ゴジラ キング・オブ・モンスターズのレビュー・感想・評価
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ギドラが!ラドンが!モスラが!
ハリウッド版ゴジラの第2弾。
前作と同様にハリウッド版は首が太い。初見の人は違和感があるかと・・・
後半は気にならなくなりましたけど。
ですが、それ以外の怪獣たちは凄くカッコ良かったと感じました!
敵方でしたが、特にキングギドラめちゃめちゃカッコ良い!
登場シーンとか、嵐を操って移動するとか、火山の上でポーズ決めちゃうとことか凄く良かった!
首が再生するのは驚きでしたけど。これじゃあメカギドラに出来ないですね。
モスラもあそこまでゴジラと共闘するとは思わなかったですが、あの儚さは美しかったです。幼虫の時に怒って赤くなるのはナウシカのオームかと思ったけど
ラドンはカッコ良いのはデザインと登場シーンだけ
あとは歴代のラドンと同じように強過ぎず、弱過ぎずって感じでした。個人的に好きな怪獣なのでもっと見せ場を上げて欲しかったですが、そこもまた良いのかな?
日本版と大きく違うと感じたのは、怪獣たちをより「生物」として描いている所だと思います。
CGにより細かい表情とか仕草とかが表現できて、怪獣達をただの破壊者としてだけでなく感情を読み取れるようになっているのがこの作品では一番好きでした。
ギドラがそれぞれの首達と戯れたり、モスラが人に心を許すとこだったり。
ストーリーもゴジラにはよって引き裂かれた家族が、ゴジラを通して関係を回復していくみたいな感じでした。
確かに人間ドラマが少ないかもしれないですが、少ない中でも世界のケンワタナベが印象に残るシーンを提供するしてくれるので十分に楽しめました。
最後の台詞が日本語なのはグッときました。
一応続編ではありますがこの作品単体でも楽しめる映画だと思います。
さらなる続編に期待したいですね。
東洋と西洋の違いがよくわかる
映像はかなり気合いが入ってるのがわかる。そして、俳優もエキストラもゴジラが好きなのがわかるくらいみんな本気で演じていた。スタッフ全員が手を抜かずに最高の作品を作ろうとしているのが伝わってきて本当に楽しめた。
しかし、やはり西洋的な価値観にはかなり違和感があった。自然に人の手を少しでも入れようとするその考え方が何とも西洋人らしい。人間のプライドが見え隠れする。まだ自分たちが対等だと思ってんのかと。
あと、最後のゴジラに他の怪獣達がひれ伏すシーン。いやいやライオンキングじゃないんだから。ここも何かおかしいな~と思った。
何にしても楽しめた。ラドン大好きなんだろうなこのスタッフ。
ものすごくゴジラと日本愛を感じた
サクサクとテンポ良く話が進んで面白かったです。
前方の席で見ることをオススメします。迫力がすごい!
海中の遺跡の壁にカタカナでゴジラと書いてあったり、フフっと笑えるところが度々ありました。
ただ、モスラが死んでしまったのが残念です。もう少しゴジラとモスラの仲睦まじい様子を見ていたかった。
本編や音楽やエンドロールから、ゴジラリスペクトを感じました。
この映画を見てサノスの評価が上がりました
やはり力や覚悟や信念がない者がサノスの真似事をするとろくな事にならないものですね
怪獣バトルの迫力はよかったが、人間どうしのゴタゴタや人vs怪獣のシーンが挟み込まれてて「イけそうでイけない」ちょっとムラムラが残る感じ
パシリム2に続き、雑に退場した日本人キャスト さすがレジェンダリー。。。 パシリム2よりも見せ場のある退場だったので御の字なのか?
