「怪獣ハルマゲドン!人類は生き残る事が出来るのか?」ゴジラ キング・オブ・モンスターズ ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
怪獣ハルマゲドン!人類は生き残る事が出来るのか?
迫力満点の怪獣対決に大興奮!
ゴジラだけじゃなくて、キングギドラ、ラドン、モスラなど、日本でもお馴染みの懐かしい怪獣たちの登場に感激でした。
クライマックスのロンドンは、まさに「ゴジラ・ザ・ライド」みたい。
ただね、作品的には、ゴジラを反核の象徴って、考えてる人には納得できないでしょうね。核爆弾で復活するって、どういうこと?って感じ。
でも、自分にとってのゴジラは幼い頃から、怪獣のヒーローであって、怪獣同士の争いに勝利していくさまはカタルシス以外の何者でもありませんでした。。大きな期待に十二分に答えてくれる大満足の一本です。 懐かしいヒーローのゴジラが帰ってきたって感じでホンッと楽しませてもらいました。
CGで描かれた怪獣達がホンッと素晴らしくて、如何にもそこに在るように映し出されています。バトルだけでなく、登場シーン も素晴らしい!
光輝くモスラは、小美人こそ居ませんが、神々しく美しい。いかにも女性受けしそうです。 溶岩と共に登場するラドンも大迫力でしたが、キングギドラは、さらにそれを上回る大迫力でした!翼を大きく広げた姿は、巨大なゴジラが小さく見えるほど威圧感がありました。
そして、本作品の素晴らしさは日本映画に対する愛に満ち溢れていたところと感じます。 前作同様、ゴジラを地球の守護者として描くところは平成版ガメラへのオマージュでしょうか。キングギドラを宇宙怪獣として描くところも良かったです。 オキシジェン・デストロイヤーが出てきたり、芹沢博士の件なんかは最初のゴジラへの敬意ですかね。
そして、何より一番感動したのはあの音楽の復活です。ゴジラ、モスラ本当に身震いが止まりませんでした。
まぁ、歌まではさすがに・・・
「ゴジラ✕コング 新たなる帝国」が楽しみです。モスラも登場するということなので、本作品、見直しちゃいました。