劇場公開日 2019年5月31日

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「ドハティ監督ありがとう」ゴジラ キング・オブ・モンスターズ トミーワイルドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ドハティ監督ありがとう

2019年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

ファーストトレイラーではクラシックの「月の光」を流しセンスの良さを存分にアピール。良い予告だったんじゃないでしょうか。
そして本編。初めのアレはオリジナルより海外版を意識した造形で、ちょっぴり心配になりましたが、そんなことも忘れさせてくれる展開で、アレが流れたときには感極まって涙。。
さすが真のキング(王)
マイケルドハティ 監督ありがとう。
随所に日本のゴジラのオマージュを鏤めつつも、ドハゴジ(ドハティ版GODZILLA)色を演出していく様が心を踊らせる。前作ギャレゴジの良い意味での色味を抑えた造りから一転、美しい色合いを全編に出したのは「闘い」と「神話」を基調とした作風にとてもマッチしていてゴジラ65周年記念作品としては大満足。

デル・トロ監督の「パシフィック・リム」を絡めるても面白そうだなぁと感じた。まぁそうなると日本ゴジラオリジナル感が消えちゃうから勝手な妄想ってことでw

キャスティングも個人的にはツボ。「死霊館」シリーズのヴェラファーミガはやっぱりインパクトあるよね。 .
「SUPER8/スーパーエイト」でも父親役を務めたカイルチャンドラー 、優しい作りの顔立ちだから安心できる。
前作に続きサリーホーキンス 。ギャレゴジの時はまだ日本でも有名では無かったけどGODZILLAシリーズにはかかせなくなったよな。。

とにかく情報量が半端なく詰まった作品になっているので、もう一度観て色々確かめたいかな。ド派手な動きを感じるには大きめのスクリーンがオススメ。3D感はそれほど無いから次回はDolby Atmosで観るのがいいかも。
モンスターバースシリーズはこれからも楽しみ。
エンドロールが終わっても席はお立ちにならないように。

とみまる