それもあってかチャンツィーの寄りのシーンがムダに多いように感じてしまった チャンツィイーで胃もたれ
キレイな人なんだけどなぁ
この作品にはゴジラのテーマ曲が合ってない気がしました 流れるたびに違和感、違和感、違和感
ほかの曲とテイストが違いすぎるのか、流すシーンのせいなのか。
レジェゴジオリジナルのテーマがあればよかったな、なんて思ったり思わなかったり。
ゴジラ好きの人でないと絶対作れない展開
とってもよかった
私が興奮したところを綴るのでネタバレ注意です
観に行った人だけみてね
まず…
モスラが、孵化しますよね。
感情輸入はもう、ここからはじまります。
モスラって、弱いのに、いつも自らを犠牲にして闘う怪獣なので
このかわいい幼虫のモスラが、これから迎える壮絶な闘いを想像するともう、なんとも胸が苦しくなります。
そして、ゴジラ登場🎵
ゴジラといえば、地球の王であり、私は地球の神という位置付けで、いつもみてます。
そして…の、キングギドラ(>_<)
人間たちが、キングギドラを復活させますが、こちらファンの目線からすると
「お前らは、こいつの狂暴さをしらないからこんなことができるんだ💢」
「やめとけ、絶対後悔するぞ💢💢💨」
という思いと、こいつら(悪い組織のやつら)のせいで、多くの被害が出るんだなぁ…と悲しい思いでみてました。
そして、とても衝撃的だったのが
ゴジラとキングギドラと初戦で、いきなり
アノ、オキシジェントデストロイヤーが放たれてしまったことΣ(-`Д´-;)
なんか、「凄い兵器ができたから」「君にもチャンスはあげてたでしょ」みたいな雰囲気で、意とも簡単にぶっぱなされたことが
ほんとに、この世界の人間どもは、何してくれてんね!心境だった。
余談ですが、私はゴジラvsデストロイヤ(97)が、一番泣けて仕方がない映画なので、あの悪夢がもう一度起こらないことを祈りました。
と、同時にオキシジェントデストロイヤーを、作中にでたことで、この監督さんゴジラのこと、相当好きな人なんだろうなって感じた🎵
ラドンの、登場もよかった(^^)
登場時は、すごい迫力でメチャクチャかっこよかったのだが、あとの展開が、なんだかヤムチャっぽかった。
ヤムチャだなぁーって、目でみてた。
そしてクライマックス戦
モスラの自己犠牲に涙💧
海外との文化の違いなのか、作中あまり触れられなかったけど、今回のモスラの役割は、ほんとに半端ない思う。
産まれたところから、ゴジラをかばって死ぬところまで描かれている…。
ひょっとしたら、今回の映画、モスラに焦点をあてていたら、もっとお涙の作品になっていたかもしれないと思った。
そしてそして…。
まさかの、ゴジラのメルトダウン!?
作品では、メルトダウンとはいってなかったけど…この展開って、デストロイヤー戦にものすごく似ていたので、
えっ( ; ゜Д゜)
このままゴジラどうなっちゃうの!!!
まさか、溶けて死んじゃうの(>_<)
って、気持ちでみてた。
だから、そのあとゴジラが、ギドラを食いちぎっているシーンが出たときは、ホントに爽快な、気分だった🎵
最後に、睨みをきかせ王として君臨するゴジラのシーン。かっこよかったm(。≧Д≦。)m
あと、前後するけど、復活してからキングギドラに闘いに、むかう前のゴジラのシーンをみて、改めて、ゴジラって、男前だよなぁーって思って惚れ直した。
自然の摂理を崩すキングギドラが、いなくなったことはとてもよかった。
ホントに素直に、勝ててよかったと思った。
あと、モスラには本当に、哀悼の意を贈りたい。
そして最後の最後に、キングギドラを復活させようとしていた、悪い組織のやつらへ
「てめぇら、いい加減にしやがれ!この、くそばか野郎💢💢💨」って言葉で締めさせていただきたいと思います。
みんなも、(内心は、次回作はメカキングギドラかな?楽しみ(* ̄∇ ̄*)と思いつつも)そう思ったでしょ(*^^*)
東宝チャンピオン祭り!
前作と違って出し惜しみ無しの出血大サービスでした!
ハリケーンをまとって移動するキングギドラはメッチャカッコよかった!しかも頭をゴジラに食いちぎられても再生するとかやるじゃねーか!ラドンも翼を炎に焦がしながら空を飛ぶとかカッコ良すぎっすわ!モスラも神秘的で良かったけどもうちょいどうにかしてほしかったな。
来年の「ゴジラvsコング」が今から楽しみ(^o^)
まあ良かった
前作で息子を亡くした母親が、何を思ったのか、ゴジラ以外にも世界各地で眠っている怪獣を目覚めさせてしまってえらい事になる話です。
人間が地球環境にとって異物で、地球の自浄作用として怪獣がいる、みたいな設定はもはや新鮮味はありません。
息子を亡くした母親と、この思想の繋がりがちょっと良く分からないですね。
ゴジラとキングギドラが取っ組みあって、雷やら放射能やらを吐いてる真下で、探し物するためにウロウロしてノーダメージっていうのも現実味がありません。探し物も探し人も、だだっ広い空間にも関わらずすぐに見つかっちゃうし。
しかし、映画としてはしっかりエンターテイメントしていて、見る人を楽しませようという意気込みは良く伝わってきます。
ゴジラをはじめとして、キングギドラもラドンもモスラも、それぞれに見せ場があって格好良く描かれてます。
怪獣を現実世界に馴染ませようと、色々な設定を付けてますけど、ちょっとちぐはぐです。
けど、それでも良いかと思わせる勢いがあります。
冒頭から勿体ぶらずにバンバン飛ばしてくれる構成も良いです。
見終わった後で、映画館で観て良かったな、と思える映画だと思います。見るか迷っている方は、是非大きなスクリーンでどうぞ。
それにしても、次はキングコング対ゴジラをやりたいみたいで、事あるごとに髑髏島とかコングってワードが出てきますけど、このゴジラ相手で、コングではちょっと勝負になりそうに無いんですけど。
ゴッド・アンド・モンスターズ 【追記修正3】
※いつも以上の長文注意です
2014年にハリウッドで復活を遂げたゴジラ、
その続編が遂に登場! しかも今回は往年の
大怪獣、モスラ・ラドン・キングギドラまで復活!
