「竹を割った…」響 HIBIKI Manuel Neuerさんの映画レビュー(感想・評価)
竹を割った…
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響の潔さにスッキリ。 そして主演の方の演技の説得力に脱帽しました。 見終わった後でアイドルなのだと知り驚いた!
本編のほうですが、おそらく彼女の生き方には多くの大人は眉をひそめ、身近にいたら迷惑だと感じる人が多数であり、映画の中でもあったように批判を浴びせるのは現実社会と同じ。
しかしよく見ると、彼女は理由も無く暴れているのでは無く、また必ず揉めた相手とも後にしっかり対話をしている姿勢、そして行動にはしっかりと筋が通っており、また多くの場合相手を納得させている。 自分自身『社会に出たら…』とか『相手が間違ってるとは思うけど大人にならないと』と納得しないまま謝罪したり、自分の信念を曲げた経験を思い出してしまった。
鬼島が問い詰められる場面で、本質をグサリと刺され鬼島自身で惰性で作品を書くようになっていることを気づかされたシーンで、私自身もグサリと刺さるものがありました。
自分に言い訳をして納得いかない行動を取りその結果にも不満を残すのでは無く、自分にまっすぐに全てを受け入れる覚悟をもって生きたいなと思いました。
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