劇場公開日 2018年9月14日

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「これが爆死というのなら」響 HIBIKI 蒼さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0これが爆死というのなら

2018年9月23日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

“推しが主演だから”
そんなぬるい理由で観に行ったけど推しは私が思ってたよりももっと凄い才能があったらしい。
欅を休んでまで選んだこの映画、つまらないものになってたら怒っていただろうがそんな心配は要らなかった。
推し補正抜きで平手友梨奈は凄かった。
鮎喰響はただの女子高生、天才という面だけではなくちゃんとひとりの女の子だということ。それを平手友梨奈は上手く体現していた。きっと平手友梨奈自身にも通ずるものがあるからなのだろう。目や表情筋のちょっとしたつくりまで鮎喰響だった。
エンディング曲も最高だった。メインディッシュの後に思わぬご馳走が待っていたようだった。むしろこのために映画があったと言っても良い。映画では描かれなかった鮎喰響の内面がシンプルに伝わってきた。エンディング曲をつけようと思った月川監督、この詞を書いてくれた秋元康、心からありがとう
アヤカ・ウィルソンも適役だったと思う。
薄っぺらいギャルじゃなくてちゃんと自分の考えを持つ女子高生を体現していた。あんな彼女の性格だからこそ父親とのシーンは胸が苦しくなった。
小栗旬をこんな役だけのために、と正直思ったこともあったが上手に売れない作家を演じていた。特に小栗旬がよくいるカフェのシーン。あんなにも煙草くさそうで小汚そうで陰気臭い、良い意味で小栗旬の役の身の丈にあったカフェを使ってることがまた凄いと思った。これから見に行く人はぜひ周りの背景にまで注目して欲しい。

アイドル映画だからといって敬遠する人が居るのであれば、その人は貴重な106分を逃してしまってもったいないと心から同情をする。
平手友梨奈はそこら辺のアイドルではない。それだけはファンとして胸を張って言える。
そんな敬遠する人達のせいで爆死と言われているがもしこの映画が金銭面だけで爆死と言われるならこの日本はくそだ。どうか内容を見てから判断してほしい。きっと価値観が変わるだろう。

以上語彙力の無い平手推しが頑張って語彙力を集めたレビューでした。

蒼
森子さんのコメント
2018年9月30日

同感です。
ヤフコメなどでアンチといわれる方々が必死に爆死とか書いてるみたいですね。
そういった当てにならない評価は無視すべきですね。 ここのレビューでもまさしくアンチと呼ばれる方が本当に映画見て書いてるのか疑いたくなるものもありますから。観て判断するならまだしも。
最初から色眼鏡で観るなら評価は低いに決まっていますから。
でも、年齢層高めの方も結構観にきていましたから公開中に評判が上がりより多くの人に観て欲しいですね。

森子