6歳の頃からゴジラファンで、そこから映画ファン
となった自分としては、その情報を聞いただけで
興奮し過ぎて鼻血が出そうになってた訳ですね。
おまけに監督マイケル・ドハティが度を越えたゴジラ
ファンであることや、実際に公開された壮大な予告編
にも益々期待を煽られていた。
だが……どれだけ期待している映画だろうと、
気持ちをフラットな状態にして冷静に評価すべき
というのがレビューする上での個人的信条である。
ここから先は冷静に努めて評価していこうと思う。
まずは前作からのテーマの進化についてだが、
...
はい、冷静なんてムリですねッ!
テーマ? そんなもん後回しだよッ!
ド単純にメッチャクッチャ燃えましたよ、ええ!!
いや、最初はほんとに冷静な気持ちで評価しようと
フラットな気持ちで観ていたつもりなのだが
(序盤30分くらいはエモーションがついて来なかった)、
これでもかと盛り込まれた過去作へのリスペクト、
想像以上に『ゴジラ』的なテーマと人間ドラマ、
そして天井知らずの怒濤の怪獣バトルにじんじん
ボルテージが上がっていった感じでした。
...
映像もドラマも見せ場見せ場の連続で、もはや
見せ場のみで構成されていると言って良いほどの
ノンストップぶりなのだが、まずはリスペクト
たっぷりに"タイタン(巨神)"と名付けられた
怪獣たちのド迫力について書く。
今回の目玉・キングギドラは、間違いなく歴代最強!
羽を拡げた時の猛々しいデザインも悶絶するカッコ良さ!
前半いきなりゴジラに首を噛み千切られちゃうので
「え、ここからどうすんの?(メカ首付けちゃう?)」
と思ったら、首もげても生え替わるってマジかよお前!
単純なパワーでもゴジラと互角以上なのに、空は翔ぶわ
手数(首だけど)は多いわゴジラの熱線をかわすわ
台風を引き連れてるわ電力吸収してブートアップ
するわラドンが護衛に付いてるわ(裏切り者!)、
王様欲張り過ぎやろ!
ところで”モンスター・ゼロ”という呼称は『怪獣大戦争』
でも使われてましたね。そこ拾うのはスゴい。
モスラも、繭から孵るシーンや暗雲を散らして空から
舞い降りるシーンの美しさときたら神々しいほどで、
そこであの“モスラの唄”まで奏でてくれた時には
もう訳もなく泣きたくなってしまった。
ラドンとの空中戦やゴジラを庇っての最期も良いです。
ゴジラと共生する“女王”という設定もニクいし、モスラを
味方と信じるチェン博士が双子の家系という設定もニヤリ。
次、ラドン! 燃える溶岩を撒き散らして山頂に
立つ登場シーンの恐ろしさといったら。ただ翔ぶ
だけで無数の被害を巻き起こす様はまさに“巨神”。
モナークとのドッグファイトでも巨躯に似合わぬ
急上昇&回旋飛行で戦闘機を羽虫のように薙ぎ払う。
ギドラとの正面衝突は『三大怪獣地球最大の決戦』
を想起させるし、そこからの空中格闘戦もスゲェ!
これは今の技術じゃなきゃ実現不可能な戦闘シーン。
(ギドラにノされてからは“子分”感が凄かったけど……)
それでもやっぱり主役はゴジラです。
仇敵キングギドラや人間側の妨害
(まさかのオキシジェン・デストロイヤー!)
で傷付いても、何度でも立ち上がる"真の王"。
最後、天に吠える立ち居姿はゾクゾクするほどの風格!
序盤からギドラとの野獣のようなバトルを見せて
くれるし、今回は放射熱線も惜しみ無く使うし、
終盤では『ゴジラVSデストロイア』を彷彿
とさせる、熱核反応による赤熱形態も披露!
本作のゴジラは前作のデザインを踏襲しつつ
'54年度版の要素も追加されているそうだが、
デザインだけでなく威嚇の発光やエネルギー源など
その生態もより深く描かれ、また人間との距離感も
VSシリーズのゴジラっぽさが増したと感じた。
怪獣同士が闘う理由もしっかり詰められている。
世界中に分散する怪獣たちを狼の群れに例え、群れの王
=アルファが全ての怪獣を統制するという設定が秀逸。
ギドラが宇宙怪獣という元の設定もきっちり拾い、
地球の生態系を作り替えようとする偽の王
対 元来の生態系を護る真の王という構図で
ギドラ対ゴジラの対決に必然性を持たせている。
...
