響 HIBIKIのレビュー・感想・評価
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心情描写に欠ける
最高の百合
55点
映画評価:55点
この作品は面白いとか、名作とか、
そういう次元の話しではありません。
とりあえず、
つべこべ言わずに見る作品です。
内容自体は稚拙で現実味にも欠け
アホらしいと言われれば、その通りだ。
だけど、
沢山の方々に見てもらいたい。
そして、
これを見た人たちが何を思うのかが知りたい。
たぶん、そこまでしてようやく
このストーリーは終幕する。
タイトルの通り、
これを見た人に何が響くのか、どう響くのか、
私は知りたいです。
作り手の考え方や、悩みをどこか
代弁していて、気持ちが良い。
誰しもこのくらいぶっ飛んで、
頭にある物を表現したい。
でも実力や勇気がなくて、何も出せない。
作りたい物を作るって
簡単ではない。
そこに原動力があって、表現力があって
初めて産み出される。
でも、それだけでは中々満足いかない。
この主人公の様に
産み出しただけ、読んでもらっただけでは
中々納得いかない。
だって、
良い評価されたいし、褒められたい。
なんなら売れたいし、称賛されたい。
それには、
更に運もあって、努力もあって、
他にも何かがめちゃくちゃ必要で、
そういうのとは無縁な天才が、
そういうのに雁字搦めにされている凡人をスカっとさせていく痛快爽快のコメディです。
そう思って見てもらっても、
十分一見は価値があります。
ps.この主人公役の人は演技してません。本人のまんまな感じがします。
【2021.10.18観賞】
この映画は左側の棚に置くかな。焦点がブレブレ。
普段、映画を見ない人が見る分には面白い作品。
表面的なエピソードは面白いけど、全体に取ってつけたような展開で、深掘りが足りないので浅ーい印象になってしまう。
小栗旬の話も、最後のオチのみに使われていて、小栗旬の役柄のオチは全くなし。新人賞の柳楽優弥もなんかモブレベルのオチ。勿体ない。
映画全体として、何が言いたいのか、何がしたいのか、焦点がぶれすぎて映画としてものまとまりを欠く。
主人公の行動原理にも一貫性がなく、喧嘩を売られたから買うだけと思いきや、自分から喧嘩を売りに行ったり、すぐに死のうとしてみたり、でも暴力沙汰の記事は出してほしくなかったり、お前の言葉で語れと言いつつ
自分は暴力を使ったり、脅しを使ったり。支離滅裂。
天才は理解し難い、ってことを描こうとしてるんだろうけど、ただただ凡人の描く天才像という感じでした。
理解し難い人物を凡人が描いたらこうなる、って感じですかね。
どんな変な人でもその人なりの理屈はあるわけだが、この作品ではエピソードのインパクトをつけるためだけに主人公が行動しているに過ぎない。
くだらないことでも、なぜ死に向かう行動をするのか、映画では描かれないし、描く気もない。なぜなら、エピソードが盛り上がればそれでいいから。それ以上でもそれ以下でもない。
そして過剰な正論を吐いて、明らかにデフォルメされた悪人を懲らしめる、勧善懲悪者にすぎない。なんかみていて、現実感はなかった。これを面白がれるのは…
まあ、わかりやすい面白さだけを求めるならこれ。
心を揺さぶるような作品を見たいなら別。
映画としては完成度が高いけど、漫画という媒体を無理やり二時間にまとめてる感じの作品。凡作。
うーん
なんというか、見終わってもなにも感じられるところがなかった、、。
響は天才ですごい偉業を達成したのかもしれないけど、殴ったり、人のものを壊したり、会見をぶち壊したり。
理由があってのものだけど、それによって失うものの大きさとか、編集者や親のように味方になってくれる人を裏切るような行為を軽々しく重ねていいのかと疑問になる。
言葉にするのが苦手だから、すぐに手が出る?でもその反面物語を書くのが得意?な側面ももしかしたらあるのかもしれないけど、何をしても許されるの?
あと、最初から出ていた幼馴染み?の男の子や、小栗旬の話はもっと掘り下げないのか気になった。
要素を出すだけだしてさらっと終わってしまった印象だった。
『てち』のハマり役
鮎喰響は平手友梨奈生涯最高の当たり役
映画館では2018年9月24日地元のイオンシネマで鑑賞
それ以来2度目の鑑賞
アイドルには疎いので当時は平手友梨奈という人物は知らなかった
パコのヒロインで子役だった女の子が久々に映画に出演するというので彼女を拝見したくてこの作品を観たようなものだ
原作未読
三次元より二次元が好きな人には向いていない
主人公に共感できないと楽しめない人にも向いていない
自分はどちらでもないので星5の評価になる
性格が超最悪ですぐに暴力を振るう礼儀知らずで明らかに発達障害の危険人物だが天才小説家の女子高生鮎喰(あくい)響が主人公の話
とにかくなにもかも無茶苦茶だ
ぶっ飛んでいる
ヤンキー映画じゃないんだから
いじめられてるから許せないと暴力的な行動に出るのは完全な詭弁
若いから許されるのも限界がある
個人的には本棚を倒す場面がムカついた
共感できる面もなくはないが最初から最後まで不快指数がMAXだった
彼女の全てに共感できる人が世の中にいるとしたらテロリストになれる素質がある
でもこれは面白い
傑作である
それは間違いない
あっという間の1時間45分だった
酷評している人がいるとしたら検索汚染みたいなものだから気にならない
頭がおかしい人々が担ぐ天才神輿の上で天才と呼ばれているうつけ者がはしゃいでいるような世界観だった
作家という仕事をしている連中は多かれ少なかれ性格が悪い人が多いのかもしれない
具体的な名前は書かないがヤフーニュースで記事として取り上げてもらう数々の作家の発言がそれを証明している
架空の小説家の話なので小説の内容はなに一つわからない
だがこのての話そこは全く重要ではない
芥川賞直木賞W受賞という設定から観る側が想像すればいいだけの話
鮎喰響役に平手友梨奈を抜擢したのは大正解
存在感だけでお釣りがくるくらいで演技がそれほど上手くないのがかえって良い
主役級の北川景子や小栗旬が脇を固める方でも納得できる配役
落ちぶれたかつての芥川受賞作家を演じた北村有起哉が良かった
映画館で鑑賞していた当時「謝罪しなきゃいけないの?」のあとの暗闇がちょっと長めで不安になった
映写機の故障かと思った
「私は死なないわよ。まだ傑作を書いた覚えはない」
名言きました!
良かったです。
小説と向き合う
面白かった!
天才小説家。
途中で見るのを止めようかと
響に感情移入出来ないので途中リタイアしそうになった。
響の行動にまるでリアリティがない。こういう人物がこの世に存在するしないではなく、人物として整合性が取れていないのだ。シナリオとしての彼女と、演出として足された彼女の行動が乖離している。また、映画の時間軸の前から同じ行動をしてるはずなのに、その結果が映画の中には反映されていない。
主演の演技力のなさをカバーしたつもりなのかもしれないが、インパクト重視でやり過ぎてしまったようだ。
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