子たちだけど、3人中2人も軍人で、応急救護もよく知ってて、勇気もあって、あの日は二日酔いでもなかった!笑
それはきっと必要で存在したんだろうと、イーストウッドの過度に演出しない淡々とした描き方や、色彩豊かながらも落ち着いた映像などから感じることが出来た。
とても静かな名作、という印象。
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