ドラマとテーマについても書く。
環境テロリストの首謀者だったエマの目的は、
人類による環境汚染や戦争により激変してしまった
生態系を、”巨神”たちによってリセットすること。
言うなれば審判の日を自らの手で起こそうという
神をも畏れぬ所業だが、彼女は"オルカ"があれば
人的被害は最小限に防げるとタカを括っていた訳だ。
だが、人間が自然を制御することなどできない。
エマが解放したギドラの能力は彼女の予測を遥かに越え、
世界規模での無差別な大破壊を引き起こしてしまった。
息子の死の遠因となった生態系の乱れを元に
戻したいという執念に取り憑かれていた彼女。
それ自体は立派な大義かもしれない。だが
"大義"という言葉も結局は一握りの人間の、
あるいはひとつの方向の正義でしかない。
文明の発展のための環境汚染。
自国の利益を守るための民族虐殺。
戦争を終わらせるための核兵器開発。
自らの都合で好き勝手に世界を作り変えようとする
我々人間こそが最大の怪物(モンスター)なのだと、
この物語は訴えているのだと思う。
エマの最後の決断に涙。世界中を滅茶苦茶にした
事実は消せないけどーーあれはきっとせめてもの
罪滅ぼしだったんだろうし、夫と娘を守りたいと
いうシンプルな愛情ゆえだったんだと思う。
エマと相反する考えを持っていたのが芹沢博士。
彼の最期にはもう嗚咽を堪えるのに必死だった。
「さらば、友よ」で、それまでどうにか
持ち堪えていた涙腺が一気に瓦解した。
彼が前作から肌身離さず手にしていた時計は、
1945年8月6日、ヒロシマで原爆に襲われた父の形見だ。
放射能を糧とし、時に人類の脅威となるゴジラに複雑な
心境を抱きながらも、最期に芹沢博士は彼を"友"と呼んだ。
恐れ憎むべき敵ではなく、共に歩む“友”として彼に触れた。
台風や地震など、ことあるごとに猛威を振るう
自然に対してしばしば我々は恐怖や憎しみを抱くが、
自然は決して人間がコントロールできるものではない。
我々は自然の猛威を畏れ敬い、共生していくしかない。
ゴジラは、時に怪物と化す我々人類の過ちを
厳しく諌(いさ)め、道を示す友なのだ。
...
序盤のテンポや、激しいアクションシーンで寄りの
画が多くやや見辛いと感じたシーンはあったりする。
サリー・ホーキンス演じる博士の呆気無い最期や、
若干気になる程度の中国推しなど、細かな不満点はある。
だけど、正統派VSゴジラシリーズを現代ハリウッド
の技術でウルトラアップグレードして観せてくれた
点は感謝しかないし、映画全編から常に並々ならぬ
気合と畏敬の念が伝わる出来だった。最後にはあの
"伊福部マーチ"やオリジナルスタッフへの弔辞までーー。
マイケル・ドハティ監督ならびにスタッフの皆さん、
ゴジラをこんなにも壮大な形で、そしてこんなにも
リスペクトしてくれた形で映画化してくれて有難う。
傑作だと思います。4.5判定です。
<2019.05.31鑑賞>
.
.
.
.
余談1:
ギドラの生首お買い上げ!
けど次回作は『Godzilla vs Kong』でしょ?
まさか……いやいや、今から期待するのは早過ぎかね。
余談2:
映画後半、ゴジラ復活に核兵器を使うなんて!と
思われた向きも居られるかもだが、キングギドラ
と闘わせる為に核兵器でゴジラを復活させようと
する流れはくしくも『ゴジラVSキングギドラ』
と同じである。
追記修正:ただし実際には核兵器は使用されず、
世界中が海中に廃棄した核物質の影響で復活する流れ。
余談3:
3度鑑賞してやっと気付いた小ネタなのだけど……
モナーク基地54 = 『ゴジラ』公開年1954年
モナーク基地56 = 『空の大怪獣ラドン』公開年1956年
モナーク基地61 = 『モスラ』公開年1961年
モナーク基地32 = ギドラの首3本尾2本が由来?
それとも倍数にして
『三大怪獣地球最大の決戦』公開年1964年?
と思ったら、敬愛する映画評論家・清水節氏が
とっくにtwitterでこの内容に言及してました。
ギドラのいた南極のモナーク第32基地は、
同じく南極が舞台で地球外生命体を発見する
『遊星からの物体X』のアメリカ第31基地の後に
新設されたという説。なんだ、ただの天才か。
あと、フェンウェイ・パークにギドラが降り立つ
直前、微かに昭和ギドラの飛行音のような音が……
他場面で似た音は無かったし、ギドラ着陸直前
のタイミングだし、これも監督の仕込んだネタ??
ゴジラファンなら嬉しい点と、微妙な点
私自身採点形式で映画を評価するのが苦手だったのもあって今までこういったサイトで映画レビューを書いたことは無かったが、今作はネタバレしながら言いたいことが山ほどあったため初めてレビューを書いている。
「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」は、デブゴジラで有名なハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」に連なるモンスターバース作品の第3作目だ。
ゴジラとムートーの激闘から5年、鳴りをひそめる巨大生物に怯える人類だったが、空気の読めないテロリストが次々と眠っていた巨大モンスターを叩き起してしまう。人類と巨大生物、ひいては地球との共存をテーマとして、一連のお祭り騒ぎを巨大生物の研究組織モナークとやたら怪獣に詳しいラッセル一家の視点で追う映画だ。
-------------ここからネタバレ線-------------
ゴジラ、モスラ、ラドン、キングギドラと言えばやはり「三大怪獣 地球最大の決戦」を思い出さずにはいられない。「三大怪獣 地球最大の決戦」はゴジラが初めて人類の味方になった作品であり、後のシリーズでも絶対悪として君臨し続けるキングギドラが初登場した作品でもある。
ゴジラとキングギドラの切っても切れないライバル関係は、今作でもしっかり時間を割いて描かれていたように思う。
そのキングギドラの圧倒的な強さは今作でも健在であり、序盤にも関わらずラスボス感の漂う登場シーンはスクリーン越しに恐ろしさを感じるほど。
その他にもラドンが火山から翼を広げるシーン、そしてラストのバーニングゴジラなど、リスペクトを所々で感じる演出が嬉しかった。
しかし、これはどうなんだ?と思うシーンも多かった。もちろん全く新しい作品なので東映ゴジラに忠実に描けという気は毛頭ないのだが、ゴジラファンが見るとそれはちょっと…と思うシーンが。
ゴジラ抹殺兵器の代表格であるオキシジェンデストロイヤーを適当に撃った挙句ゴジラを殺しきれていないのはあまりに雑だと感じたし、後半からおまけ程度で出てくる怪獣も「お前誰やねん…」というやつばかりでほんとにおまけ程度の出演をして映画が終わる。
中でも個人的に許せなかったのはラドンの扱いだった。キングギドラが地球を襲撃してきた際には、同じ地球の守護神としてゴジラやモスラと共にキングギドラに幾度となく立ち向かったあのラドンが、あのラドンが、、、終盤にはなんとキングギドラの助太刀に入りモスラをいじめて、あろうことかキングギドラに勝ったゴジラが吠えれば手のひら返してひれ伏す小悪党のような怪獣になっているではないか。えぇ……
人生で初めて泣いた映画のシーンが「空の大怪獣 ラドン」のラストだった筆者は、今作のラドンの描き方が好きではない。超嫌いだ。
それから賛否両論ある人間ドラマのパートだが、勝手に人類を破滅の瀬戸際まで追い込むオカンの計画性の無さが見ててしんどかった。最後は自己犠牲でいい事した風だったけど、今回の元凶はお前やぞ…
反対に、渡辺謙演じる芹沢博士の勇士とゴジラとの対話は見ていて色々な感情が込み上げてきて物凄く良いパートだった。人間サイドは間違いなく彼の優勝。
総じて非常に楽しい映画だったし、怪獣のド迫力バトルは思う存分楽しめるが、どうしてもゴジラファンとして微妙な点が残ってしまう作品だったように感じる。
神話世界の頂上決戦
モンスター・ヴァース第3作。
TCX(Dolby-ATOMS)で鑑賞(字幕,レイトショー)。
この感激この喜び。ハリウッド版「三大怪獣 地球最大の決戦」降臨。製作がアナウンスされた時から想像・妄想・煩悶を繰り返しながら待ちわびていたぞこの瞬間を!
ムートーとの戦いに勝利し海中へ姿を消したゴジラ。人類を救った救世主となったゴジラでしたが、本作ではさらにその上を行く真の怪獣王となるための戦いへ赴きました。
「キングコング:髑髏島の巨神」のラストで触れられていた神話世界の大怪獣たちによる、現代を舞台に古より宿命づけられた頂上決戦の火蓋が切って落とされました。
ゴジラ。ラドン。モスラ。キングギドラ。日本が誇るスター怪獣が総出演。彼らの久方ぶりの共演がハリウッド製作の超大作映画で実現したことがまずすご過ぎるんです。
リスペクトを捧げつつハリウッド・テイストが加えられたデザイン―蔑ろにしてはいけない部分を取り入れつつ独自の味つけを施すセンスの塊。鳴き声も踏襲されていました。
怪獣たちが世界を席巻し、人類は絶滅の危機に瀕してしまいました。特にキングギドラが発生させる嵐の渦中では、太陽の光を遮る分厚い雲が立ち込め、文明を根こそぎ破壊し尽くすかのような世紀末的ビジュアルに震えました。
四大怪獣がクライマックスで繰り広げた大バトルは、とてつもなくてエゲつない迫力。ゴジラVSキングギドラ、モスラVSラドンなど、対決バリエーションが胸アツでした。
全編の随所に大小問わず過去作へのオマージュがふんだんに捧げられていましたが、最後の最後でまさかのバーニングゴジラが登場するだなんて。興奮で気絶しそうでした。
親子の再生を描くメイン・ストーリーは王道且つツッコミどころ満載で正直微妙でしたが、注目すべきは芹沢猪四郎博士の勇気ある行動でしょう。なかなかの衝撃でした。
オキシジェン・デストロイヤーの攻撃で瀕死の状態に陥ったゴジラを復活させるために、核弾頭を持って彼の住み処へ。ゴジラを見つめながらの「さらば、友よ」。名シーン!
かつてゴジラを葬った人物と同じ名前のキャラが、その命と引き換えにゴジラを蘇らせる役目を担いました。逆転の発想に度肝を抜かれると共に、止めどない涙が溢れました。
全てが終わりゴジラは「キング・オブ・モンスターズ」の座に。怪獣たちが足元にかしずく中、頂きで天高く轟かせた咆哮は威厳に満ち、何者も寄せつけない気高さがありました。
しかし、ゴジラにはまだ戦わなければならない相手がいる。もちろん髑髏島の巨神との戦いです。コングとの正真正銘の王を決める死闘の決着は来年までお預け。待ち切れない!
[余談1]
「ゴジラのテーマ」や「モスラの歌」をアレンジして使用していることが事前に明かされていましたが、これほどまでにそのまんまとは。ほぼ原曲スコアではありませんか!
しかも、その使い方が効果的だのなんのって。ここぞと云う時に素晴らしいタイミングで流れるものだからテンションが上がり過ぎて訳の分からないことになりました。
伊福部先生。古関先生。あなた方のつくった音楽がハリウッドの超大作映画で流れました。まさかこんな日が来るだなんてなぁ…。世界中の人たちが聴いてくれましたよ!
[余談2]
エンドロールで弔意が捧げられたおふたりについて。
「ゴジラ対ヘドラ」の監督であり、製作総指揮として前作と本作に携わられた坂野義光さん。元々は「ゴジラ対ヘドラ」の続編をつくろうとハリウッドで活動されていたそうな。それが発展し今に至る。故人の働き掛けが無かったら、モンスター・バース自体誕生していなかったかもしれない。
そして、もうひと方。初代スーツアクターとして18年もの間ご活躍され、「ミスター・ゴジラ」の異名を持つ中島春雄さん。「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」撮影時、ゴジラのスーツから顔を出して、微笑んでいる姿を写したスナップ写真が出て来た瞬間、またもや落涙してしまいました。
ここまでしてくれるのかと感無量でした。前作のギャレス・エドワーズ監督よりも激しいゴジラ愛を感じたマイケル・ドハティ監督。あなたに任せて良かった(←誰目線なのか)。
[余談3]
チャン・ツィイー…双子。祖父母の頃から双子。小美人のヒオとマナのように隣の人と顔を見交わして「双子!」とハモりたい衝動に駆られました。なんのことか分からない方は、「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」をご覧下さい。
[余談4]
モンスター・ゼロ。日本語にすると怪物0。
お前らさてはX星人だな!
キングギドラも実は宇宙超怪獣だったし…(笑)。
[以降の鑑賞記録]
2019/06/09:TOHOシネマズなんば(IMAX 3D,字幕)
2019/12/22:Blu-ray(吹替)
2019/12/22:Ultra HD Blu-ray(字幕)
2020/05/02:WOWOWシネマ(字幕)
2020/07/01:WOWOWシネマ(字幕)
2020/07/26:WOWOWプライム(吹替)
2021/01/03:Ultra HD Blu-ray(字幕)
2021/05/20:Ultra HD Blu-ray(字幕)
2021/05/29:土曜プレミアム
※修正(2024/01/01)
芹沢博士のゴジラ愛にはグッときた。
にわかに昭和ゴジラを何本か観てしまっている自分としては、いくらハリウッド版だとしても日本製と比べざるを得ない所があり、そこが本作を楽しめるか否かの分かれ道となってしまった。
率直な意見を言うならば、オマージュするならもっとやって欲しかったなと。
やはりモスラはインファント島に生息していて欲しかったし、チャンツィイーにも歌わなくてもいいからせめて双子として並んで登場して欲しかった。
あとラストのゴジラはいったい第何形態なのか。あの攻撃の仕方はいくらパワーアップしたからとはいえシンゴジラ同様反則ではなかろーか。
なんか変に日本製との差別化を図ろうとしているのか、ちょいちょい変なアレンジをしてしまっているあたり違和感を感じてしまった。
そして本作で常にモヤモヤしたのはエマのぶっ飛んだキャラ設定だ。自分をアベンジャーズのサノスくらいに思っているのか、こいつの非人道的な哲学と破茶滅茶な行動には「?」しかない。
まぁラストは自ら落とし前をつけるので良しとしたい所だが、もう少し何とかならなかったのだろーかと思わずにはいられない。
しかし、何だかんだ言ってもラストの怪獣バトル祭りはそれなりに楽しめたし、映画館で観てこその大迫力だった。
また、ゴジラを執念で追い続ける芹沢博士のゴジラ愛にはグッときてよかったなと。
ゴジラの次の対戦相手も決まったようなので、それまで待つことにしたい。
あっ、あと、南極で眠っていたエイリアンのキングギドラは「モンスターゼロ」というより個人的には「物体X」だよなと思ったのは自分だけだろーか。
Long Live the King
満点を上げたいけれど、17怪獣のうちモスラ・ラドン・ギドラ・コング・ムート以外の怪獣がハッキリしなかったので(クモンガみたいなのはいてたけど、あとマンモスのデカイようなやつはチョッと幻滅)★半分減点。「ゴジラのテーマ」と「モスラのテーマ」が流れてきた時は感慨無量。
怪獣とタイタンの違い
トレーラーがすごく良かったのもあって期待して見に行ったけどビミョーな出来でがっかり。
ストーリーは見せたい状況や画に持ち込むために逆算して作ってるのがバレバレで必然性のないようなことを登場人物が繰り返すだけ。
ストーリーとか人間ドラマなどにははなから期待していなかったがあまりにも酷すぎてアクションシーンに気持ちが乗り切れない。
さて問題のアクションシーンとCGの方が良かったかというとこれもひどかった、CGは雑なように見えた、具体的には怪獣たちの質感が安っぽくてソフビの人形が暴れてるようにしか見えなかったし怪獣たちの目に人間味があり可愛さやキャラ性が見えてしまう、前作のゴジラと同じゴジラが出てきてると到底思えない(笑)
見始めはある種の様式としてこのようなデザインにしたのかと納得していたけどそうゆうわけではなさそう・・・
日本のシンゴジラでは怪獣感を演出するためにゴジラの焦点の合わない目を特に気をつけてデザインされていてあくまでも人間とは意思を通わせることのできない神的な災害的な存在として描かれていたがこれは日本の神様の概念であって今回の作中では怪獣たちはタイタンと呼ばれている、つまりこれは西洋人の神様の概念であり怪獣たちは人間と同じ考え方や感じ方をするパワーの強いだけの人間なのである。
そう考えると見せ場である格闘シーンもただのプロレスにしか見えない、怪獣映画はプロレスで当たり前と思うかもしれないが映像を学んだプロ(ハリウッドなのでその世界では一流のはず?)なのかと疑うレベルで演出が酷すぎて怪獣たちが勿体無い使われ方をされている。
一番最初の肉弾戦でキングギドラが南極で目覚めそこでゴジラと戦うのだが南極なので本当に何もないので対比する物体がなく怪獣のスケール感が掴みにくい、最終決戦のワシントンも場面転換の時にすでギドラによってほぼ崩壊しておりこれもスケール感や怪獣の破壊力を表現するチャンスを逃していて何を表現したくてそのような場所を選んでるのかが必然性にかける、モスラとラドンが互角に戦ってたのも見せ方が悪いのでモスラの羽とか足とかが取れないのが不思議に思えた、メインの4怪獣と並行して世界各地で他の怪獣も暴れてるらしいのだがこれはニュース映像風のシーンがモニターで映るだけで世界がどの程度危機的なのかも全く伝わらないし、最後にゴジラがギドラに勝ちその周りに各地の怪獣たちが集まってきてひれ伏すシーンがあったのだけど、どいつも今まで何してたのかも描かれてなかったし、戦闘シーンもなかったのでなんかよくわからんやつらにひれ伏されてるゴジラもそれでいいんですか?と思ってしまう。
ラドンが火山から目覚めてメキシコの街を低空飛行するシーンだけはかっこよかった、人間が必死に逃げようとも怪獣が飛んでるだけで災害級の被害が出ていてスケール感がよく出ていたが、このシーンはトレーラーで使われているので新鮮味はなかったしトレーラーでかっこよく見えたシーンが本編だとそうでもなかったりと逆にどうしたらそうなるんだと思った。
世界観の設定もイマイチでオキシジェンデストロイヤーが出てきたのだけどただ水爆が爆発したみたいな演出でしかもギドラには全く効果はなく逆にゴジラだけ瀕死にしただけだった。
そのあとゴジラを復活させるために必要もなく原爆をゴジラが休んでる横で芹沢博士とともに爆発させるのだけどなぜかゴジラが復活、ゴジラは核エネルギーを動力としてるのはわかるけど爆発させて効果あるの?と突っ込みたくなる、最終決戦でゴジラがギドラに倒されそうになった時に、次はモスラの鱗粉で復活したような描写があったのだけど劇中で何も触れられておらず、度々瀕死になるゴジラをあらゆる手段で復活させ酷使しゴジラが気の毒だった(そもそもなぜゴジラは人間にここまで奉仕しているのか?)
以上今作は人間ドラマや家族愛が見せたいのか?アクションを見て欲しいのか?物凄い絵面で勝負してるのか?怪獣映画として作ってるのか?何にポイントを絞って作ったのかわからないしどれだとしても中途半端で全く必然性がない設定やシーンばかりで残念なことになってる。エンドロールの最後で初代ゴジラの監督?の写真が出てきたのだけど日本のゴジラに関連ずけないで欲しいとさえ思ったほど日本の怪獣文化を飯の種にしてるような作り方なので怪獣映画としてみたらひどいものだと思います、万人向けのアクション映画としても見れたものではないので、お金にっ余裕があって直近に予定がない人や適当に子供ずれが見るぐらいには面白いと思う。
ゴジラ好きは絶対見るべし!ゴジラ全部のせスペシャル
今回のゴジラは前作をはるかに上回るゴジラ全開の作品でした!!
キングギドラ、モスラ、ラドンというメインキャストが勢ぞろいで、なおかつ、オキシジェンデストロイヤーとか、モスラの妖精(風な双子)とか、ヒートアップゴジラとか、全部ごちゃまぜ定食という感じ。
ゴジラ好きはお腹いっぱいになること間違いなし。
古代の遺跡やら、周波数やら、オリジナル要素もてんこ盛りで、見ていて飽きない。
とは言うものの、同じようなパターン(やばいピンチ→ギリギリでゴジラが助ける)、という展開が何度もあるので食傷気味にはなる。
それでも全体を通すと面白いと感じる内容ではあった。
これだ、こう言うのを待っていた、という感じ。ゴジラ好きは絶対見るべきですね。
ちなみに、随所に髑髏島やらキングコング(劇中ではコング)の存在を匂わせていて、キングコング対ゴジラの伏線が随所に貼られていましたね。アメリカの怪獣と日本の怪獣の世紀の対決。監督も必ず決着をつけると言ってました。次も期待したいです。
満点はやれない
怪獣パニック映画はジュラシックパークなんかで充分堪能したし、地球を救え的なのはインディペンデンスデイで十分、今回のような怪獣大集結のゴジラは純粋にバトルシーンを魅せて欲しいのだ。そういった意味で人間パートが邪魔の一言。戦いシーンはすっごく迫力があって楽しめた。モスラのテーマやゴジラのテーマが途中流れて胸熱。九州人でラドン推しのわたし、登場シーンも風圧シーンも十分拍手ものでした。芹澤博士の自己犠牲も初代ゴジラのオマージュが効いていて日本語語らせるのも素直に嬉しい演出。キングギドラがあの位置付け設定なら、キングギドラ VS 16体の地球の大怪獣 の大バトルを観たかったな。映像が非常に良かっただけに残念。シナリオはいまいちだったけど、怪獣達を生き生きと蘇らせてくれたので、限りなく5点に近い4.5点
大迫力
ゴジラは日本のモノを含めてシリーズ沢山あるけど実はまともに鑑賞するのが初めて。
ゴジラ、モスラ、勿論知ってます。
ギドラ、ラドンは容姿は分かるけど、名前と一致しない怪獣でした。
あと3匹くらい出てきたけど、全く分かりませんでした。
だけど、今回映画館で、しかも初日に観たんですが、
やばい。
とにかくカッコいい。
ゴジラ最高、、、
怪獣なんて、、と男のロマンだろ?的な考えでしたが、
女の私も、めちゃくちゃ興奮しました!!
ゴジラのテーマが流れるだけで
くるくるくるくるくるくるくるーーーーーー!!って
胸は高まるし、
モスラのテーマが流れたら
うわーーーーーー!モスラきたーーーー!って。
語彙力のなさに驚きを隠せませんが、
こんな感じになりました。
ストーリーはありきたりで、あっさり命投げちゃうのは
いただけなかったですけど、
渡辺謙さんの英語力も特にひっかかる事はなかったし、
ともかく怪獣が出ているシーンは興奮しっぱなしでした。
これは絶対に映画館で観るべき映画!!
エンドロールで存分にテーマソングを味わえます。
そして最後には少し映像もありますから、最後まで席は立たないでください
怪獣出し惜しみ無し。そして人もまた怪獣。
怪獣が画面にいる間は大きな文句無し!強いて言えば画面が前作同様暗いなあーというのと怪獣の動きに緩急が無いなあと。でもまあ文句という程では無いです。
脚本は…やけくそなのかなというレベルの突っ込みどころ満載。でも、あのサイコパスな母親、モンスターです。彼女も怪獣なんですよ。ウルトラマンでもいましたよね、知的だけど理屈はこちらの視点では破綻してる宇宙人。エンドロール、彼女が人間側では無く怪獣側にクレジットされていたら満点でした。
人間パート要らない
頭のおかしい母親や頭のおかしい娘や頭の悪い軍人たちがひたすら無駄に時間を浪費する(視聴者の)。
戦闘シーンは及第点だが、怪獣の立ち位置には全く納得がいかない。
ラドンが敵?ないない、キングギドラはゴジラとモスラとラドンで協力してやっと対抗できる災厄なんですよ。ゴジラが王になっても、ラドンは頭を垂れずプイッと飛び去るくらいでないと。
モスラは無駄死に。モスラの役目は幼虫時は繭糸での拘束だし、成虫なら鱗粉での電撃妨害だろうに。
キングギドラの解釈は悪くない。侵略者の偽王。偽では無いと思うけどね。まあ、今作で一番興奮したシーンがギドラの首が再生したシーンだから、合格点。
アメリカ人じゃこんなもんしか作れないんだなぁ、ってのが正直な感想。環境問題引き合いに出すなら、せめてヘドラ出せよな。
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